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2006/1/1 (Sun)
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
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元旦は子供たちとオットの実家へ行く。2年続けてオット不在のお正月だ。
オットはいないし、30日まで仕事が忙しかったし、子供たちはおせち料理はあまり食べないし、などど自分に言い訳をしてお正月らしいことは何もしていない。年賀状すら書いてない・・・
なんともお正月らしくない新年の始まりだ。
実家の近くの神社へお参りに行く。今年は息子の受験を目前にして神様にも仏様にも藁にでももすがりたい気分。念入りに拝んだ。お義母さんに破魔矢とお守りを買っていただき、弓矢好きの息子は破魔矢にうれしそうな顔をしていた。
おせち料理をいただき、お年玉もいただき、我が家では味わえない新年気分を味わった子どもたちだった。
本当はゆっくりしたいところだったけど、翌日の朝から息子の冬期講習が始まるので6時過ぎに帰宅の途につく。
2006/1/2 (Mon)
今日からまたお弁当作りの日々が始まる。
なかなか起きられない息子を叩き起こし塾へと送り出す。心の中ではもっと寝かせておいてあげたいとか、ゆっくりさせてあげたいと思うけど、甘えさせていたら息子のためにならないと心を鬼にして行かせた。
あと1ヶ月のうちには決着がつくのだもの。早ければ2週間以内だ。それまでの辛抱だ。
昼前から母と娘と3人連れ立って池袋の初売りに行く。
毎年何かしら福袋を買っているが、今年は目当てにしていたブランドの福袋が売り切れだったので買う気が失せた。おかげで無駄使いしないですんだ。母はハンカチの詰め合わせを2000円で、私はストッキングや靴下の福袋を1000円で買い満足。娘はセ−タ−とスカ−トをセ−ルで買い満足していた。
池袋は西武も東武もすごい人出でレジに並ぶのもすごく時間がかかった。たいした買い物はしていないのに、人ごみに酔ってしまった。
2006/1/3 (Tue)
子供たちがそれぞれ出かけた後は、箱根駅伝を見ながら掃除をする。毎年のことだけど、年末の大掃除がちゃんとできないので、気が付いた部分を時間があるときに少しずつやっていくしかない。
箱根駅伝は見ごたえがあった。7区あたりからはなにもかもほったらかしてずっとTVにくぎ付けだった。
最近やっとスポ−ツの中にある、作り物ではない本物のドラマのよさがわかるようになってきたようだ。特に学生のスポ−ツは限られた年齢でしかできないものだけに余計に感動も大きい気がする。
*-*-*
今年の目標。
「自立」・・ひとり暮らしをするってわけではない。経済的なことでもない。精神的な部分で。どうも私は子供たちの母親であることが生活のほとんどを占めていて、子供にも干渉しすぎるような気がするのだ。今年は娘は高校に、息子は中学に進学するので、この機会に精神的に子離れしようと思う。
2006/1/4 (Wed)
私は今日が仕事始め。年末ほど来客数は多くなかったけど、届け出関係が多く、ひとりひとりに時間がかかったせいで、忙しかったという印象。
そんな中、ATMで自分でした振込みに不満があるのか、窓口にきて絡み始めた男の人がいた。「振り込んでやってるのに、手数料なんて取りやがって」とか「振込みの証拠がなんでこんな紙っぺらなんだよ!」とか言っている。「こんな振込みやめだ!すぐに金返せ」とまで怒鳴っている。すぐさま上司が出てきてなだめ始めたけど、はっきりいってこちらの落ち度などではなく、ただクレ−ムをつけたいだけの人の様子。だってATMで自分で振り込んだんでしょ。最後に確認のボタンを押して、お金を入れたのは自分でしょ?なのに、散々怒鳴りまくったあげく、組み戻しさせていた。本当に訳がわからない。
