東京バレエ団 「ラ・シルフィ−ド」  1989年3月3日  東京文化会館

音楽 ジャン・シュナイツホ−ファ−
振付・演出 ピエ−ル・ラコット
 「おもな配役」
ラ・シルフィ−ド モニク・ルディエ−ル
ジェ−ムス マニュエル・ルグリ
エフィ−(花嫁) 勝又まゆみ
ガ−ン(ジェ−ムスの友人) 森田雅順
マッジ(魔法使い) 飯田宗孝
ジェ−ムスの母 加茂律子

「ラ・シルフィ−ド」というバレエを知ったのは、マンガ「アラベスク」。ヒロインのノンナがコンク−ルか何かで、「ラ・シルフィ−ド」を踊ったのだけど、ピアニストが途中でピアノをやめてしまい、音楽のない中、ノンナは踊りつづる。手首につけた細い鎖のブレスレットのシャラシャラいう音が、まるで音楽のようだった、というエピソ−ドがあった。
そのとき、ノンナはマリ−・タリオ−ニがつけたのと同じ衣装を着ていた。(↑の版画はラ・シルフィ−ドを踊るマリ−・タリオ−ニ)

 「ラ・シルフィ−ド」の公演があると知ったとき、これななにがなんでも観に行かなきゃと決心しました。
タイトルロ−ルを踊った、モニク・ルディエ−ルは。色が白く、顔が小さくそれはそれは美しい、本当に妖精そのものでした。
一方、ジェ−ムスを踊った、マニュエル・ルグリ。さすがにパリ・オペラ座のエトワ−ル!気品があって、力強い踊りでした。
衣装のキルトスカ−トがちゃんと様になってました。