■ HOME  ■ BBS ■ MAIL ■過去の日記

 ■ 5月31日(土)

 今日で5月も終わり?! 季節が廻るのが年々早くなっているような気がする。「時間があっという間に過ぎて行っちゃう」という私に息子は「全然あっという間じゃないよ〜、ゆっくりだよ」だって。大人と子供の時間の長さって違うんだよね。子供の頃は、ありあまる時間をどう退屈しないで過ごそうか、が一番の命題だったが、大人になった今は退屈する時間すらない1日中時間に追いかけられている気がする。
 朝、台風警報が出ていたら休校になる予定だったので、娘だけじゃなく私も期待(?)していたが、5時に起きたときには、台風どころか雨もパラパラ。しばらくNHKを見ていたが、諦めてお弁当を作って娘を起こす。土曜日はギタ−を持って行くので、駅まで送っていかなきゃならないんだよなぁ、あまりに荷物が多すぎて。もちろん帰りにはお迎えも。全く娘一人に振り回されている感じだ。
 でも、きっと私が娘にしてることは、自分がして欲しかったことなんだよね。なんだかんだ言っても、娘にしてあげることで同じ年頃だった私が癒されるのだと思う。だからこそ、あれこれ文句をいいながらも、お弁当をつくり、送り迎えをしているのだろう。

 ■ 5月25日(日)

 娘は、学校の友だちとナンジャタウンに遊びに行った。私立だから仕方がないが、友だちの住んでいる範囲が広くなってしまったので、休日に遊ぶのも近くで、というわけにいかないので困る。幸い今日は同じ路線を使っている仲間の集まりで、比較的近い子ばかりだったので帰りの電車も一緒でよかった。

 主婦にとって一番のご褒美は家族の喜ぶ顔や感謝の言葉なんじゃないかと思っている。
ご飯は出来ていてあたり前。部屋の掃除も洗濯もアイロンがけも、してあってあたり前。感謝するどころか、好きなおかずがないと文句をいい、たまに新しいメニュ−に挑戦すれば、まずいと文句をいう。それじゃ、全然やる気はおきないよ。
自分のために誰かが何かをしてくれることが、どれだけ有難いことか、家の人たちは全然わかっていない。子供は仕方ない。でも子供達の父親は・・・
 私はひとり暮らしをしたこともあるし、中学の時から自分の食事は自分で作ってきたので、誰かが食事を作ってくれることがどんなにうれしいか、タンスを開ければアイロンがかかったシャツが入っていることがどれだけ有難いか、寒い日に灯りがともった家に帰り、あったかいお風呂にすぐに入れることがどれだけ幸せかよくわかっている。だから、家族には同じようにしてあげたいと思い実行してきた。でも、当たり前だと感謝もされず、それどころか不満を言われたりすると、本当に悲しい。別に大げさに感謝の辞を述べてもらいたいわけじゃない。たまに食事の時い「おいしい」って言ってくれるだけでいいのだ。それだけでやる気がでるのに。ただでさえ主婦の仕事はやってもやってもキリがない、不毛な仕事なんだから。たまにはご褒美がほしいじゃない。

 ■ 5月23日(金)

 息子の家庭訪問の日。家庭訪問にも慣れてしまったせいか、以前のように力を入れて掃除をすることもなく、お茶やお茶請けなども特に用意もしないまま先生を迎えた。年度始めの保護者会は仕事のために欠席したので、今日が始めての対面だ。とても無口な人なのか、始めの挨拶をしたあとはお互い無言のまま、まるで気まずいお見合いのような状態になってしまった。仕方がないので、こちらから息子の様子などを聞くが話が続かない。結局5分強でお帰りになられた。小学校の家庭訪問は7回目だが、こんなに無口な先生は初めてだ。
 
 子供を育てていると、その年代の感情などを再体験するような感じがする。例えば森絵都の本や佐藤多佳子の本を読んだときのように、自分の感情がその年代にストンとはまってしまう時がある。私の場合は特に中1の娘に対してそうなることが多い。やはり同性だからだろうか。
娘も友だちと交換日記をやっていたり、授業中に手紙を回したりしているらしいが、私も同じようなことしたよな〜、と懐かしくなったり、違うクラスや先輩などと親しくしている様子を聞いて、自分とは違うと思ったり。自分とは全然違う人間なんだけど、似ているところも多々あってとても不思議な存在だ。

 ■ 5月20日(火)

