電脳生活【Computer Life】

　え〜、９９／４／２から１０日間ほど団体ツアーで欧州５カ国を回ってきました。
　で、ホテルでの回線状況と、若干のアクセス報告を(^^;。
　マシンはオリベッティQuaderno33にPC-DOS J7.0/V+Wtermをインストールしたもの
です。モデムはTDKのDF3314E。Nifty接続はCISの通常APから、つまりPPPではない昔
ながら(笑)の接続法です。だって、このQuaderno33、インターネット設定してなかっ
たし、telnet出来ないし(爆)。

　1.ローテンブルグ：Hotel Altes Brauhaus　(ジーバース塔の近く、Wenggasse24)
　モデムセーバーはグリーン。ネット接続を試みるが、不調。回線を開くこ
とが出来なかった。APはStuttgart。0発信で外線に繋がる。トーン回線。ちな
みに、ロビーにインターネット端末＠クレジット決済で英語かドイツ語対応が
あった。

　2.インスブルック：Hotel Graver Baer　（旧市街、Universitaetsstrasse 5-7）
モデムセーバーはグリーン。オーストリアはCISのAPがないので接続せず。

　3.ベネチア：Hotel Boston　(サンマルコ広場からカフェクアドリ脇の路地を入って
　　　　　　　　　　　　　　　橋を渡ってすぐのホテル。)
　ここはモジュラーだったが、モデムセーバーが唯一、赤を表示した。
モジュラーコンセントは端子が三角形に突き出たイタリア独特のもの。

　4.ミラノ：Grand Hotel Brun　（ミラノのサッカー場の近く。Via Caldera 21）
　モデムセーバーはグリーン。時間が出来たので、ニフティに入る。
ミラノのV90/ISDNのAP。最初、ローテンブルグ同様入れなかったが、Wtermの
モデム初期化コマンド「at&c1&d2&w」を、思い付いて「atx1&c1&d2&w」に変更
したところ、アクセス成功。トーンダイヤル。３４分の巡回で、翌日チェック
アウト時の請求が1200リラ。安い。

　5.ジュネーブ：Hotel De Berne　(やたらと美女な男性(^^;が立っているとかいう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　Rue De Berne＜ベルン通り＞沿い)
　モデムセーバーはグリーン。コンセントはイタリアの三角形が流用できる
逆三角形。テストのみでアクセスせず。

　6.パリ：Hotel Le Merdien Paris Etoile　(地下鉄M1でPorte Mariotte下車、徒歩３分)
　　モデムセーバーグリーン。壁コンセントは多種類揃っていた。US型、イタ
リア２本端子型など。念のため、カメラに納める。ただ、電話モジュラーは奥
側ベッドの頭脇、電源コンセントは部屋のほぼ対角線上だったため、延長用の
電話線を繋いでアクセス。ニフティに接続は快調だったが、他機種接続実験も
兼ねたため、１２分の接続と接続失敗３回の基本料金あわせて17フランかそこ
らの料金請求。ATコマンドはミラノから変更なしの「atx1&c1&d2&w」。スピー
ドは11900らしいが結構早い。トーン回線。

　　　補足です(^^;。

　実際は、欧州初日はハイデルベルグのMarriottに泊りましたが、さすがに母親の
目の前でいきなりのネットライフというわけにもいかず、こちらは断念しました。
旅行中、母親の「あんたのせいで手荷物が重いのよ」という白い目と呆れ顔がぁ....(^^A;。

　パリのメリディアンで試した他機種はセイコーのTipoです。これはいまのとこ
ろ、手持ちモデムだと旧式のTDKのDF3314Eしか動作確認取れてないらしく、なか
なか気難しいTronOSのPDAです。ただ、これだとアルカリ電池２本でPPP接続が出
来るし手早くメモがとれるので持ち込みました＞なにせ国内専用１００Ｖオンリ
ーのACアダプタ。
　これのモデムスクリプトが、

　　send"at&f\r"
　　wait"OK\r\n",20
　　send"atx3\r"
　　wait"OK\r\n",5

という謎のスクリプト(^^;なので、手出しのしようがありませんでした。
　もしかすると、３行目を「atx1&c1&d2&w」類似のものに変えて４行目の「５」を
「２０」まで変えればよかったのかもしれませんが、これはもう、Tipo関連のステ
ーションででも質問しないと拙いかもしれません。ちなみに「at&c1&d2&w」という
ATコマンド、Wterm独特のデフォルト初期化コマンドです。「atz」なんていれたら、
起動直後にソフトに怒られます(^^;。

　パリの電話代ですが、明細がいま紛れてるのではっきりしませんが、基本料金２.45
フランＸ３回の失敗でニフティに入った間に９.75フランほどかかったようです。
　しかし、こうやってみると、パリって電話代高いような気がするのはイタリアのリラ
安に馴らされてるせいでしょうか(^^;。諸物価も高かったし(^^;。