クモハ12鶴見線
クモハ60大糸線
クハ86中央西線
クモユニ74東海道・総武線
旧形電車ファイル


鶴見線の武蔵白石−大川間をメインに運用されていたクモハ12形で登場は昭和4年!
首都圏で最後まで残った旧型電車であったが現在は101系にバトンを譲った。
だが廃車される事も無く、JR東日本南武線中原電車区(横ナハ)に2両在籍。
動体保存され臨時運用やイベント運用で登場してくる事も多い。
画像は昭和58年夏、鶴見線武蔵白石駅で撮影。


大糸線で運用していたクモハ60形電車。
戦前の通勤型電車の標準として首都圏・近畿圏で活躍した。
画像に写っている大糸線の色は「大糸色」とよばれ、富山港線でも運用されていた。
アルプスや安曇野・梓川の自然をイメージされた色で珍しい配色の電車だった。
現在はすべて廃車され姿を見ることが出来ない。
画像は昭和53年夏、篠ノ井・大糸線松本駅で撮影したもの。


昭和25年湘南電車として東海道本線東京−沼津間にデビューした。
まさに近郊型電車の大元祖で、配色は湘南色と呼ばれ
後の新形式の電車でも湘南色は採用されることになり、現在も日本各地で見ることが出来る。
全盛期は東海道本線東京口を16両編成で平塚・小田原・熱海方面で運用されたが
113系電車に活躍の場を奪われ、末期は中央西線・飯田線の運用となり、
現在は廃車されてその姿を見ることが出来ない。
画像は昭和53年夏に松本駅で撮影した、80系クハ86形。


旧型電車72系を改造した郵便荷物電車。
車体は新設計だが台車・モーターは72系そのまま流用されていた。
湘南色は東海道・高崎線、横須賀色は総武・成田・外房・内房線で活躍した。
鉄道郵便が終了し、手荷物業務も縮小されると共にその姿を消していった。
そして外房・内房線の両国発の新聞輸送を最後に全車廃車された。
現在では113系一般車両の千葉より最後尾を荷物室として使っている
左の画像は昭和54年夏、東京駅8番線にて撮影。
右の画像は昭和54年夏、総武本線・四街道−物井間で自宅から撮影。

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