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2005/12/1 (Thu)
息子の第二志望校の学校説明会に行く。
3年前娘が受験したときに比べて施設が立派になっていた。途中学校紹介のスライドを観ているとき、不覚にも涙が出てきてしまった。
スライドの中で中学3年生がホ−ムステイした時の作文を紹介したのだが、それを聞きながら亡くなった娘の同級生のことを思い出してしまったせいだ。3年前にはその子の親御さんも、こんな風に志望校を見に行って、どこを受験しようか考えただろうな。受かった時にはどんなにうれしかっただろう。3年間の中で楽しい思い出はたくさんできたのかしら?などなど・・
幸い会場が暗かったので、そっと涙をぬぐった。どうもナ−バスになっているようだな。

夜はいつものように、娘の試験勉強の手伝い。
日本史のノ−トの穴埋め問題を作り、百人一首の暗記を手伝う。
私も学生の頃は百人一首を暗記させられたな。今でも20首くらいは憶えている。でもあのころはただテストのために暗記するだけだったけど、今回意味や情景なども考えながら改めて読み返してみると、味わい深いものだった。その頃には理解できなかった心情がわかるようになったり、言葉や情景の美しさに心打たれたり。
娘の勉強に付き合うだけでなく、私にとっても楽しい時間だった。







2005/12/3 (Sat)
夕べは支店長主催の夕食会だった。かなり無理やり出席させられたという印象。仕事を終えて帰宅して息子を塾に送り出し娘の夕食のおかずを作り母に後を託して家を出て娘が借りてきたCDを返しに行って電車に乗って職場へ戻る。これだけの事を家に帰ってから45分でやった。やればできるものなんだな。でもマラソンでもしたみたいに疲れた・・・・
しかも、会場では例の派遣さんの隣の席になってしまった!ついてない。もちろん、大人なのでキチンと(?)会話したさ。たとえ嫌いな人でもどんなに不愉快な人でも笑顔で対応できる私。これも仕事柄?
同じテ−ブルの人とそれなりに話しておいしく食事してお開き。
帰り道で同じ窓口の人が「ちょっと聞いてくださいよ〜」というので、残っていた数人で2次会としてお茶しに行く。
話を聞いてみると、私が休みだった日にかなり派遣さんと揉めたらしい。不満がたまりに溜まっている様子。私だけじゃなく、派遣さんが関わった人みんながいろいろ不愉快な思いをしている。感情的に不愉快なだけじゃなく、仕事にも差し支えがあるようなミスやらなにやら。しかもかなり大きなミスをカバ−してもあたりまえって顔してるし。関係ないこっちが怒られることもしばしば。
本当はみんなでこんな風に集まって悪口をいうような感じなになるのはいけないことなんだろうけど、もはやパ−トだけでなく社員や役席までもが不快になっているんだもの。しかも仕事ができるできないではなく、そういうのって人間としてどうよ、というところまで。

息子のお迎えの時間になってしまったのでお開きになった。なんだか悪口、愚痴で盛り上がった感じになってしまったけど、嫌な思いをしているのは自分だけでないことがわかるだけでも救われる気がする。

今日は、息子とインフルエンザの予防注射をしにいく。娘は学校のため、また後日だな。これで安心というわけにはいかないけど、少しでも軽くすめばひとり2625円の出費も安いものだ。






2005/12/7 (Wed)
以前から担任と息子の関係はうまくいっていなかった。でも、毎朝なんとかなだめすかして登校させていた。
一回休ませてしまうとそのまま登校拒否やひきこもりになってしまうような気がして、無理させてきたけど、今日はもう息子も限界の感じ。私も納得の上明日と明後日は学校を休ませることにした。

今日はシャ−ペンを学校に持ってきたことに関して怒られたらしい。他にも持ってきた子はいたのに、息子だけ個人的に深くネチネチと突っ込まれたのが息子にしてみればイジメられたと感じたようだ。もちろん、息子の話を聞いただけなので、もしかしたらもっと違う状況だったかもしれないけど。

