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2006/7/1 (Sat)
7月だ!私にとって1年中でたぶん一番好きな月。
誕生日もあるし、結婚記念日もある。OLをやっていた頃は毎年7月に夏休みを取っていたので、たくさんの思い出が詰まってもいる特別な1ヶ月だ。そして今年もとても楽しみにしている計画がある。

お楽しみの前にはまず片付けなければならないこと。
月曜日から試験が始まる娘に頼まれて、日本史の史料作り。中学の時には試験のたびに日本史だ世界史だ理科だと手伝ってきたけど、高校生になってもか・・・しかも範囲がより広く、深くなり量が多くて大変。
私は高校生の時一番嫌いな科目が日本史だった。日本史そのものが嫌いだったわけではなく、日本史の先生が大嫌いだったのだ。そのせいで授業を聞く気にもなれず毎回寝ていたっけ。試験前には教科書を丸暗記してなんとか乗り切ったものだった。
まさかこんな年になって必死に日本史のノ−トをにらんでいることになるとは思いもしなかったことだ。





2006/7/2 (Sun)
寝坊ができる日曜日はうれしい。
昨晩イングランド戦を見ながら試験勉強していた子供たちだけど、最後までは見れなくて寝てしまったらしい。朝起きてみたらイングランドが負けていてがっかりしていた。私は試合を見ることもできずにさっさと寝てしまったけど。

曇りかと思えば雨がぱらついて・・・というはっきりしない天気。私を含めて各々やらなければならない課題に取り組むがどうも集中できない。天気のせい?やる気のせい?
それでも私はなんとか娘の頼まれていたものは終わらせた。A4に紙に8ペ−ジ分の日本史。結構頑張ったよね?
息子は明日で試験が終わるので、最後の勉強。なんせ明日は前回の試験で恐ろしいほどできなかった地理だもの。なんとかしなくちゃね。
娘は明日から3日間が試験。こちらも今までになく頑張っている感じ。
試験が終わり夏休みに入ったら楽しいことが待っている!
私も子供たちもあと3週間後を楽しみにして頑張ろう〜!




2006/7/3 (Mon)
息子の期末試験が終わった。なんだか肩の乗っかっていた重いものがなくなった感じでスッキリ。
試験を受けた本人よりもきっと私の方が力んでいたに違いない。
なぜなら、あまりに点数が悪いと夏休みに入ってからの保護者面談、本人は指名補習があるからだ。もしそれに該当してしまうと、計画に影響が出てしまうのだもの。楽しい夏休みを過ごすためには私も必死よ〜。
後は返却されるのを待つばかり。やれやれと思っていたら、英語の試験問題が裏表に印刷されているのい気がつかず、裏面はまるっきり手付かずになってしまったという!ありゃ〜〜〜。再試験決定。指名補習だけはなんとかクリアして欲しいものだ。






2006/7/4 (Tue)
隣の席のSさんが今日はどつぼにはまって大変だった。朝一でちょっとしたミスをしたのがきっかけで、その後も立ち直れずミス連発。私もひとつ躓くとなかなか立ち直れないので気持ちがよくわかる。うぅ・・・可哀相だ、つらそうだ・・と手出しもできず見守っていたら、私までやっちゃった!連鎖反応?
結局1日中お互い復活できずに、もうだめだ・・・今日はもう帰りたいよ〜とつぶやきながらの仕事。こんな日もあるさ、とは思うものの疲れた・・・




2006/7/8 (Sat)
3日も日記を書いてなかった・・・

今日は学校が休みの土曜日。部活があるとはいうものの、お弁当を作らなくてもいいので、ちょっとだけ長く寝ていられるのがうれしい。

先日の試験がすべて返ってきた。予定通り英語は再試験だった。半分ちかくやってないんだもの当然だ。他には数Bが再試験。これもやはり・・・かな。
前回とてもひどかった理科が今回は一番いい出来だった。重点的に勉強したからだろう。再試験も頑張ってもらいたいものだ。
そうすれば22日からのロンドン行きも思い切り楽しめるだろうから。