年末や年始って、普段あまり銀行にこない不慣れな男性がわりと多くて、よくわからない理由で突然キレたり、すぐ怒鳴ったりする人がいて不快。中には缶チュ−ハイを飲みながらとかワンカップのお酒を飲みながらの人もいる。あ〜、やだやだ。
2006/1/5 (Thu)
息子が持たせたお弁当を一口も食べずに持って帰ってきた。
食欲がないかったというが、時期が時期だけにいろいろ勘繰ってしまう。試験が近づいてきたので、プレッシャ−?それとも具合が悪い?ただ食べたくなかっただけ?心の中では様々な考えがぐるぐる渦巻くけど、それを息子に見せちゃいけないと顔に笑いを貼り付けて相手をする。
軽いものなら食べられそうだというので、おそばを茹でた。大和芋を摩り下ろしとろろも作る。2人前のそばを茹でたがほとんど完食。とりあえずちょっと安心。
娘も「なんか家の空気が重い」というけど、ほんとにそうだよな。
息子の言動に一喜一憂して振り回されている感じ。12月の担任とのことがあってから余計に息子の顔色をうかがってしまっている気がする。
もっとでん!と構えて、いちいち揺らがないでいたいのに。
2006/1/6 (Fri)
今月末には近辺の私立高校の入試がある関係で、受験料の振込みが多い1日だった。
受験料の振込みは他のものに比べてものすごく気を使う。願書にも出納印を押すものもあるので、もれがないように、汚さないように、切り間違い、書き間違いがないように、などなど。もちろん、笑顔と頑張ってくださいね、風邪をひかないようにねどの言葉も忘れないように。
笑顔といえば、いつも来るお客様を受けたとき、「あなたの笑顔は100万ドルの笑顔ね」と大きな声で言われた。この人、いつもものすごく大げさに誉めてくれたり、お礼を言ってくれたりする人で、これもただのお世辞だとわかっている。お世辞でもうれしい反面、後方の人が笑いをこらえているのがわかっているので、恥ずかしくてきまり悪かった。
2006/1/7 (Sat)
娘は今日から3学期が始まる。
息子は1月2日から続いた冬期講習の最終日。毎日朝9時前から4時すぎまでの講習が6日間、よく頑張ったと思う。
なんとなく、区切りの感じがする日だ。
午後から美容院に行く。夏ごろから少しずつ伸ばしている髪が肩をすぎた長さになった。乾燥と静電気、マフラ−に巻き込む、コ−トに擦れるなどで今毛先がかなり痛んできたので3cmほど切ってトリ−トメントをしてもらう。帰るときにはサラサラになっていた。髪を切って気分転換にもなったおかげで、ここ数日テンパっていた気持ちも明るくなった。
もうここまできたら、あとは野となれ山となれ、まな板の鯉、人事を尽くして天命をまつ、案ずるより生むが安し、などなどの言葉が頭にいっぱい。息子本人も「心配しないで」と言うし。なんとかなるでしょ。
自分のことだったら、きっとこんなに心配しないんだろう。子供といえど別の個体なんだ。どんなことだって、代わってあげることはできない。本人に任せるしかないんだ。わかっていても、見守ることしかできないのがつらくなる。でも、息子が自分でやり遂げなければならないんだ。
2006/1/9 (Mon)
いつものように、娘は友達と出かけ息子は家にいる休日。
明日から試験が始まるというのに、息子はスタ−ウォ−ズのDVDなんか見ている。余裕?諦め?それとも平常心?
いまさら焦ってもどうしようもないので、黙っていたけど、とても明日大事な試験がある人とは思えない。こんなんでいいのか?
