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映画『ロ−ド・オブ・ザ・リング』感想


 以下 映画『ロ−ド・オブ・ザ・リング』及び原に関するネタバレ部分がありますので、映画をまた見ていない方、原作を読んでいない方はご注意ください。これを書いている現在、私は映画の吹き替え版と字幕版を各1度づつ鑑賞、原作は第三部『王の帰還』の5章「ロ−ハン軍の長征」までを読んでいます。したがって原作のネタバレ部分もあるかもしれません。


 プロロ−グは有難かった。実は原作を読んだ時、序章(映画のプロロ−グにあたる部分)でちょっとつまずきかけたので。やはり『ホビットの冒険』を先に読んでおくべきだったかと後悔したのだった。映像で見せてもらうと大変わかりやすい。

 1回目に観た時は、ホビット庄の美しさ、ホビットたちの陽気さやのんきな雰囲気を、ただ楽しむだけだったが、(このときは原作は第二部の最初の部分までしか読んでいなかった)、2回目では、原作の第二部でのフロドの旅の様子を知ってしまったので、あの美しさがいとおしい。涙がでたよ。

  塚人、トム・ボンバティルは映像で観たかった。カットされていて残念。全体の流れを考えると仕方ないとは思うけど。

  アルウィンの登場とアラゴルンとの関係や、裂け谷に各種族の代表が集まってくる会議の場面は、唐突に感じられる。なんでいきなり?みたいな。
それに、字幕の訳。エルロンドの…cannot stay here…を「よそにやる」って・・・ちょっと違うぞ!
吹き替えでは「ここにはおいておけない」(うろ覚え)だったような。
それにしても、裂け谷は美しい!あの風景の一部になってみたい。
 
 モリアの坑道の場面は怖かった。特に橋を渡るところ。私は橋が大嫌いなのだ。つり橋ですら絶対に渡りたくない、と思っているのに、まるで平均台のような一本道なんて怖すぎる!ずっと手に汗を握って観てしまった。ガンダロフが落ちるところ、「早く行け!」(字幕)ではなくて「行け!馬鹿者!」(吹き替え)の方がいいよ〜。

 ロスロリエンの森の場面はもっとゆっくり観たかった。ガラドリエルがみんなに贈り物をくれる場面とか・・・
(DVDには加えられるようなので、楽しみ)
ガラドリエル役のケイト・ブランシェットは「エリザベス」の白塗りバ−ジン・クィ−ンの印象が強すぎて、ちょっと・・・。

 字幕が問題になっているようだが、最後の方の、ボロミアが、フロドから指輪を奪おうとするシ−ンでのフロドのセリフ、「You are not yourself!」「嘘つき」っていうところは、「違う」と思った。やはり、話としてはボロミアが指輪の魔力に「自分を見失っている」状態なのでは?「嘘つき」とはちょっと違うでしょ?
 後、死に行くボロミアとアラゴルンの会話部分のボロミアのセリフ「Our people. Our people.」「I would have followed you, my brother, my captain, my king.」「我らが種族・・・人間達。心残りだ。我らが兄弟 我らが隊長 我らが王よ」と訳している部分(吹き替えでは「我らの民 我らの民。あなたに ついていきたかった。我が兄、我が王よ」(うろ覚え)は、吹き替えの訳の方が正しいように思う。だって、いきなり隊長って・・・何?
話の流れや、内容からすると、吹き替えの訳の方が適切だと思う。

 「これは三部作のなかの第一部なんだ」ということをわかりやすく表示した方がいいように思う。原作の存在を知らない人もいるし、なんでこんな中途半端な終わり方?と思った人もいたようなので。


なんとなく、思いつくままに書いてみました。
とにかく、おもしろい!原作を読んだ人も読んでいない人も観て損はしない。3時間近い作品があっという間だった。今まで、好きな作品は映像化して欲しくなかった。イメ−ジが違いすぎる、ということが多くて。でも今回は不満はほとんどない。いや、よくココまでやってくれた、ありがとう、という感じ。本当に何度でも、何度でも観たい映画だ。早く、三部まで続けて観たいわ。あぁ、待ち遠しい!

 


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