総武・外房線快速白い砂号

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かつて房総夏ダイヤ実施時に運転していた臨時快速
外房線の安房鴨川行快速を「白い砂」の愛称に対して

内房線の館山行快速を「青い海」という愛称で運転していた。

編成は113系1000、1500、2000番台の15両
東京寄り4号車、5号車がグリーン車で、途中東京寄りの増結4両を上総一ノ宮で切り離していた。

別にこの列車のためにつくられていた特別編成ではなく、
通常の総武線快速・横須賀線の113系編成にヘッドマークを付けただけ。

しかし、特急わかしおの補完的な要素を持った列車にも関わらず、
この列車は常に「超満員」でグリーン車も(※注)指定席券なしで乗車出来たため
全盛期には3往復を数え、圧倒的人気を誇っていて、
まさに外房線夏ダイヤの看板列車だった。

※注...末期には2両のグリーン車のうち1両を座席指定していた。

時は流れ、房総夏ダイヤも特急重視になり、
いつのまにか夏の時刻表から「快速・白い砂号」の愛称が消えていた。

そして1999年、総武線快速・横須賀線から
113系・15両編成が姿を消し、E217系へ完全にバトンタッチし
27年間の運用に幕を下ろした。

113系・グリーン車付き15両編成は東海道本線湘南電車区間しか見られなくなった。

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