先週も漢字の宿題を出すのが息子は遅いので、なんとしても明日中に提出するようにとすごく怒られたと行って、塾から帰ってきてからやり始めた。そもそも塾から帰ってきたのが10時半。それからお風呂に入って漢字をやり始めたのが11時。かなりの量があって終わったのが午前2時。小学生が午前2時まで宿題をやらなきゃいけないのってどうなの?
何度も「もういいから、寝なさい、先生には母から言ってあげるから」といっても「何を言ったって先生は聞いてくれない、ぼくが怒られるだけだから」って。そこまで先生が怖いのか。

そんなようなことがたくさんあって、最近息子が自傷行為と思われることをするようになった。
カッタ−やハサミで指を切る、ということなんだけど。本人は「わざとじゃないよ」というが、1回2回ならともかく3回4回と続くとうっかりとかおっちょこちょいでだけではすまされない感じ。ハサミやカッタ−を意味もなくいじっていたというだけで恐ろしいし。

それで、少し冷却期間を置こうと休ませることに決めたのだ。先生には今まで遠慮していえなかったことも、すべて手紙を書いた。先生に対する不信感が始まったときのことからすべて。
もちろん、先生が一方的に悪いとは思っていない。息子にもかなり悪かった部分はあると思う。でも親として、このまま無理に登校させたら最悪の事態が起こってしまうのでは、という危惧感を抱いているのは確か。このまま通学しても先生との関係が改善されるとも思えないし。
とりあえず月曜日からはまた登校させたいと思うがどうなるだろうか。






2005/12/8 (Thu)
予定通りというわけでもないが、息子を休ませた。昨日書いた手紙は連絡帳と一緒に持っていってもらった。
私は仕事に行っていたが、お昼頃担任の先生から息子へ電話があったらしい。その内容というのが、「先生はA君(息子)の味方だから困ったことがあったら何でも相談して。先生はA君を守ってあげたいと思っているんだよ」というものだったらしい。また、連絡帳にも同じようなことが書いてあった。
その部分だけ聞けば「なんていい先生!親身に考えてくれるのね!」なのかもしれない。でもちょっと待て。
私は「先生の言動、存在が息子が苦しい原因なんだ」と書いたはず。
味方っていってもね〜、ある意味、敵はあなたなんだよね。守るって何から?あなたから守ってくれるの?
相談って?困っているのはあなたの言動なんだけど。それを相談しろと?そんなことできるくらいなら、ここまでなってないと思うんだけど。こういう言葉の行き違いがすべての始まりなんだよな。こちらの思いは全然伝わっていなかったのか。
息子も呆れてしまって「もう何を言っても無駄、何も変わらない」という。娘も「何もわかってないね〜。母の手紙ちゃんと読んだのかな」という。我が家で話している言葉と、先生が話す言葉、同じ日本語のようだけど、全然違う言語なのかもしれない。

母も交えて話あった結果、月曜日からは登校する。この先理不尽に息子だけをタ−ゲットにして何かいうようなら、校長先生や教育委員会に相談することも辞さないし(そんな事態にはならないと信じたい)無理なようなら学校を休みことも考慮する。
もちろん、息子が悪い場合には叱ってくれて結構。特別扱いしてほしいとは考えていないので。
今まで学校を休ませたくなかったせいで、無理させてしまったけど、「学校を休む」という選択肢ができたことで、気持ちがだいぶ楽になった。
また、言うだけのことは言ったので、息子もちょっとすっきりしたようだ。何があっても家族は自分を守ってくれる、味方してくれるということがわかりほっとしたのかもしれない。子供を守れるのは親や家族だけだもの。何か起こってしまう前に注意しないと。




2005/12/9 (Fri)
予定通りというべきか・・・・今日、もう一日学校を休ませた。
一昨日から、私自身かなり頭に血が上った状態になっていて、昨日の先生から息子への電話の件でも、素直に受け入れられなかった。
冷静に考えてみれば、もっと早く先生と話合うとか、学校を休ませて先生と距離を置くとか出来ることはあったはずなのに、何もしなかった私も悪かったと反省してる。昨日は受け入れられなかったけど、よく考えれば先生も息子と歩み寄ろうとしていることもわかったし。