2006/7/10 (Mon)
ねっとりと身体中のまとわりつき息苦しくなるような湿気と暑さのせいだろうか。ミサイルをちらつかせて脅している国のニュ−スのせいか、「24歳にもなって・・・」といわれ母親を殺害した大学生、父親が勉強に厳しい事が原因で家に火をつけた高校生などの報道をみたせいか。
どうもいてもたってもいられないような焦燥感にかられ、一日中落ち着かなかった。身体の中心あたりがどよ〜んと重くなって、泣きたいのか怒りたいのかもわからない。苦しいのか不安なのかもわからない。
学校にいるはずの子供たちを思う。私はちゃんと子供たちを育てられているのだろうか。試験の結果を聞いて「悪かった科目は次回もうちょっと頑張ろうね」と声をかける。それはどこの家でも同じだと思いたい。
でももしかしたら子供の負担になってる?いつか殺してやりたいと思っているんじゃないか?でも、そんな風に考えるのは子供を信じていないから?
それにミサイルがまた発射されて戦争になったら?どうしよう。未来はどうなっちゃうの?
そんな考えがぐるぐるしていいようもない不安と重苦しい気分になる。

そんな感情と戦いながら一日を過ごした。
夕方帰宅した子供たちの顔を見てなんだかほっとする。いつもと変わらない表情。さあお風呂だご飯だとバタバタ過ごす夜が愛しい。この平和で平凡な日々がどうか続きますように・・・




2006/7/11 (Tue)
昨日のあの変な焦燥感はやはり気候のせいだったようだ。
今日は仕事だったのであれこれ考える暇もなく仕事に集中した。おかげで気持ちもすっきり切り替えられた感じ。こういう時家庭以外の役割があることがありがたいと思う。子供だってきっと学校と家以外の自分の居場所が必要なんだろうな。

最近息子とよく話しをする。
小学校の後半からごく最近までかなり不安定で大丈夫かなと心配する場面もあったけど、このごろは愚痴も多いけど以前に比べてため息をつくこともなくなり、表情も明るくなった。まだまだ反抗や不安材料はあるものの、私に対して「うざい」という言い方に棘がなくなった。「あなたの「うざい」は「大好き」って意味だと解釈してるよ〜、もっと言っていいよ〜」と冗談で返せるような雰囲気になった。
昨日のように学校へ行っている時間には心配に取り付かれることもあるけど、面と向かって話をしているときには以前のようなあやうさが少なくなってきた。息子に関しては長い目で見守っていかなきゃいけないタイプなんだろうな。




2006/7/13 (Thu)
4X歳最後の日だっていうのに朝からだらだら過ごしてしまった。来週末にせまったロンドン行きのためにオットに頼まれた物を買いに行くつもりだったのに。暑さと寝不足で出かける気になれずにひたすらごろごろして本を読んでいた。

先日文庫化された『DIVE!!』を読む。もちろん先に出版された講談社版の方も4巻全部持っているけど、形が変わるとまた違う感じで読めるのが不思議。
4巻が出るのをそれはそれは首を長くして待ったこと、買ってすぐにサンシャインのベンチで読み通したこと。中学受験だった娘が勉強に飽きたり行き詰まったりすると『DIVE!!』を読んで元気を貰っていたことなどを懐かしく思い出しながら一気に読んだ。
息子にも読んでもらいたいし、多くの中学生高校生にも読んでもらいたい作品だ。文庫化で手に取りやすくなったので、大人にも読んでもらえるかな。
『DIVE!!』の作者の森絵都さんが『風に舞い上がるビニ−ルシ−ト』で直木賞を受賞した!すご〜〜い。おめでとうございます。
うれしい反面、7年以上前から森絵都作品にほれ込み地味に布教してきた者としては、好きな人がすごく偉くなって遠い存在になってしまったような一抹の寂しさも感じてみたりして・・・

学校からの帰り道で誰かのケ−タイを拾った息子。交番に持っていったけど、生憎巡回中で誰もいなかったらしい。不在時用のインタ−フォンで連絡したら後で家まで取りに来てくれた。
拾った場所や時間などを聞き、書類に署名をして引き渡し完了。
6ヶ月たっても落とし主が見つからなかったらもらえますけどどうしますか?と聞かれたが他人のケ−タイなど貰っても困るだけだし、何よりもきっとすぐに落とし主は見つかるだろう。
警察も大変だな〜




2006/7/17 (Mon)
息子の再試験も終わり、しばらくは「勉強したら?」といわなくてもいいのがうれしい。

土曜日も日曜日も授業だ部活だと子供たちが学校へ行ったせいか、なんだか3連休なような気がしない。

昨日までの猛烈な暑さも、今日は雨のせいかかなり和らいでいた。夏大好き人間の私もあの暑さには少々参ってしまった。
気がつくとパソコンに向かいながら、本を読みながら、TVを見ながら、居眠りしていた。
暑さでバテていたからと思いたいな。まさか年のせい・・・なんてことは・・・ないよな?

