■ 8月27日(水) |
この夏の一番の懸案事項だったことがあった日。
息子の前歯はすきっ歯なので、7月に矯正の医者に連れて行ったところ、前歯の間の根元に不要な歯があることがわかった。抜いた方がいいということで、紹介された口腔外科での予約が今日だった。
レントゲン等の検査をしたところかなり深いところにあるらしく、抜くのにはリスクも伴いかなり大変だとのこと。「抜きますか。どうしますか」と問われ、息子とも相談した結果、将来のことも考え抜くことにした。
局所麻酔はするとはいっても、口の中のことだから不快だったり、痛かったりする場面も多々あったようだ。結局抜歯が終わるまで1時間半ほどかかってしまった。その間、動いたり泣いたりすることもなく、よくがんばった息子。先生も感心していた。口をあけているだけでも大変だっただろうに・・・
見守っていた私の方が途中で泣きたくなってしまったくらい、抜歯といっても大掛かりなものだったのだ。
最後は、5針ほど縫い、プロテクタ−のようなものを作ってもらった。これから2週間ほどは毎日消毒に通わなければならない。
本当に息子は親から見ても驚くほど頑張った。終わった後には私の方が安心して涙ぐんでしまった。代わってあげたいと思っても、親は見守ることしかできないのがもどかしい。でも、我が子ながら本当に強かった。
まだ、ちょっとの間は流動食しか食べられないが、思ったより元気な様子でよかった。
■ 8月23日(土)〜8月25日(月) |
この夏2度目の旅行。今回は山中湖へ。山中湖にある夫の会社の保養所がうまい具合に当たったので。保養所は安い料金で宿泊できるので結構競争が激しいのだ。
世間は夏休みだなんだというのに、8月に入ってから猛烈に忙しくなった夫。毎日日付が変わってから帰宅する日々が続いていた。土曜日だというのにこの日も出発まで仕事をしていくということで出勤。14時頃合流し高速バスに乗る。今日は(23日(土))は富士急ハイランドでモ−娘。のコンサ−トがあるらしく、バスは満席なうえ高速も渋滞しているというアナウンスがあった。結局1時間遅れで保養所に到着。この日は食事とお風呂で終わった。
翌日(24日)もいいお天気。夫は仕事の関係でお昼頃には帰るという。せっかくなので、その前に山中湖で子供たちとボ−トに乗ってもらった。
夫が帰った後は、サイクリングをしたり、散歩をしたりして楽しんだ。今年の夏は雨が多かったが、今回の旅行では天気はいいし、空気はおいしいし富士山も緑の鮮やかだし、かなり楽しめたかな。
25日(月)はお昼過ぎのバスまでのんびりとすごす。いいお天気で風がさわやか。本当に芯までリフレッシュした休日だった。
■ 8月21日(木) |
応援していた聖望学園が負けてしまってがっくり。
なんと9日ぶりの日記!こんなにあけたのは久しぶりだな。
今週始めに娘の友達が泊まりにくるというので、慌ててあちこちを掃除した。まぁ、夏休み前から来ることはわかっていたので、もっと早く準備をすればよかったんだけど、直前にならないとやる気がでない性格なので(笑)
それにしても、娘にとっては友達でも私は初対面。しかも相手の親とも1回保護者会で会っただけなんだもの、すごく緊張してしまった。しかも親戚以外の人間が泊まるのは初めてだし。どの程度のことをすればいいかわからなくてあたふたしてしまった、情けない・・・。こういうことにもだんだん慣れてくるのかな?
