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2006/8/4 (Fri)
ロンドン最後の朝。現地時間で今日の夕方の便で帰国。
長いような短いようなあっという間の2週間。
密度の濃い毎日だったな。日記を書こうと思っていたのに、そんな時間がなかったのが残念。
にでも帰ったら楽しかった日々の記念に少しでも書き足していきたい。
あ〜、帰りたくない。日常生活に戻りたくないよ〜




2006/8/6 (Sun)
昨日無事帰国。
今日は成田から送った荷物が届き、整理や洗濯をして過ごす。
元気な娘は朝から部活へ行き、午後は浴衣を着てお祭りへ。息子は一日のんびりして、夕方から近所の友達にお土産を配りに行った。
明日からは仕事だ。もう日常生活が始まってしまったんだ。





2006/8/9 (Wed)
月曜日から私は仕事に子供たちは部活にとどっぷり日常生活が戻ってきた。
ゆっくり旅の日記を整理しようと思っているのに、濁流のように押し寄せてくる様々な雑事に時間を取られて全然手付かずのままだ。でも忘れてしまわないうちに、なんとか書いておきたいものだ。

今日は台風接近の雨の中、娘が4泊5日で部活の合宿に行った。あまりの降りと大きな荷物で駅までタクシ−を頼んでの出発。
娘がいないとなんとなく家の中が静かな感じがする。
息子は今日は部活が休みなので、小学校時代の友達をプ−ルに行く予定だったが雨で中止。プ−ルにはいけなかったものの、一緒に遊んで楽しんだ様子で機嫌がいい。

帰国早々図書館から予約していた本が入ったと連絡があり、3冊借りてきたが、今日もまた1冊入ってしまった。どれも待っていた本だったはずなのに、なぜかあまり読む気がしない。でも次の予約があるので早く返却しなきゃならない。
今は小説という気分ではないんだよね。読んでいるのは中谷美紀の「インド旅行記T」。中谷美紀という女優さんはドラマ「ハルモニア」や「永遠の仔」を見て以来注目していた人だけど、この旅行記もとても面白い。
あ〜早く図書館本を読まないとな〜。




2006/8/11 (Fri)
ロンドンでのテロ未遂の報道を聞いて衝撃をうける。
ほんの1週間前にヒ−スロ−空港を使ったばかりなのに。
事件の前に帰ってきてよかった。





2006/8/12 (Sat)
今日は息子が友達の家に泊まりに行くことになっているので、朝から待ち合わせ場所の立川駅まで送っていく。

立川といえば私が生まれ一番長く暮らした場所。今でこそ実家があるわけでもなく、訪れる用事もないため疎遠になっているが、懐かしい土地であることは変わりはない。息子と別れた後国立〜立川とよく歩いた道を散策した。
大学通りを谷保駅に向かって歩く。幅広くまっすぐに続くこの道が大好きだった。春には桜で有名なこの道も今は緑が濃く、歩道に涼しい陰を落としている。
まだ朝早いた開いているお店が少ないのが残念だったけど、よく行った本屋で数冊の本を買った。掛けてもらったカベ−の柄が懐かしい。
桐朋学園のところを右に曲がり立川方面へ。住んでいた頃はたいした距離じゃないと思っていたけど、今こうして歩いてみると結構遠いじゃないか。あの頃は私も若かったのね。
少々くたびれながらも、通った中学、図書館や友達の家などを見ながら歩いた。この街を離れて17年。高い建物が増えて風景が大きく変わっている。多くの部分で「あれ?こんな感じだったかしら?」と思った。

午後は美容院へ。ロンドンで痛んだ髪のトリ−トメントと白髪染めのため。
今日持参した本は「乙女なげやり」(三浦しをん作)。この人のエッセ−は面白くて読み出したら止まらない。本当はゲラゲラ笑いたいところだけど、場所を考え心の中だけで笑うように気をつけていた。ところが最後ブロ−してもらっている最中、あまりのおかしさに思わず「ぶほっ」っと噴出してしまった。ハンカチで顔を押さえ、肩を震わせて笑う私を心配そうな怪しそうな目で鏡の中から見つめる美容師さん。笑いの発作がおさまったあと、「本があまりにおかしくて・・・」と言い訳した。「突然何が起こったのか心配しちゃいましたよ〜」といわれてしまった。
人が多い場所でこの人の本を読むのは危険だ。これからは誰にはばかることもなく大声で笑えるところで読もう。