今日は娘とお買い物。
母は私と娘がふたりで出かけるといつもなんだか機嫌が悪い。誘って欲しいのかもしれないけど、誘っても「都会は嫌」と言ってこないんだよね。なのに、どうも私と娘の仲がいいのが気に入らないような態度を取ったりする。
母は継母にシンデレラのように虐められていたらしいし、私ともいろいろあってこんな風に仲良くはなかったから、きっと嫉妬してるんだろうと思うけど。でも、母に遠慮していたら私と娘の関係も悪くなってしまうと思うので、なるべく気にしないようにしよう。もちろん、できるときにはなるべく母を尊重するようにはしてるんだし。




2006/7/19 (Wed)
もうすぐ楽しい日々がやってくるというのに、空模様と同じように雨まじりの心。

大体私は本当はすごく小心者なのだ。だからこそ、寝坊して子供を遅刻させたこともないし、どんなに朝が早くても目覚ましがなる前に目が覚める。それは朝に強いのではなく、「起きなきゃ!」とい思いが強すぎて眠れないだけ。
旅行にしても、電話をかけるにしても、何度も何度も頭の中でシュミレ−ションして、準備して、確認して間違いや事故のないようにしないと落ち着かない。
なのになんかどど〜〜〜っといろいろ押し寄せてきて溺れそう。

私は子供たちや母や周りの人を傷つけないように、できるだけ気を使っているつもりだけど、逆に私の心を気遣ってもらったことってあったっけ?幼い頃から「あの子は強いから」って。私だって傷つくしいつも孤独だったのに。





2006/7/20 (Thu)
7月の仕事は今日でおしまい。
なんとか無事に終わらせることができたようだ。ほっ
昨日は少々落ち込んでしまったけど、今日はもう元気。


*-*-*-*
ロンドンいる間は更新できないかもしれないし、時間があればするかもしれません。
ここか、もしくははてなダイアリ− に書くことになると思います。




2006/7/22 (Sat)
今日から行ってきます。
そういえば7月22日は結婚記念日だったような・・・・
海外で結婚記念日を過ごす日が来るなんて17年前には想像もしてなかったな。




2006/7/24 (Mon)
ロンドン時間の7月22日夕刻になんとか入国。
荷物がひとつ出てこない、入国審査がめちゃくちゃ混んでいる、などドタバタしてしまったけど、オットに無事に会えてよかった。
22日は夫の部屋に行き荷物の整理をし、夕食を食べ行って、疲れ果てて寝た。

23日の朝は、娘がリ−ジェントパークで走るというので、私も一緒に行って散歩する。
そして夫が作っておいてくれたカレーライスとポテトサラダで朝食。
結婚して初めてオットの手料理を食べた!カレーもサラダもおしかったし、家族4人そろっての朝食なんて本当に久しぶりなので、子供たちも喜んでいた。

朝食の後は、日曜日しかやっていないマーケットなどを見て回る。
日本にはないような物がいろいろあって、見ているだけで楽しい。
くる時は日本はまだ梅雨で涼しかったけど、こちらは暑い。今年は記録的な猛暑らしいけど、本当に暑い。ただ湿度が日本ほどないので、汗が流れるようなことはない。
夕食は息子の希望によりパスタを作った。それにしても夜9時でもまだ明るいって!びっくり。

24日は観光コース。
ロンドン塔、ウエストミンスター寺院、タワーブリッジ、ビッグベン、ロンドンアイなどを見て歩く。前回来た時にも見た場所ばかりだけど何度でも楽しい。
バカンスのシーズンなので、どこに行っても人が多いのにはちょっと疲れた。
前日から歩いて歩いて歩き通しなので、足は棒のよう。しかも筋肉痛。
気持ちは張り切っているのに、身体が付いてこない。しかたなく5時ごろには家に帰る。
この日の夕食はポルトガル料理のレストランで。美味美味。