とりあえず、明日の持ち物の用意だけはさせておく。後はTVを見ていようと、レゴをしていようと黙って見守るだけだ。私が代わることはできない以上、本人に任せるしかないからね。
明日から学校が始まるのか〜。息子は欠席だけど。
塾で忙しかったとはいえ、冬休みの宿題、ひとつもやってない・・・
試験が終わったら、せめて書初めだけでもやっておかなきゃ・・・
12月のことを考えたら、このままずっと休んでもいい気もするけど、そんなわけにはいかないよね。はぁ〜・・・
2006/1/10 (Tue)
いよいよ息子の第一志望校の受験の日。
昨晩の天気予報で「雪が降るかもしれない」と言っていたせいで、ぐっすり眠れなかった。もし雪だったら早めに家を出るとか替えの靴や靴下を用意するとか対処しなければならないのだもの。
うつらうつらした夜をすごし、朝5時半に起きる。まず自分の支度をして息子を起こす。いつもはなかなか起きられない息子も、さすがに今日はちゃんと起きてきた。
予定通りに家を出て受験会場へ向かう。途中チラチラと雪が舞っていた。
私は息子を連れてきて、試験を終わるのを待って、連れて帰るだけしかしていないのに、ものすごく疲れた。待っている間に本を読んでいたけど、いつものように集中できなかったし、途中で胃が痛くなる始末。
いつも思うけど、「黙って見守る」ことって簡単なようだけど、とても難しいことだ。
試験が終わった息子とお寿司を食べて帰る。今日のために頑張ってきた息子へのちょっとしたご褒美。
家に着いたらぐったりしてしまって、1時間ほど寝てしまった。
こんな時間にはめったに寝ない息子も2時間ほど寝ていた。疲れたんだよね。でも、明日も試験があるのだ。
一方学校が休みだった娘は友達とディズニ−シ−に行った。
さすがに空いていたようで、どのアトラクションも5分くらいしか待たなかったらしい。
楽しく遊んでいたのかと思ったら・・・・
元気がない。
話を聞くとメ−ルで彼から「別れよう」と言われたらしい。話しながら大泣き。まるでこの世の終わりのよう。
原因も理由もわからないようだ。この手の問題は私は何も助言してあげられないので、ただよしよしと頭をなでたり、背中をなでたり・・・・無力だ・・・
家にも遊びに来たこともあって、仲良しだったのに何があったんだろう?明日直接会って話すようだけど。
メ−ルっていう私の時代にはなかったツ−ル。これって怖いなと思う。
たとえば電話で話す、会って直接話す、手紙を書く。どの場合も「別れよう」というには自分の口なり手なりで言う(書く)しなきゃならない。そこには躊躇いや迷いがあるかもしれない。口に出すまで、手紙を投函するまでの時間で考え直すこともあるかもしれない。でも、メ−ルだと打つだけ。送信ボタンを押してしまえばそれで終わり。なんだかことばに重みがないような気がする。しかも、携帯のメ−ルっていつでも、どこにいても、どんな状況でも受信してしまうってなんだかな〜。メ−ルで別れ話って嫌だな。
散々、大声で泣いた娘。息子にも母にも「彼をけんかしたらしいから、黙っていて」といってあったので、誰も何も言わなかったけど、こんな風に手放しで思いっきり誰もはばからず泣けるのってうらやましいな。そして親としてはちょっとうれしい。私は親の前では絶対泣けなかったから。
明日会って話すらしいけど、どうなるのかな・・・・
2006/1/12 (Thu)
サクラサク
今日は合格発表の日。12時から第二志望校、15時から第一志望校の合否がインタ−ネットで見ることができる。
午前中はわりと平常心で仕事をすることができた。
12時すぎ、昼休みに携帯から発表をみたら、息子の受験番号がなかった。第二志望は不合格。
その後は食欲もなくなって、気分的には諦めモ−ド。まぁ、まだ別の日に試験があるから大丈夫だと自分に言い聞かせながら仕事していた。
午後3時、仕事をちょっとだけ中座して携帯で見る。手はがたがた震え、目を開けていられない。祈るような気持ちで画面を見ると・・・
「合格」の二文字が!!!知らないうちに涙が溢れてすぐに画面が見えなくなった。
急いで家に電話した。息子に「おめでとう!よかったねえ」と涙声で言うと、「何泣いてんの〜。うぜ〜。」って冷静な声の息子。まぁ、息子も安心してのから元気なんだろうけど、もっとうれしそうな声だせよ!
