かつて熊の平には駅があった。信越本線碓氷峠の途中駅として存在していたがだいぶ前に廃止されている。
それ以来、この熊の平からは交通機関は存在していなかったが、ある時期を境に転機を迎えた。
平成9年9月30日の横川−軽井沢間の廃止を境に碓氷峠が鉄道遺跡の観光地として注目され、その結果横川駅下車の乗降客が多くなった機会に、熊の平に交通機関として路線バスが帰ってきたのだ。
もし碓氷線が廃止されていなければ熊の平は陸の孤島のままのはず...世の中不思議な物である。
ただ、路線バスは現時点で季節運行で12月12日以降“冬眠”に入るのでご注意を! |
ここがポイント
「信越本線・鉄道遺跡」
長野新幹線開通に伴い廃止された、信越本線横川−軽井沢間。
ここ熊の平ではまだ当時のままの姿を見ることが出来る。
右のトンネルは旧熊の平信号場(旧熊の平駅)へ通じるトンネル。
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