娘も合宿中。息子もお泊りと珍しく子供が不在の夜。
食事も手抜きして楽しむぞ〜と意気込んだものの、美容院で冷えたのかお腹を壊してトイレに何度も駆け込むはめに・・・・
せっかくの夜だったのにな・・・




2006/8/17 (Thu)
世間はお盆休みというところが多かったようだけど、私は毎日仕事。2週間も休んでしまったツケがやってきた。
しかも思っていた以上に忙しい。来客数は少ないのに、休みということで普段銀行に来ない男の人が多い。そういう人は慣れていないので、お互いの意思の疎通を図るのが結構大変なのだ。神経を使うせいかこの数日肩こりと頭痛に悩まされていた。
あまりに頭痛がひどく、しかも接客中に貧血になってしまったので、仕事帰りにマッサ−ジに寄った。肩や首筋を揉み解してもらってちょっとだけ楽になった。でもまだ足りない感じ。マッサ−ジをしてくれた担当者さんが「腰から上がものすごく凝ってますね。どうしたんですか」というくらい。
帰国してから週末以外は休みもなく時差ぼけもどこかに行ってしまうほど忙しかったし、せっかくの週末はお腹を壊してトイレにこもりっきりだったし。疲れているのと職場でク−ラ−に毎日冷やされているのが原因なんだろう。

旅行記・・・ぼちぼちはてなダイアリ− の方に書いてます。




2006/8/21 (Mon)
土日は息子のクラスメイトが泊まりに来ていた。
仲良しだから・・のお泊りではなく、学校のプログラムの一環で、事前に数人でグル−プになりそれぞれの家に泊まり一緒に何かするという、いわゆるホ−ムステイだ。ま、一泊だけど。
うちに来てくれた子がとても人懐っこくて、いろいろ話してくれたのがとても楽しかった。なんせ息子は何を聞いても「わかんね-」「知らない」で終わってしまうんだもの。
家とは違う息子の顔も見れたし、いろいろ疲れたけどいい経験だった。

今日の甲子園の決勝の再試合はきっとすごく視聴率がよかった
だろう。だって、午前中はものすごく忙しくて常に5〜6人待ち状態だったのに、1時近くにはぱたっと人がいなくなったもの。
昨日の試合が本当にすごかった。今日は試合を見ることはできなかったのが残念。両方に勝たせてあげたかった。





2006/8/25 (Fri)
今日は25日の給料日で週末なので思ったとおりの忙しさだった。

仕事の帰り道、どうにも身体が重くうまく歩けないなと感じながらもなんとか帰り着いた。
倒れこむように横なり熱を測ってみると37.8℃。このだるさは熱が上がる時のものだったのか。そういえば節々も痛いし身体の芯の方で悪寒もする。

それでもお腹をすかせた子供たちに晩御飯を食べさせなければならない。黙っていると具合が悪いことに気づいてもらえないので、「具合が悪い、熱がある、でもあなたたちのために頑張ってご飯を作っているのよ」と3割くらい大袈裟に騒ぎながら用意をした。
これも「多少具合が悪くても自分の役割を全うする」ことを息子に見せるため。
うちの息子ときたら、ちょっと疲れた、眠いなどというとき「身体の調子が悪い、学校(部活)休みたい」という軟弱者なのだ。さすがに学校を休ませたことはないけど、この夏休みも何回か部活を休んでいる。まったくもって根性なし。
身体をいたわるのも大切なことだけど、これからの人生様々な場面で「体調は悪いけどちょっと無理してでも頑張らないと」ということが出てくるだろう。息子にもそういうことに気づいて欲しいのだ。