泣き顔を直して仕事へ復帰。みんなの問い掛ける顔に小さくガッツポ−ズで答える。おめでとう!と言ってもらって改めて喜びが湧き上がってくる。でも、あと1時間仕事に集中だ。
帰り道、まっすぐ塾へ報告に行く。
担任の先生が暗い顔で、労わるように「どうでした?」と聞いてきた。
「第二志望は駄目でしたが、第一志望は合格でした」というと、信じられないとう顔をして「合格ですか?」という。12時の段階で第二志望の不合格は見ていたようで、先生も私と同じようにもう駄目かと思っていたらしい。第一志望はID番号とパスワ−ドがないと結果が見れないので先生も知らなかったのだ。
小学校の担任とのあれこれで、12月は模試の結果もガタガタだったし、勉強に身が入らない状況なのも知っていただけに、先生も心配してくれていたようで、喜んで涙ぐんでいた。
我が家はとりあえず、もう受験は終わったけど、都内の本番は2月1〜4日頃だ。受験に向けて頑張っている子供たちがみんな望みどおりの結果をだせることを心から祈っている。
2006/1/13 (Fri)
郵便で正式な合格通知と入学金の振込み用紙が届いた。合格通知はともかく、振込み用紙が入っているってことは間違いではないということだ。来週にでも、さっさと振り込んでしまおう。
なんとなく落ち着かず息子の塾のテキストやプリント、過去問題集の整理をする。これらももう必要なくなったんだな。プリントだけでも国語、算数合わせて20cmくらいの高さになった。これだけの問題を解いて、勉強したんだと思うと感慨深い。
一方の娘は、結局彼とは別れたらしく、元気がない。詳しい理由を聞くこともできず、ただいつものように接するだけしかできない無力さが悲しい。
全然食欲もなく、深いため息をついてばかり。こういう問題は時がすぎるのを待つしかないのかな。
いつも明るくて楽しそうで元気いっぱいの娘、こんな状態ではまるで太陽が沈んだかのように家の中も暗い感じ。それでも無理して笑おうとするのが痛々しい。はやく立ち直ってもらいたい。
ここ数日私も精神的に舞い上がったり沈んだりで疲れた。体重も1.5kg減っていた。胃も痛いし、おなかも痛いし・・・
2006/1/14 (Sat)
今日は学校の創立○周年式典のため登校日だった息子だが、「気持ち悪くてとてもいけそうもない」というので欠席させてしまった。試験や発表の気疲れが残っているのだろう。1時過ぎまでぐっすり眠っていた。
私もひと通りの家事を終わらせたら起きていられないほどの睡魔で、結局寝てしまった。起きた時には体調もよくなり、疲れもとれていたようだ。
外は久しぶりの雨。
試験が終わり数ヶ月ぶりにゲ−ムが解禁になった息子のために約束していたPSPを買った。ソフトはお年玉などで息子が購入。
久しぶりにゲ−ムをやってうれしそうだ。
3時ごろ、伸びてむさくるしくなった髪を切りに美容院へ連れていく。
短めにすっきりカットしてもらった。
2006/1/15 (Sun)
朝から青空。昨日の雨に空気も洗われて暖かくて清々しい。
まだ元気のない娘を誘って池袋へ買い物に行く。
娘も私と同じで悩みやストレスがあると食べられなくなるタイプのよう。元気回復には買い物が一番効くのもきっと同じ。
ギタ−の楽譜や英語の参考書をジュンク堂で買い、西武へ移動。娘には部活用のジャ−ジの上下を、自分にはスカ−トとブラウスなどを購入。買い物袋を抱えて家路につくころにはため息も減り、笑顔が戻ってきた娘だった。
試験が終わって重圧から開放された息子はゲ−ム三昧。楽しそうだ。
2006/1/18 (Wed)
今週唯一のお休みなのに、息子が社会科見学のために朝6時前から二人分のお弁当を作る。毎日6時前に起きてはいるけど、お弁当ひとり分とふたり分ではかかる時間が多少違うのだ。
なんだか睡眠不足と疲れが溜まっているのか、ちょっと座っただけで、本を読んでいるだけで気が付くとうつらうつら眠っているような感じがする。
角川文庫のキャンペ−ンの巾着袋欲しさに、表紙の印象だけで買った「水の繭」(大島真寿美)がとても気に入ったので、他の作品も読んでいる。雰囲気としては瀬尾まい子に似ているかな。変則的な形の家族の中で主人公が立ち直っていったり、何かを発見したりする様子を淡々をしたタッチで描かれている。自分のことと照らし合わせて癒されたり救われたり。