息子もこの2日間、病気でもないのに欠席して、どこかに出かけるのも憚られるし、家にいても退屈なので学校に行きたい気持ちになっているようだ。ぐっすり眠って、のんびり過ごして疲れがとれたら気持ちも前向きになったのかな。
とりあえず、息子の希望もあって、しばらく様子をみることにした。来月から始まる受験が終わればもっと余裕もできるだろうしね。
他人のことなら、ああすればいいのに、こうすればいいのに、とあれこれプランも浮かんでくるが、自分のこととなると、学校を休ませるという選択すらなかなかできなかった。
人には偉そうなことをいいながら、自分の中の「こうあるべき」という基準から逃れられなかった。まだまだ器が小さいな〜。一番優先されなければならないのは、子供の幸せであり、子供を守ってやれるのは親だけなのに。
でも手遅れにならないうちに気が付いてよかったのかもしれない。(そう思いたい/願望)




2005/12/10 (Sat)
受験前最後の保護者会があった。
息子の担当の先生に塾での様子を聞くと、はやり学校の担任のことでをかなり愚痴っていたらしい。テストや宿題を見てもかなり参っているなと感じていたとか。それでも、ひとしきり話を聞いてもらって、励ましてもらうと少しやる気がでる、そんな感じだったようだ。
家族以外にも息子の話を聞いてくれる人がいて良かったと思う。

保護者会から帰宅すると、塾の講師が生徒を刺し殺したという事件が!
まだ理由ははっきりとはわからないが、先生と生徒が日ごろから合わなかったという。息子と担任のことを考えても人事とは思えない衝撃だった。親御さんの悲しみ、同じ塾の子、同級生たち・・・この大事な時期にどんなにショックだっただろう。
小学生の女の子が立て続けに殺されてしまった事件を受け、息子の学校でも低学年は帰宅時にできるだけ迎えにくるように、高学年は集団下校と併せて通学班の集合場所での立硝をするようにと学校から手紙がきた。安心して通学もできないなんてひどすぎる。なんて世の中になってしまったんだろう。




2005/12/11 (Sun)
今日4日続けて学校を休んだおかげか、息子の顔つきはすっかり明るくなった。よく笑うようになったし、受験勉強にも意欲的になった。
もっと早く休ませれば・・・・という反省はあるけど、手遅れにならないうちに気づいてよかったという思いもある。
母や娘、相談に乗ってくれた職場の人、そして、励ましのメッセ−ジを送ってくれた方々。塾の先生や友達が息子の支えになってくれたように、私の支えになってくれた人たち。本当に心から感謝しています。
ありがとう。

明日から登校すると、晴々した顔をした息子。どうか、これからは何もありませんように。





2005/12/13 (Tue)
昨日から登校した息子は休んでいた時ほどは元気がない。予想されたことではあったが。
先生にはまた電話の時と同じ、味方だから相談してとか守ってあげたいと言われたらしい。息子も私もなんだか釈然としない気持ち。でも仕方ないか。

ここ最近の事件を受け、下校時間に合わせてできるだけ通学路の立哨するようにとの学校からの手紙があった。
私は仕事だったので、寒い中申し訳ないが、代わりに母に外に出ていてもらった。こんなとき、本当にありがたい。
子供が犠牲になる事件が多く気が滅入る。いたいけない幼い子が殺されるなんて、一体なんていう世の中になってしまったのだろうと思う。
うちみたいに、子供がある程度大きくなっても心配なのに、小さな子供を育てているお母さんたちはすごいストレスなんだろうな。
仕事の時は、窓口に小さなお子さんを連れてくるお母さんには、なるべく「可愛いですね」と声をかけるようにしている。子供にもできれば「ありがとうね」などと声をかける。
可愛くてつい、というのは勿論のことだけど、私自身子供が小さい頃に、思い通りにならなくてストレスを感じていた時など、道行く人などに「可愛い子ね〜」とか「いい子ね」と言ってもらえるとうれしくて、子育ての大変さが半減する気がしたから。
私もできるだけ、小さい子のお母さんたちを応援したいと思う、と同時に小さな子供たちの笑顔で元気をもらったり、我が子の幼い頃を思い出して、あの大変な時期を乗り越えたのだからもう大丈夫とやる気をだしたりするのだ。