熱って、どんどん上がっているときにはつらいけど、上がりきってしまうと不思議と楽になる。
38.3℃まで上がったら身体の痛みや悪寒がなくなった。
お風呂に入って汗を流し身体を十分に温めたらすごく楽になった。熱も37.2℃まで下がったし。
思うに職場で芯までク−ラ−で冷やされたあと、暑い外に出て体内にこもった熱を放出できなかったのではないかと思う。
この年になると身体を冷やすもはよくないんだな。でも、子どもたちには熱が下がったことは内緒。




2006/8/26 (Sat)
昨晩熱が下がってよかったと思っていたら、寝ている間にまた上がったらしく朝身体中が痛くて起きるのが大変だった。
でもなんとか子供たちを部活に送り出し、布団へ逆戻り。熱を測ってみると38℃を超えていた。どおりで苦しいわけだ。

窓を締め切って毛布2枚をかけても寒い。のども赤く腫れている。やっぱり風邪なのか。
お昼ごろまでうつらうつらと眠り、だいぶ楽になった。

いつまでも寝ているわけにもいかず、起きて息子の昼食の用意などする。
「ハハ、元気になったの?」とうれしそうに聞いてくれるのがうれしい。





2006/8/27 (Sun)
今日は息子の剣道の昇級審査。具合が悪いなんて言っていられない。昨晩気合を入れて早く寝たおかげか朝にはかなりすっきりした気分になっていた。
お弁当のおにぎりを作り、駅まで送っていく。剣道って荷物が多いな〜大きな防具入れ、竹刀と木刀を入れた袋、胴着とお弁当・水筒を入れたバッグ。ひとりで自転車で運ぶにはちょっと多すぎる荷物だ。

午後、無事に2級に合格して帰ってきた。誰でも受かるような級なのかもしれないが、夏休み初めに2週間も休んでしまったのでちょっと心配していたのだ。よかった。

夏休み最終日の娘は朝から宿題に取り組んでいた。要領のいい子なのでかなり残っていた宿題をなんとか終わらせることができたようだ。

息子の方は全然宿題が進まない。毎日作家の原稿を待つ編集者のまねをして「のこりX日で締め切りですよ〜、このままじゃ連載に穴があいちゃいますよ〜。宿題お願いしますよ〜」とせっついているが・・・娘と違って要領も悪いしな〜どうなるんだろう。

私の夏休みも今日で終わり。明日からまたお弁当作りが始まる。
朝起きるのはつらいだろうな・・・




2006/8/31 (Thu)
今日から息子も学校が始まった。さっきふたり揃って登校していった。やれやれ・・・
昨晩は、私が寝たのが午前1時。息子は2時を過ぎていたのではないだろうか。おかげで今日はきっと仕事中眠くなるだろうな。
昨日は宿題の最後の追い込み。ここ数日だいぶやり始めていたけど、「ボク、お尻に火がつかないとできないタイプなんだよ」って!既にお尻だけでなくかちかち山の狸のように、背中にも火がぼうぼうついているでしょ!!背中どころか全身火達磨かも・・というくらいだったのに、やっと本気になったのが昨日。
さすがの息子も、部活から帰ってきた2時ごろから、しぶしぶながらもやり始めた。
でもね、残っている量がはんぱじゃない。数学の問題集の採点と解きなおし、地理と理科のレポ−トがまるまる。よくもまぁ、こんなに残しておいたものだよ。
結局地理と理科は、下調べにネットで検索することだけは私がやった。本当はいけないんだけど・・・もう私も火達磨!
少々の休憩と食事とお風呂以外の時間は息子も宿題に集中していた。10時間くらいやっていたかな・・・
やればこれだけ集中できるんだから、もっと早くにやっておけば楽だったのにね。
今朝はちゃんと時間に起きて登校した。いつも朝に弱い息子は文句ぐちぐちなんだけど、寝不足は自業自得なので観念したらしい。

さぁ、私も仕事に行ってこよ〜
今晩は早くねるぞ〜〜