読書は順調だ。『デッドエンドの思い出』(よしもとばなな/文藝春秋)『不倫と南米』(吉元ばなな/幻冬舎)『GOTH』(乙一/角川書店)『プレシャス・ライア−』(菅浩江/カッパノベルズ)を読了。
でも、いまだに『マドウィック・スクランブル』は手放せなくて、特に3巻のカジノ対決の部分を繰り返し読んでいる。バロット、ウフコック、ドクタ−の3人(?)組で新しいシリ−ズでもできないかな〜?たった3冊でお別れするのは残念すぎる。
今年の夏は暑くないので寂しい。毎年夏に1年分のエネルギ−を蓄える人間なのにこんな夏では、エネルギ−不足で冬は乗り越えられないかもしれないな。
■ 8月12日(火) |
ここ10日ほどどっぷりはまっているのが「マルドゥック・スクランブル」全3巻(冲方丁/ハヤカワ文庫)だ。3〜4回読み返しているだろうか。こんなに夢中になれる本に出会えて本当にうれしい。
■ 8月9日(土) |
『第10回 世界バレエフェスティバル Bプロ』の日。私は12時30分開演だ。折悪しく台風が接近している。関東直撃はなさそうだが、風も強く雨と時折激しく降りつける。でも行くのだ!この日をどれだけ待っていたことか!「こんな日に出かけるなんておかしい。電車が止まったりしたらどうするの?!」という母の不機嫌な声を背に家を飛び出る。たとえ電車が止まろうとも、このチケットを無駄にしたら絶対後悔することはわかりきっているから。
プログラムの最初は「海賊」。連日の公演で疲れていたのだろうか、32回のグランフェッテの途中、回転不足(または回転しすぎた?)バルバラ・コホウトコヴァが後ろを向いてしまう場面が!こんなの初めてみた!
Aプロの「ジゼル」ではアリシア・アマトリアンの足元がちょっとふらついていたり、アレッサンドラ・フェリもなんとなく期待はずれだったりしたこともあったりして、熱狂的に楽しめた、というわけにはいかなかった。今回は、1997年に見た「第8回ベレエフェスティバル」にくらべてダンサ−も演目もいまひとつ地味だったような気がする。無難というか・・・
印象に残ったのは、Aプロの「マノン」のディアナ・ヴィシニョ−ワ&マラ−ホフと「優しい嘘」のシルビィ・ギエム&ニコラ・ル・リッシュ。Bプロの「白鳥の湖」のタマラ・ロ−ホ&ホセ・カレ−ニョ、「レ・ブルジョワ」フィリップ・パランキエヴィッチ、「小さな死」オ−レリ−・デュポン&マニュエル・ルグリあたりだろうか。アンヘル・コレ−ラはサ−ビス精神なのだろうが、ちょっとやりすぎでは?まぁ、盛り上がってはいたけどね「ドン・キホ−テ」。
最近、ガラ公演が増えて自分も見慣れてしまったせいもあるのだろうが、「世界バレエフェスティバル」ならでは!という驚きがなかったのが残念。また3年後を楽しみにしてよう。3年後にはガラも全幕プロも全部観るぞ!
■ 8月5日(火) |
午後雨が降り始めた頃、部活帰りの娘から電話があり、駅まで傘を持って行った。私が家を出たときは雷は鳴ってはいたものの、雨はまだ普通の降り方だったので、傘しか持たずに家を出てしまった。
駅で娘と合流する頃には空は真っ暗。雨は土砂降りになっていた。そこでタクシ−に乗ればよかったのに、ついいつもの調子で歩いて帰ることにしてしまったのが失敗だった。途中の道では水が溢れ川になっている。それをなんとか避けなけながら歩いたが、あまりの降りに頭意外はびしょぬれだ。しかも家の近くまできたらますます水がすごいことになっていた。道をごうごうと流れ膝下まで水かさがある。もう避ける場所すらない。娘の通学用の革靴が・・・・(泣)せめて換えの靴を持ってくればよかった。「ここまでくると逆に楽しいね」なんて話ながら、まるで泳ぐようにして家に帰った。
その後の制服と革靴の手入れが大変。明日も部活があるので、乾かないと着ていけないんだもの。無事に乾いてくれるのか?