25日から2泊3日でパリへ行く。ユーロスターで国境越えだ。
このパリの旅がハプニング続きで大変だった・・・・
それはまたいずれ書けるかな。





2006/7/25 (Tue)
パリへの旅行はユーロスターとホテルのパックツアーだった。
パスポートとチケットをチャックと、荷物のチェックだけ。出国等のスタンプを押すこともなく簡単に手続きは終わった。
ファーストクラスに憧れる私たち家族のため、ユーロスターのビジネスクラスを予約してくれていたオット。
ゆったりしたシート、飲み物や食事のサービス。最高の気分でロンドンのウォータルー駅を旅立ったのだった。この後思わぬ出来事が待ち受けていることも知らずに・・・・

パリに到着。こちらではパスポートを見せることもなく駅を出る。あまりに簡単なので、本当に他国来たのか疑ってしまうほど。電車にのったまま国境を越えるなんて日本じゃ考えられないことだしな。
アナウンスや表示が仏語になっている点が「ここがおフランスなのね〜」とも思わせるが、読んでもよくわからないことにかけては仏語だろうと英語だろうとあまりかわらないのだ。そういう意味ではあまりフランス!に来た!という実感はない。

メトロを乗り継いでホテルに向かう。パリでは降りるときも乗るときも手動でドアを開けるのね。だからきちんと止まらないうちにドアを開けて降りる人もいるのがちょっと衝撃。
日本では電車に乗ると、やれ次はどこどこ駅だとか、白線の内側歩くな、忘れ物をするな、何線への乗り換えはどこなどひっきりなしにアナウンスされるけど、パリでは何もない。駅名すら言わない。
なので自分で必死に駅表示を確認する。私はこれでいいと思うな。日本はあれこれうるさすぎ。

目的の駅に着き、ホテルを探す。フォションが近い。ディスプレイされたマカロンがおいしそう・・・
ホテルも見つかりさてチェックイン・・・と、フロントのお姉さんと話す夫。ところがなにやらお互いの顔つきがおかしい。
聞き耳をたてていると、どうも「Not resevatuon」という言葉が聞こえる。予約確認のメールのプリントアウトなどをみせて詰め寄るが、お姉さんは「Non」と首を横に振るばかり。
どうなっちゃうの?とはらはらしながら見ていると、どうやら別のホテルを紹介するから待てと言っている。何軒か電話をし、やっと部屋確保できたようだ。
しかし、そのホテルに行ってみて驚いた。ダブルの部屋2つ・・・確かにそうなんだろうけど、ダブルといってもセミダブル?シングルがちょっと大きくなったようなベッドが6畳ほどの広さ(狭さ?)いっぱいにあり、
しかも猛暑のパリなのにエアコンなし?!暑いぞ・・・予約したはずのホテルはツイン二部屋でエアコン付きだったのに。みんなでしばしボーゼン。このベッドに二人づつ寝る?この暑さで?
でも、ここであれこれ言っていても時間がもったいないので、とりあえず荷物を置いて観光へ。
コンコルド広場、シャンゼリゼ通り、凱旋門と歩く。しかし暑い。ロンドンよりも暑い感じ。しかも観光客らしき人たちが多い。(自分たちだってそうだけど)
暑さとホテルの件でせっかくパリに来たっていうのに、気持ちが浮き立たない。

パリも9時過ぎまで明るい。
汗まみれになって疲れ果てて、足を引きずるようにホテルに戻る。
私と娘、オットと息子に別れて部屋に入りシャワーですっきり汗を流した。そしてもうほとんど寝そうになった時、オットが「今からホテルを移動するから準備して」といいに来た。
何がなんだかわからないが、とりあえず出したものをカバンに詰め込み、風呂上りのかなり寛いだ姿のままホテルを後にした。
5分ほど歩いた所のホテルに改めて入る。
一番最初に予約していたはずのホテルよりグレードが下で、エアコンもなく狭かったことと、セキュリティ的に気になったことなどからホテルを探しなおしてくれたらしい。
今度のホテルはエアコンもあるし、ツインとダブルのちゃんとしたベッドの二部屋が取れた。
今回ほどオットが頼もしく見えたことはない。私じゃ言葉も通じないし、ここまで粘ってホテルを探したりはしなかっただろう。

疲れ果てぐったりしてパリの一日目は終わった。





2006/7/28 (Fri)
いろいろあったパリでの様子は、順次日付をさかのぼって書くことにします。

今日はオットは仕事に行き、ずっと歩き詰めで疲れた私たちは午前中は家でまったり。
午後は娘をショッピングに行った。週末のせいか街は人が多い!