2005/12/16 (Fri)
娘の学校で高校進学説明会と制服の採寸。
一貫校ということで、入試こそないものの後は高入生と同じにように、入学金を払うし、制服は高校のものを買う。
息子の受験で頭がいっぱいだったけど、娘も4月から高校生になるんだな。頭ではわかっていたつもりだけど、こうして事務的なことをすすめていくたびに改めて実感する。
息子がどこかに合格して私立に行くことが決まったら、資金面でも大変だ。




2005/12/17 (Sat)
GPファイナル、浅田真央ちゃん優勝!おめでとう〜
15歳って娘と同じ年だよ。すごいよ〜。子供と同い年ってだけでも応援に力が入った。娘にもそういう所があるんだけど、あの年頃って人前で何かすることに緊張したりしないのかな。

涙って癒し効果が大きいなと思った日。
ここのところの息子のことがあって、不安定な気分になっていた。精神的にもつらいし、胃も痛いし・・・。息子だけでなく、私自身がちょっと参っていた部分もあった。
でも、今晩ドラマで感動して涙を流したらスッキリ!驚くほど気持ちが軽くなっていた。目から出た塩水が不愉快なものを流し去ってくれたような感じ。





2005/12/18 (Sun)
子供たちの机からいらないプリントを捨てる。
古いテストも去年使った教科書もどんどん処分。机周りが少しだけすっきりしたような気がする。

午後は娘の塾で三者面談。将来の目標、行きたい大学などを聞かれたが、息子の受験のことで頭がいっぱいなのと、まだ高校にも入学していないのに、大学受験といわれてもピンとこない。娘が行きたいところに行ければいいと思っているし。とりあえず、あいまいな希望だけを伝える。できれば学費が安い方がいいとだけ。
一貫生は高校受験がないので、中3〜高1頃中だるみをするので、気を抜かずにしっかり勉強するようにということと、高校に入ってもここの塾に来てねということが言いたかったようだ。





2005/12/20 (Tue)
公私共に忙しい〜
新札の両替が増えたことで「あ〜もうすぐ新年なんだな」と思う。
税金の支払い、振込みなどが多く座るひまもない。1日に何回お辞儀してるんだろう。たまに「私米つきバッタみたい?」と自嘲したりしてみる。
でも、どんなに忙しくても仕事をしている時には私生活でのモヤモヤや怒りを忘れさせてくれる。逆に仕事での不満は私生活が癒してくれるし。
もし、私が今専業主婦だったら、胸の中のもやもやや怒りをどんどん育て大きくして、爆発させていたかもしれない。そういう意味では仕事という、強制的に集中させられる時間があってよかったのかもしれない。
無理やりにでも笑顔を作っているうちに、ちょっとだけ笑顔に見合った気分になってくるし。
また、ここに愚痴を書くだけでもかなり気分は軽くなる。
直接誰かに聞いてもらうことが一番感情のガス抜きになると思うけど、面と向かって言えなくても、このパソコンの向こうで誰かが読んでくれると思うだけで、思いつめるようなことはなくなる。たまに応援のメッセ−ジなどをもらうだけで、もっと頑張らなきゃという前向きな気分にさえなれる。
こんな風に誰かに聞いてもらえることで、マイナスのどろどろした感情も浄化される気がする。もし、誰にも聞いてもらえず、自分の中で考えて考えて考えて・・・考えていることで、問題に水を遣り肥料を遣り多いく育てていくようなことになったら。きっと感情の捌け口を求めて罪なことに走ってしまったりするのだろう。最近そんなことばかり考えている。