■ 8月3日(日) |
『第10回世界バレエフェスティバル Aプロ』の日。3年前のバレエフェスティバルは都合がつかなくて観に行けなかったので、6年ぶり!!この日を待ちに待っていたよ。いつもは苦手な部類のコンテンポラリ−も、睡魔に負けずに見れたし(笑)
次は9日にBプロだ。また楽しみ〜
■ 8月2日(土) |
やっと梅雨が明けた。夏本番だ!きっと今年は夏が短いんだろうな・・・
旅行から帰ってから3日間は仕事で忙しかった。月末・月初だからしかたないけど。本当は旅行の次の日も休みが欲しかったんだけど、駄目だったのよね〜。30日からの3日間は本当に疲れました・・・
★ 7月26日から29日まで行ってきました!久米島。
行きには直行便だったのにもかかわらず、天候不良のため那覇で待機することになってしまうというハプニングもあったけど、それ以外はとても楽しい旅だった。
メインは「はての浜ツア−」と「体験ダイビング」。
26日は結局久米島に到着したのが7時半くらいだったので、ホテルにチェックインしたあと近くの居酒屋で食事をして終わってしまった。
27日は朝からプ−ルで泳ぎ、10時頃からは「はての浜ツア−」へ。はての浜は見渡す限り砂浜で白い砂と蒼い海がとても美しかった。3点セット(マスク・シュノ−ケル・フィン)を借りて海の中を見ながら子供たちとずっと泳いでた。誰かさんはほとんどに時間パラソルの下で過ごしてた。前回沖縄に行ったときには「私にばかり子供を押し付けて!」と腹がたったが、今回は予想もしていたことなので腹もたたず。私も大人になったもんだ。
夕方ホテルに戻ってからは、息子とふたりで卓球。昔、近所の体育館で毎週卓球をして遊んでいた時期があるので、まぁなんとか打てるのだ。1時間ほど汗を流した。夫と娘は部屋でのんびりしていたらしい。
28日は午後からいよいよ「体験ダイビング」。私はいちおうスキュ−バダイビングのライセンスを持っているのだが、ほかの3人は体験なので、事前にプ−ルで簡単な講習を受ける。私も15年ぶりのダイビングなのでかなり不安。プ−ルサイドでみんなの講習の様子を見ながら、一緒にやっているつもりで、いろいろ確認する。
今回、息子が一番やりたがっていたのだが、物事を軽く考える子なので心配だ。無理だと思ったら講習だけでやめていいんだよ、と何回も確認した。夫と娘にももちろん確認。やる気はあるようだったので、インストラクタ−と船に乗り込んだ。
ダイビングポイントでマスクなどの装備をした。久しぶりに背負うタンクは重い!体験組は娘・夫・息子の順にエントリ−する。インストラクタ−が装備のチェックや最終の意思確認をして、まず娘と一緒に潜っていった。その様子を横目で見ながら私もエントリ−。レギュレ−タ−に水が入って一瞬パニックになりそうになった。インストラクタ−が来てくれて「OK?」と聞いてというか合図してくれたので、なんとか落ち着くことができた。そのままインストラクタ−について潜り、娘と合流。岩につかまりながら夫と息子を待った。そろそろ来るかなと水面を見上げていたら、潜りかけた夫がまた浮上していった。続いて息子も耳抜きがうまくいかないようで、なかなか潜ってこない。そうこうしているうちに、娘についているインストラクタ−が「行こう」と合図するので、ついていった。息子と夫は気になりつつも、私も15年ぶりのダイビングを楽しんだ。魚もたくさん見たし、ふわふわ浮遊する感覚も堪能した。やっぱダイビングは好きだわ〜。
エアも少なくなり、娘&インストラクタ−と浮上ポイントに行くと夫と息子がいた。私たちよりも浅いところで潜っていたようだ。リタイアしたのかと思っていたけど。よかった〜。
娘はインストラクタ−が感心するほど落ち着いているように見えたが、本人は寒くて怖かったらしい。夫はパニックになりかけてインストラクタ−になだめられ、息子は耳が痛くてたまらなかったようだ。3人とも「もう2度と潜らない!」というのが感想だった。私が大好きな世界を一緒に楽しみたかったのだけど。楽しいどころではなかったらしいのが残念だ。ま、初めてのことだったんだし、しょうがないかな。
ホテルに帰ったら、私は波に酔いへろへろになっているのに、息子は今度はテニスがしたいという。ったくなんてヤツ!でも、ダイビングがうまくいかなくてかなりへこんでいる様子だったので、希望をかなえてあげることにした。1時間ほど打ち合った。本当に疲れた。
29日は午後の飛行機なので、空港へ向かう途中で観光をすることになった。観光タクシ−を呼んで2時間ほど回ってもらう。畳岩や熱帯魚の家、おばけ坂など楽しかった。運転手さんもとてもいい人だったし。本当はもっとゆっくりあちこちを見て回りたかったけど、飛行機の時間があるので空港に向かってもらった。まだまだ見るポイントはたくさんあったのにな〜。残念だ。
羽田に着いたら景色が灰色だった。まだ梅雨明けもしてなかった。あの色彩にあふれた島にもう一度行きたいよ。