 ここ数日太陽を見ていないな。青空を見ないと元気がでない。

 娘の中間試験が明日から始まる。うれしいことに3日間お弁当はなしだ。やった〜〜!休日でも5時20分になるとはっと目が覚めるほど、気持ちの中で負担になっているのだ。たまには学食や購買で買って食べてもらいたいと考えはするが、説明会などで「お母さんが病気などやむをえない場合は仕方がないが、育ち盛りの中学生なので、なるべく弁当を持たせてください」と散々言われたので、お弁当を作らない勇気がないのだ>小心者の私。
 夕方から雨が降り出した。娘は、傘を持たないで登校したようだったので、ついレインコ−トと傘を持って駐輪場まで行き、自転車のカゴに入れておく。家は駅まで20分ほど歩く場所にあるので、娘は駅まで自転車で行き、そこから電車に乗るのだ。とりあえず自転車のところにおいておけばわかるだろう。
私は親に傘を届けてもらったことなんてないので、こういうことをすると「子供を甘やかしてる」と罪悪感があったりする。でも、娘の制服は汚れやすい色なので、雨に濡れてしまうとシミになってしまったりするし、スカ−トもヒダが取れてしまったりする。スカ−トなんてヒダが多いのでしつけをしないとアイロンをかけることもできない。まったく手がかかるったら。娘は多少濡れてもいいが、制服が濡れるのは困るのだ。だからつい傘を届けるようなことをしてしまう。全く、朝のお弁当といい娘に一日中振り回されている気がする。

 ■ 5月17日(土)

 今週1週間、夫が実家に帰っていて不在である。「実家に帰らせていただきます!」といったものではなくて、両親が旅行で不在になってしまう家の留守番役だ。あちらの方が職場にも近いので通勤も楽だし、たまにはひとりでゆっくりしたいというのが本音だろう。私としても夫がいない家はたいそう快適である。
私は帰りたくても行くところがない、そうなるといつも家にいることになってしまう。しかも、私の母も一緒だ。大人が3人、ひとつ屋根の下で暮らすのはそうとうのエネルギ−がいるものだ。仲の良い家族だって四六時中一緒はつらいと思うが、我が家の場合それぞれが口には出せない不満を溜めていて水面下でどろどろしている。その上夫ときたら何も喋らないので、何を考えているのか妻である私にもわからないのだ。まして母となんて言葉を交わすのは1年に数回かな。母は「話かけても返事もしない!」と怒りを私にぶつけてくる。私は間にはさまれ、うんざりだ。そんな環境は子供のためにもよくないと思うし。だからこうしてたまに夫が不在になることは、風通しがよくなってそれぞれのためにいいことだと喜んでいる。明日には帰ってくるんだけどね(^_^;) ちょっと残念。
 
 『マトリックス・リロ−デット』の公開が近づいてきたので、『マトリックス』のビデオを借りてきて復習した。ところどころ一緒に見た息子は「仮想現実」が理解できないようで、あ〜だこ〜だ聞いてくる。小4にわかるようには説明できなくて、思わず「名探偵コナン ベイカ−街の亡霊」を例にだして、「コナンたちがゲ−ムに接続されてベイカ−街に行くでしょ?あれと同じようなものよ」と。こんな説明でいいのか!!ちょっと不安。
思えば初めてサイバ−バンクSFの「「スキズマトリックス」「ニュ−ロマンサ−」を読んだ時には、まだインタ−ネットも一般に普及していなかったし、コンピュ−タ−はまだあまり身近ではなかったので、全然理解できなくて「?」だらけだったけど、今時の子供はインタ−ネットもパソコンも普及し、TVゲ−ムなどを例にあげれば「仮想現実」などが理解できやすい環境なんだとうらやましく思う。

 ■ 5月16日(金)

 仕事はお休み。なので子供達を送り出したあと2時間ほど寝てしまう。午前中に寝てしまうと後は1日中ボ−っとしてしまうのがわかっていても、連日の睡眠不足に体がついていかない。「だらしない」とか「情けない」と言う言葉が頭をよぎるなか、布団に入ってぬくぬく寝てしまった。
 
 最近嵌っているのが林真理子のエッセイだ。「美女入門」など雑誌an・anに連載されたものや週間文春に連載していたエッセイをまとめたものなどを読んでいる。疲れているのか長い小説などに集中できなくて。
あと並行して読んでいるのが、『ベロニカは死ぬことにした』(パウロ・コエ−リョ/角川文庫)と『ファンタジ−の魔法空間』(井辻朱美/岩波書房)。どちらもいろいろ考えさせられることろがあって、サクサクとは読めないがじっくりと味わってしるところだ。

 ■ 5月15日(木)

 朝起きた時は37度以上の熱があった娘だが、無理やり学校に行かせた。いつ学校から電話がかかってくるかと心配しながら仕事をしていたが、大丈夫だったようで、夕方ケロっとして帰ってきた。よかった〜
夜、宿題をやり始めたが、前日になにもしないまま寝てしまったのが祟って、今晩中に終わりそうもないと泣き付かれてしまった。仕方なく私も手伝うことに。手伝ったのは数学Bの作図の問題。これなら筆跡も関係ないしということで。コンパスなんて使ったのは何年ぶりだ〜?しかも、教科書の解説をみないとやり方がわからないんだもん。こんなこと習ったのかな〜?娘が「ああやってこうやって・・」と教えて(?)くれるが、教えるよりも自分でやれと思う母なのだった。

