車に電装品を装着する際について。

最近ではDIYにて手軽に電装品を付けたり他車の電装など加工・装着する人たちも多いですが
実際の消費電流対して適切でない配線やちょっとしたミスで車両火災を起こす場合も増えています。
ここでは、車に電装品を追加するなどの際のちょっとした注意点などを載せました。

注)実際に作業を行う際は十分に注意、また何度も確認作業をしましょう。また、自信のない人は
経験者やお店に頼みましょう。また、なにかあった際の保証までお考えの方は必ずお店での施工を
して下さい。
経験者の作業に関しては事故の際の保証はありませんのでご注意下さい。


ではまずは、電装品の消費電流の求め方から。
一般的に、自家用車のバッテリー電圧は12Vなのでそれを元にしますと・・・・

電装品の消費電力(W) ÷ バッテリー電圧(12V) = 消費電流(A)

上記の式により、消費電流が計算できます。

例として、たとえば90(W)の電装品を取り付けた場合の消費電流は
90(W) ÷ 12(V) = 8.333・・・(A)
よりこの電装品を使うことで流れる電流は約8.3(A)と、なります。

・電線のお話
まず、はじめに一般に売られている電線というのは必ず許容量と言う物が決められています。
ここで、配線の許容量を超える配線を使ってしまうと被覆が熔けるなどしてそこからショート
発火などの危険性があるので慎重に選びましょう。
では、上記をふまえた上で、電源(バッテリー)から電装品までの配線を選びます。
一般にカーショップなどで手に入る配線材料の説明です。

配線のサイズと許容量
太さ 許容電力 許容電流(12V)
0.75sq 約80(W) 約6.6(A)以下
1.25sq 約140(W) 約11.6(A)以下
2.00sq 約200(W) 約16.6(A)以下
2.50sq 約240(W) 約20(A)以下

よって、例にあげた電装品を取り付ける場合は8.3(A)以上流せる
電線を使えば良いわけです。上記の表から探すと、1.25sqの電線が
11.6(A)流せるので十分許容内であることから
『1.25sq』を選べばよいことがわかります。


・ヒューズについて
ヒューズとは、過電流などから機器を守るための安全装置の様な物です。
仕組みとしては、機器を使用中になんらかの過電流などが流れた場合
ヒューズの中の心線が切れて回路を遮断。機器を破壊から守ると言った働きをします。
しかし、このヒューズもむやみやたらと大きい物を付けると当然機器の破損以外にも
配線の許容量を超えた出火の原因にもなるので使用する配線と機器の消費電流をよく
考えて装着して下さい。
それと、ヒューズは必ず電源〜電装機器の間に入れて下さい。


・配線及び電源について
配線は出来るだけ簡素に、またシガーライターなどからのたこ足配線は止めましょう。
シガーライターは以外と許容電流が低いのでたくさんの電装品を付けるとヒューズが飛びます。
また、フォグランプや電動ファンなどの大電流を取る際はバッテリーからの電源を採りましょう。
その際も、配線は圧着端子を使用し、適切な容量リレーを使ってバッテリーから電源を採りましょう。

また、ワンタッチコネクターは手軽に電源が取れるので便利ですが、接触不良や芯線切断なども
起こしやすいので私個人としてはあまりお奨めしません。

モドル