今日は「チョコリエッタ」「香港の甘い豆腐」を読了して「かなしみの場所」を読み中。
2006/1/21 (Sat)
朝カ−テンを明けてみたら予報どおりに雪。でも、思っていたほどは降っていない。うっすらと雪化粧した木々。でも道路には雪はない。
センタ−試験というと雪が降るというイメ−ジが強い。今日試験だった人は朝ドキドキしながら外を見たんだろうな。交通機関にさほどの影響がなかったのでよかった。
図書館から予約本が入ったとメ−ルがきたので、取りに行く。本当は雪の中出かけるのはめんどうだったけど、今日を逃したらお取り置き期間の間にいけそうもなかったので、仕方ない。ひとりで行くのが嫌だったので、娘を誘った。ついでにCDとDVDを借りに行くなった。
雪の中歩いてビデオ屋、図書館、ケ−キ屋さんス−パ−と回って、荷物を抱えて帰る。帰るころには道路にも雪が積もって真っ白になっていた。
夜は借りてきた「ロ−レライ」を観た。途中まで一緒に観ていた息子は「どんな話なんだかよくわからない」と言って部屋に引き上げてしまった。私は原作を読んでいるので脳内で補完しながら観たけど、映画だけでは確かになんだかよくわからないかな。
2006/1/22 (Sun)
娘に懇願され2回目の「ハリ−ポッタ−と炎のゴブレット」を観にいく。あいにく近所のシネコンでは吹き替えしかやっていないので、池袋まで出かけた。
行って吃驚!チケット売り場の行列が道を横切って反対側の歩道まで続いている。ここまで来て入れなかったら・・・と一抹の不安が頭を過ぎったが、幸い前から3列目というあまりいい席ではなかったものの、入ることができた。
場内は暗くなり、予告も終わった、さあいよいよハリ−だ!とわくわくして待っていたら、いきなり砂漠を歩くサル?あれ?まだ予告?場内もざわざわしている。振り返って映写室を見上げてみるがどうにもならない。10分ほどその映画(スパイ・モンキ−だったような・・・)が流れた後、いきなり場内が明るくなり、申し訳ありませんとアナウンスがあった。それからさらに15分ほどしてやっとハリポタが始まった。さあ!と盛り上がっていた気持ちがいったん中断されたようで、始めのうちは話に乗れなかったけど、セドリックが出てきたあたりから集中することができた。
映画館を出るとき、お詫びだと言って無料招待券をもらった。ちょっとラッキ−?
2006/1/23 (Mon)
来週出張でオットが帰ってくるというので慌ててオットが使う部屋の掃除をする。
年末、受験で忙しいとか仕事が大変と自分に言い訳をして何もしなかった上、いらない物をどんどん押し込んで半物置状態になっていたのだ。オットの机の上は子供たちが勉強したり、遊んだりしたものがそのままになっているし。だいたい自分の机の上が散らかっているからって人の机で宿題やって、片付けないでいっちゃうってどうよ?
一日頑張ってなんとか見られる状態になった。疲れたし、腰が痛い。
毎回思うことだけど、我が家の一番散らかる原因、場所をとっているのは本だ。どんどん増殖する本をあっちの隅っこ、こっちの隙間と押し込んだり、積み重ねたりした結果なんだよな〜。
とりあえず、今日は受験で使った参考書、娘の昔の教科書、表紙やカバ−が痛んで売れなさそうな本を捨てる決心をした。
整理しながらみていると、取っておきたい本って以外を少ない気がする。どんどん新しいのが読みたくて、再読することも少なくなっているし、子供たちとは好みが違うし。
今年は節約も兼ねて本はあまり買わないことを決意する。できるだけ図書館を利用しよう。積読本も減らそう。
*-*
今まで冬は嫌いだと思っていた。
寒いのは嫌なのは変わらない。でも、暖房でぬるく温まった部屋からキリっと冷えた外に出た時の身も気持ちもしゃんとする凍てついた空気、高く青く澄んだ空、嫌いじゃないと思う。
きっと春と秋、アレルギ−のせいで苦しい日々が続くからそれ以外の季節がいとおしくなったんだろう。もちろん夏が一番好きなのは変わりない。
今年は花粉の量が少ないらしい。少しは楽に過ごせるのだろうか。
2006/1/25 (Wed)
息子の塾の帰りのお迎えも残りは後1回、金曜日で終わる。
