熊の平信号場跡
(群馬県碓氷郡松井田町)

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軽井沢から国道18号線(旧道)碓氷峠を降りてくると
途中のカーブに脇へ向かうトンネルが出現する。
これが、旧信越本線熊の平信号場の入口だ。
道路脇のスペースに車を停めてトンネルに入る。

熊の平信号場は元は「立派な駅」で、きつい勾配が続く碓氷峠で
平坦が比較的長い区間、それが熊の平である。
熊の平駅は去年の廃止の時より、かなり前に旅客営業を廃止していて
その後は単なる信号場になったが、鉄道撮影のポイントとしては賑わうことになる。

だがご存知の通り昨年の長野新幹線開業により廃止になったため。
鉄道撮影というより「遺跡訪問」と言う形が強くなった。

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軽井沢よりのトンネルには杭が打たれ、
立ち入り禁止と言う表現の有刺鉄線が張られているが
誰かが切断したらしく、トンネルの中も歩ける状況だ。
この取材中にも軽井沢方面からリュック背負って何人か歩いてきた。
ハイキングコースの感覚だろうか?

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それにしても廃線になって1年以上も経つというのに、
今もなお線路や架線も撤去されていない。

(この理由は後で知ることになる。)
まあ...レールが錆びているので
明らかに列車は通っていない事が解るが...。

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