*

息子のことで暖かいメッセ−ジを下さった方へ。
自分の中の感情が、どろどろしていて、愚痴とか不満ばかりが浮かんでしまう状況です。本当は個人的にお礼のメ−ルなど送りたいのですが、今のこの感情が静まってから送りたいと思ってます。
不義理してごめんなさい。




2005/12/21 (Wed)
昨日までなんだかごちゃごちゃした気持ちでいたのに、今日になったらいきなり!って感じにすっきりさっぱりしていた。
ちょっと前の日記は、書いていいことと書いてはいけないことがあって、曖昧なことしか書いてなくて、そこだけ読んだら何のことだかわからないだろうなと思う。でも、ところどころでも書くことで自分の中で気持ちの整理につながった。おかげでこんな風にさっぱりしたのだと思うと、読んで下さった人には申し訳なかったけど感謝している。

今日は休みで家にいたら、通学班の連絡網があった。
近所で刃物を持った男が出没し警察に通報中。まだ捕まっていないので、下校時のパトロ−ルに協力してください、という内容。
つい2〜3日前には露出者。世の中どうなっているんだろう。毎日のように不審者ばっかり。
明日が今年最後の登校日。こんなんじゃ、休みになっても自由に遊ばせることもできやしない。







2005/12/22 (Thu)
三連休前の給料日で年末、三拍子揃ったこの日、忙しくない訳がない。
そんな中で私が受けたお客様が大激怒して帰っていった。悪いのは私ではない。他の支店で間違ったことをしていたのを、訂正しないと先に進めず、そのせいで大変お待たせしてしまったのだ。お客様も「あなたは悪くないけど、でも腹が立つ!」と凄い勢いで怒鳴っていた。謝ることしか出来なかったけど、本当に申し訳なかった。私が同じ立場でも怒ったと思うもの。それにしてもあちらの支店の人。これだけのことに一体どれだけ時間を掛けるんだ(怒)
来週はきっと、もっと忙しいんだろうな。なのにずっと出勤だ。まだ碌な掃除もしていないし、年賀状も書いてない(書く気がない)毎年仕事が忙しいことにかこつけて大掃除を先延ばしにしているような気がする・・・・いつになったら、片付いた家で暮らせるんだろう。




2005/12/24 (Sat)
忘れかけていたけど、今日はクリスマスイブだった。
とはいっても娘は終業式で学校へ行っているし、息子は塾で帰宅が遅い。晩御飯にみんなが揃わないためクリスマスらしいことはしなかった。1月早々に受験を控えているので、なんとなくクリスマスもお正月もやってられない、という感じ。
とりあえず、明日のためにケ−キは焼いた。スポンジはできたので、明日飾り付けをする。
こどもが大きくなると、クリスマスプレゼントに欲しい物は何か探り出すことも、いつばれないように買いに行くか、どこに隠して置こうとか悩むこともなくなって寂しい。
今年の我が家のプレゼントは、娘は某ブランドのカシミアマフラ−だ。定価ではとても買えないので、オ−クションで3分の1ほどの値段で落札した。そのうちの半額は娘が小遣いから出すことになっている。まだ現物は来ていない。
息子はクリスマスプレゼントと、お年玉と、合格祝いを兼ねてPSPが欲しいという。したがって、とりあえず合格するまでお預けだ。

冬休みに入って二日たち、息子はやっと本来の息子らしさが戻ってきた。
学校を休ませたときには、自傷行為めいたことがあって心配していたけど、その後、傷付けたい欲求が担任にたいして向かっていっていたようだ。
殺人のニュ−スを見て、「人を殺せるような刃物ってどんなものなの」とか「そういうナイフってどこに売っているの」などど聞くことが多くなった。息子に対しては顔に出さなかったつもりだけど、すごく怖かった。
息子にはもちろんそんな刃物を持って歩くだけでも、銃刀法違反で捕まってしまうことは話した。その上で冗談めかして「あの先生を傷つけるためにあなたが何かしたら一生犯罪者になってしまう。あんな先生にそこまでするのはもったいないよ〜、でも、気持ちが収まらないのだったら、ダ−ツの的を先生の写真にするとか、わら人形でも作って牛の刻参りでもする?」などど話をそらしてみたり。
「どうせ使うんだったら、ハハはナイフより剣がいいな〜。つらぬき丸とかザ−ロックとか(本に出てきた剣)がいいよね〜」と刃物の話を共通して読んだ本の話に持っていったり。
先生に対する不満がたまりすぎて何かしでかすんじゃないかと、気が気ではなかった。無事冬休みを迎えられたことがうれしい。
同じ本を多数読んでいたおかげで、刃物のことも剣とか弓矢といった本の内容にすり替えられたのはよかったと思う。
今回ほど思いつめた人間の怖さが身にしみたことはなかった。