5年生の時から2年間、毎週水曜日と金曜日の2回息子と自転車を並べて帰った道のり。塾はどうだった?今日、学校で何があった?などど話ながら走ったっけ。夏は風が心地良く、冬は突き刺さるように冷たかった。満月が輝いていた夜もあった、オリオン座を見上げながら走ったこともあった。面倒だなと思うこともあったけど、それなりに楽しかったな。
塾のお迎えも終わるが、息子の子供時代も終わった気がする。子供から思春期の少年になった感じ。受験が終わってすっきりしたせいなのか、「あまり干渉されるとうざいからほっといてくれる?」とか「早く親から独立したい」と言ってみたり、「生きていても全然楽しくないんだよね」なんて言ったり。親から離れたいというのも、生きていても楽しくないというのも、私も中学に入る頃ずっと感じていたことだったから、息子の気持ちもわからなくない。そういう年頃になったということなんだろうな。
もう私のかわいい赤ちゃんだった息子はいなくなってしまったんだな。寂しいけど、それが成長するってことなんだろう。私にもいよいよ精神的に子離れする時がやってきたんだな。
なんだかちょっとしみじみしてしまう夜・・・・
2006/1/27 (Fri)
息子の小学校最後の授業参観。
小学校6年間で一番の思い出、将来の夢、周囲の人への感謝の気持ち、などをテ−マに書いた短い作文の発表。
原稿を書くとき息子に、「楽しかったことなんてないし、ほとんど憶えてないし、書けることがないどうしよう」と相談されてしまった。でもなんとかしなければと、話ながら記憶をたどる。一番最近学校の行事で楽しかったのは、図工の時間にした焼き物だったという。確かに焼き物をやった日にはどんな様子だったか、どんなのを作ったか細かに話してくれてうれしそうだったっけ。
息子のを聞いていたら、私が助言したとおりに書いていておかしかった。他の子は運動会のリレ−でみんなで協力して1位になれたこととか、みんなで劇をやって自分が成長したことなどを書いていていい意味でも悪い意味でも先生が喜びそうな内容なのに、息子ときたらとことん自分本位なんだもの、遺伝ってことなのかしらん?
今日は、塾も最後の日。
うちは1月の受験でさっさと決めてしまったけど、ほとんどの人は2月1日から始まる都内の学校の入試を待って入学先を決める。まさにいよいよ受験本番なのだ。みんな志望校に合格するといいな。
お迎えが最後なので、夜にコンビニに行ってお菓子を買ったり、雑誌を買ったりするのもおしまい。どんな些細なことでも、おしまいってなるとちょっと感傷的になってしまう。
2006/1/28 (Sat)
昨晩、息子の塾が終わったので、この2年間のことを思いながらひとりで乾杯した。飲みすぎて少々二日酔。
朝、頭痛がするなか、なんとか起きてお弁当を作って娘を送り出した。その後はまた布団へ戻る。9時過ぎ、やっと頭痛も治まり起きる。
昨日の授業参観の時、受験組のお母さんとちょっと話した。
インフルエンザがまだこの学校では流行ってなくてよかったね。来週は都内の受験だもんね。体調を整えるのが一番大切な時期だよね。というようなことをしゃべっていた時、相手のお母さんが「この学校はバカばっかりだから風邪もひかないのよね。この学年で今まで学級閉鎖になったことないものね」と言う。
ちょっと吃驚。たしかにこの学校でのインフルエンザの流行は毎年遅い。もう終わったかなと思う頃に流行ったりする。でも私は今まで駅から遠い、辺鄙なところだからウイルスがやってくるのが遅いのだと考えていた。バカばっかりって・・・・その学校にうちの子もお宅の子も通っているんですけど・・・そんな風に考える人もいるのかとちょっと不愉快になった。
2006/1/30 (Mon)
なんだか身体が重くてだるい。風邪かなとも思ったが、娘に「花粉じゃん?」と言われて納得。今日は暖かかったもんね。そろそろ始まってもおかしくない。くしゃみも出るし、鼻は痒いし・・・いよいよ一番嫌いな季節がやってくるのか。せめての救いは今年は例年よりも花粉の量が少ないという予報だろう。
今日から出張でオットが日本に帰って来る。家に帰ってくるのは週末だけど、もう職場の近くのホテルにはいるらしい。電話で話しただけでは日本にいるのかロンドンにいるのかよくわからないけど。
私は11月に会ったけど、子供たちは3月以来10ヶ月ぶりだ。その間息子の身長がすごく伸びているのできっと驚くだろうな。