 ■ 5月14日(水)

 5月は自動車税と固定資産税の支払いが多い月だ。特に自動車税は5月いっぱいが納付期限なので毎日毎日、これでもかというくらいの人を処理する。納付書はお客さまに返却する部分と銀行で取る部分があるので、返却を間違えないように十分注意しているつもりだ。なのにまたやってしまった。銀行用のとお客さま用のを逆に返却してしまったのだ。実はつい10日くらい前にもやってしまったばかり・・・。しかも、電話をかけても不在で連絡がとれない。連絡が取れれば訪ねていって取り替えてもらうこともできるのに〜。結局後はあの怖い上司にお願いして帰ることになってしまった。人に後始末をしてもらわなければならないのが本当に申し訳ない。お客さまにも迷惑をかけてしまうし。あぁ、自己嫌悪。

 学校から帰宅した娘が風邪をひいたようで節々がいたくてだるいと言う。そろそろ疲れがでてくる頃だとは思っていたので、やっぱり来たかって感じ。学校から帰ってくるのが6〜7時。夕食を食べてお風呂に入って宿題をしたらもう11時過ぎるんだもの。朝は6時半に家を出るし。睡眠不足と疲れだよな〜。しかも休日は遊びに行っちゃうし。今日は無理やり9時に布団に追いやった。明日少しでも回復しているといいんだけど。
娘のクラスには通学に2時間近くかかる子がいるらしい。そこまでして通うほどすごい学校ではないのに驚いてしまう。

 ■ 5月11日(日)

 世界バレエフェスティバル全幕特別プロ「眠れる森の美女」を観に行った。オ−ロラ姫はポリ−ナ・セミオノワ、デジ−レ王子はウラジミ−ル・マラ−ホフ、そして東京バレエ団という舞台。席が5列だったので、オペラグラスがなくても舞台が良く見えてラッキ−だった。
「眠り〜」はリラの精が全体を仕切っているバレエだと常々思っている私だが、今日リラの精を踊った遠藤千春は堂々としていて、踊りに安定感がありとてもよかったと思う。第一幕はリラの精に注目して終わった。
そして第二幕、オ−ロラ姫の16歳の誕生日だ。オ−ロラ役のポリ−ナ・セミオノワが登場した瞬間、同じ舞台に立つ東京バレエ団の人たちが気の毒に感じてしまった。何故って、ポリ−ナときたら、すんなりとのびた長い手足に小さな頭。八頭身どころか、九頭身か十頭身はありそうだ。透き通るように白い肌、整った顔立ち。マラ−ホフの秘蔵っ子というのも頷ける。東京バレエ団の人たちだって一般の人に比べたら、スタイルも容姿もいいはずなのに、頭の大きさは1.5倍くらいあるように感じてしまった。身体的に差がありすぎる。
ポリ−ナは手足が長いのに、踊りは細やかで繊細。(時々手足が長いと動きが不器用に感じられる人がいる)ちょっと堅さも感じられたけど、まだ若いもんね。きっとこれから、すごいバレリ−ナの成長していくことだろう。
 第三幕、いよいよマラ−ホフの登場だ。男性のバレエ・ダンサ−の中では2番目に好きなダンサ−だ。すごい人は舞台に立っただけで、オ−ラが出ている。マラ−ホフ最高!表現力もあるし、踊りは軽やかだし美しいし。年齢的には絶好調の時なのではないかな。貫禄もでてきていうことなしだ。マラ−ホフの「眠り〜」は初めて見たけど、サポ−トがとても丁寧でポリ−ナをとても大切にしている感じがした。「眠り〜」は大好きな演目なだけに、すごく満足できるか、物足りないかではっきりわかれるのだけど、今日の舞台は今まで見た中でも最高の方だと思う。本当に夢のような時間を過ごすことができた。ポリ−ナ・セミオノワにはこれからも注目していよう!