2005/12/26 (Mon)
三連休明けのせいか、想像を越えた忙しさだった。お待ち人数が常に10〜30人くらいで、やってもやっても終わらない感じ。ATMも長蛇の列。あまりの忙しさにトイレに行くこともできず、泣きたくなった。
そんな中、朝の早い時間に受け付けたお客さま。大掃除の時にうっかりと家族の通帳、印鑑、キュッシュカ−ドをまとめてゴミに出してしまったという。話を聞いて心の中でため息をつく。とりあえず、それぞれを悪用されないように、使えなくするコ−ドを登録しなければばらないのだけど、件数が多いうえ、他の支店の口座もある。それらの登録だけでかなり時間がかかってしまった。もちろん、一番泣きたい気持ちなのはお客さまだろうけど、私も泣きたかった。ロビ−で待っている他のお客様の視線が怖かったよ・・・・
この先、間違っても大事な通帳も印鑑も捨ててしまう人がないように祈るだけだ。
今週はずっとこんな風に忙しいのかな。





2005/12/28 (Wed)
今週唯一の休みの日。息子も年内最後の塾だったので、ゆっくり時間をかけてお弁当を作った。ここ数日は私も仕事の忙しさからお弁当を作る気持ちのゆとりがなくて、買っていってもらっていたのだ。
冬休みに入った次の日から毎日塾だったので、息子も休みという実感はなかっただろう。新年は2日から塾が始まる。1月10日から県内の入試が始まるのであと一息の辛抱だ。息子もプレッシャ−を感じているのか、言動が荒れている気がするが、私も平静ではないようで、母に「落ち着きなさい」と諌められてしまった。娘の時にはもっと楽天的だったのに、息子のこととなると平常心ではいられない。私が代わりに受験したい気分だよ。






2005/12/31 (Sat)
昨日はトラブルもなく仕事納め。去年は考えられないようなミスをしたから、今年は疲れていたけど、気を引き締めて仕事した。
無事に終わってよかった。

今日はせっかくの休みなのだから、朝ちょっとだけ寝坊しようと思っていたのに、6時前から階下でごそごそ音がする。目が覚めてしまったので降りて行ってみると、いつも朝に弱い息子が起きてTVを見ているじゃないか!ゆうべ眠れなくて3時ごろから起きていたという。休みだからってお昼頃まで寝てたらしいじゃない。そのせいで夜眠れなかったんだろうよ。
あ〜あ、ゆっくり寝たかったな・・・・

起きたからにはやる事は山積み。大掃除まではいかないが、掃除をして家中のカレンダ−を張替えて買い物に行って、なんだかんだであっというまに昼を過ぎる時間。こういうとき、楽になったなと感じるのは、子供たちが留守番をしてくれて、お昼ご飯くらいは自分たちで作って食べてくれることだ。(レンジで暖めたりインスタントラ−メンくらいだけど)でも、掃除は手伝ってくれないのはバツ。

夕方、娘がいきなり部屋の片付けをし始めた。ごみの収集は休みだっていうのに、ごみ袋が3つ分。遊びほうけてないで、もっと早い時期になってくれればいいのに!(でも、やらないよりはまし?)
そんなこんなで大晦日らしくなく1日が終わりそう・・・・

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今年1年間ご訪問ありがとうございます。
来年もぼちぼちやっていくつもりです。どうぞよろしくお願いします。