さっき、コーヒーを飲みに台所に降りてついでにTVつけたら、教育テレビで
スピルバーク監督へのインタヴュー番組をやっていました。アメリカの番組ね。
新聞見たら10時からだったんで、まぁ途中からだったんですが、彼の作品に対する
姿勢とか、子役俳優達についてとか、人生の中で映画とはどういう位置なのかとか、な
かなか参考になる話が聞けました。
いや、「ゴースト」を書くに当たってのこちらの精神への参考(笑)。
もともとそう映画は見るほうじゃなくて、スピルバークは「シンドラーのリスト」く
らいしかみてないんですよ。「E.T.」も見てない。「未知との遭遇」も見てない。
これでSF好きだってんだから、まぁ「おまえ何見てるんだ」となるわけですが(笑)。
「シンドラー」と「E.T.」に関する彼の姿勢は、「ゴースト」書く上ではかなり意見の
一致を感じるところがあります。「恐れる必要もないものまで恐れてしまう」という
「E.T.」での大人の反応は、《連邦》の「特殊軍に対する恐れ」と同じものだろうし、
「ホロコーストは現実にあったのだ。それを英・露・米が目をつむってしまったがために
600万のユダヤ人が無辜に殺された、それこそほんの幼い子供まで」というのはまさ
しくケリーにとっては真実ですからね。
それにしても。
あんまり気にもしてなかったが、スピルバーグってユダヤ人だったのか。ふむ。
[2001/08/14 23:16:11]