 ■ 5月7日(水)

 長い間の懸案事項だった用事のため、母とT市へ行く。私にとっては生まれた街であり、人生の半分近い年月を過ごした所。実家がある訳ではないけど、故郷と言ってもいい街だ。しかし10年以上ぶりだったので、随分と変わってしまった。数年前にモノレ−ルが通ったからね。でも、所々に懐かしい面影があって、まるで幼馴染に会ったような感じだった。近いうちにもっとゆっくり時間をかけて懐かしい場所を訪れてみたい。

 ■ 5月6日(火)

 固定資産税と自動車税の納付の時期になった。私も納付書がくると早めに払ってしまうタイプだが(だって、忘れちゃうんだもん)同じような人がたくさんいるらしい。処理としては楽でいいんだけど、忙しすぎ。

 先日『ブレイブスト−リ−』を読み終わった息子に「魔法と剣が出てきて冒険にでるような本が読みたい」とリクエストされた。魔法だけなら家にもダイアナ・ウィン・ジョ−ンズなどあるが剣まで出てきて小4が読むとなると・・・。散々本屋で迷ったすえ『デルトラ・クエスト』(エミリ−・ロッダ/岩崎書店)を買った。最近はまっているゲ−ムが「ドラゴン・クエスト」なので題名が似ている、娘のクラスで流行っているという理由。そしたら、すっかりはまってしまったようで、ここのところ、毎日1冊づつ買っている。全8巻のところ今日までに6巻まで購入し読了した。1日1冊の勘定だ。そういえば、最近ゲ−ムもやっていないぞ?私は未読だが、息子には「すっごいおもしろいよ!ママも読んだら」と言われている。明日は7巻と8巻を買ってこなきゃな〜。

 ■ 5月4日(日)

 昨日のことは昨日のこと。朝の日差しには少しだけ希望がある。
 娘は中学の先輩と遊びに、夫と息子は野球を見に、私は知人に会いに行った。母はいつものように家に残った。
私が昨晩キレたので、娘は私が出かけたらそのまま帰ってこないんじゃないかと心配そうだったが、帰る家はここしかないんだから帰ってくるよと安心させて送りだした。子供に心配かける母親ってサイテ−だよね。ごめんよ>娘

 目の前に横たわる問題は置いといて、久しぶりに会う人たちとのおしゃべりは楽しかった。こういう楽しみがあるうちは、まだまだ人生捨てたものじゃないなと思う。たくさん本やマンガを薦めてもらった。読むぞ〜。まずは「スラムダンク」からかな。
どんな男性が好みかという話題では、つい口がすべって今まで誰にも話したことがない、憧れ(観賞用?)の人のことをカミングアウトしてしまった。ここで誰のことかはいませんが、とっても綺麗な人だ。でも、なによりも声が好きなんだよね〜。身近にこんな人がいたら緊張してしまうだろうけど、一度生で見てみたいな。

 ■ 5月3日(土) 憲法記念日&娘13歳の誕生日

 今日は娘の13歳の誕生日。娘の希望で原宿と御茶ノ水に、我が家としては本当に珍しく家族揃って出かけた。
 原宿って人が多すぎ!特に竹下通りなんて、私があと25歳若ければわくわくしたかもしれないが(いや、やっぱり若い頃から人ごみは嫌いだったな)人人人で、歩くのすら大変だんだもん。思わず振り返りたくなるような、様々な格好の人がたくさんいて(笑)それはそれなりに面白かったけど。
しかし、夫はいつものようにひとりでどんどん行ってしまうので、息子に合わせて歩いていると置いていかれちゃうしさ。プンプン。せっかく来たのに、あまりお店など見ることもできず、結局娘の携帯用のグッズを数点購入し、キディランドを冷やかした後、本当の目的地である御茶ノ水に行った。
なんで御茶ノ水に行ったかというと、娘が学校の授業の中のいわば必修クラブのようなもので、アコ−スティックギタ−をやるからなのだ。学校で借りられるギタ−もあるにはあるようだが、基本的には購入してくださいってこと。ギタ−のことはよくわからないので、学校からもらったプリントを手に楽器屋に行き店員さんに見てもらうと、「ああ、学校で使うんですよね。そのプリントを持ってきた人、何人かいましたよ」だって。都内の学校ではないのに〜、ちょっとびっくりした。買ったギタ−はMORRIS、これは誕生日のプレゼントも兼ねてのものだ。大事に使って、うまくなってね。
暑かったし、人も多いしで疲れた1日だった。 


 夜のこと、人ごみに出かけた疲れと、夫に対する不満が積もり積もっていた上、娘の反抗的な態度にキレてとうとう爆発した。それにしても八つ当たりに物を投げる時にも、ティッシュ箱とかクッションなど、他に被害が及ばないものを選んでしまうのって、悲しい主婦のサガだ思う。娘を泣かしてしまったけど、夜風にでもあたって冷静にならなければ危険な精神状態だったのでプチ家出までした。
家の近所をぐるぐると歩きまわって30分ほどで帰った。本当は帰りたくなかったけど。こんな時「実家に帰らせていただきます!」って言えたらいいのにな。それにしても、娘が大声で泣いているのに、起きてもこない父親ってどうなんだろ?弟ですら様子を見にきたってのに。