谷津干潟
(千葉県習志野市)
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運営事業者 京成電鉄(株)自動車部、船橋営業所花輪車庫
運行区間 津田沼駅−谷津干潟(谷津パークタウン経由)
運行本数 全日43本
平日は午前6時〜8時まで毎時4本体制、その他は1〜3本体制
土休日は均一2〜3本体制
備考 サギの絵入り、特殊方向幕あり

 

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 ラムサール条約に指定された野鳥の休息地谷津干潟を訪れる客と、谷津パークタウンと県立津田沼高校の通勤通学客のために最近作られたバス路線。
 従来谷津干潟及び谷津パークタウン周辺の交通機関は京成電鉄谷津駅しか無く、JR津田沼駅とのアクセスを目的として1999年に登場した。
 終点の“谷津干潟”停留所は谷津パークタウン端と津田沼高校と谷津干潟に隣接する空き地にある。

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 この路線の特徴としては、谷津7丁目〜終点の谷津干潟までバス停を番号表示している。
これにより“何番のバス停”って言う感じでわかりやすく、谷津干潟線にはじめて導入した試みである。

 もう一点は、各バス停に“サギ”デザインが施されたいる事にある。
 この点に関しては、幕張周辺において“かもめ”のデザインが施されているのと同様の考え方で、“重要路線”と言う意気込みが感じられる

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 ここがバス停の名称になっている谷津干潟でゴカイ・貝・カニ・水鳥など生息していて、特に鳥類はサギ類、カモ類が多く見られ、東京湾に残された希少な干潟の姿を見せてくれます。
 これからも大事にして行きたいものですね。
 奥に見えるスロープがある建物は“ららぽーとスキードーム・ザウス”ですが、そこに行くまではかなりの距離があります。

ここがポイント
「谷津バラ園」
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 実はこの谷津バラ園は谷津遊園の“遺跡”である。
 谷津遊園は京成電鉄が経営していた遊園地で、現在の最寄の駅“谷津”もかつては“谷津遊園”と言う駅名だった。
 日本で初の“コークスクリューコースター”などアトラクションが豊富で賑わいを見せていたが、昭和58年のディズニーランドが開園する事になり、京成電鉄も経営に参加する事と、ディズニーランドへの顧客流動を懸念され、ディズニーランドにバトンを渡すタイミングで残念ながら閉園となってしまった。
 遊園地の大部分は取り壊されてしまったが、このバラ園だけは残される事になり現在に至っている。

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 上の画像は園内の様子、この日は園内の整備作業もさることながら、時期はずれのだったため、多くの種類のバラを見ることはできませんでした。
 いちおう黄色のバラがきれいだったのでデジカメにおさめてみました。(これでご勘弁を)

 谷津バラ園の最寄駅は京成電鉄谷津駅&JR津田沼駅から出る谷津干潟行きで、4番谷津パークタウンで下車して徒歩10分くらいです。
 入場料は大人100円こども50円です。

 谷津パークタウンの名称の由来は、谷津パークタウン=谷津遊園の跡地にある街 という意味らしいです。

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