HCR32 4ポッドキャリパーオーバーホール
2005.6.8 UP

ブレーキ関係は自信ない場合、自分での作業はやめておきましょう。
しくじったら車止まりません!大事故に繋がります!
また、参考にされる場合は必ず、自己責任で作業を行って下さい。
安心、確実を考える人は整備工場やディーラーなどでお願いして下さい。

4ポッドキャリパーのオーバーホールです。
購入した物は以下の通り。
・シールキット 41120-30-P25 \3,000弱位(部販とかで売ってます)
・PT1/8コネクタ(出口φ6)\198(ドイトで購入)
・ストレートジョイントφ7 \198(ドイトで購入)
・チューブ 1m

使った道具
・空気入れ(先っちょが交換できるタイプ)
・爪楊枝(数本)
・シールテープ
・ウォーターポンププライヤ
・ブレーキクリーナー

HCR32用の4ポッドキャリパーオーバーホール方法です。
まず、ピストン抜かないといけないんですが、エアーコンプレッサーとか
普通一般家庭にはまず無いと思うんでどっかのHPで見た方法参考に空気入れ方式でやってみます。
以下のように、空気入れにPT1/8コネクターとチューブ、ストレートジョイントを繋いだ物を刺します。
こうすることで空気入れの出口とチューブが良い感じに付くので空気もれが無くピストン出しが出来ます。
※画像ではチューブ適当に入ってますがしっかり差し込んでバンドなどで止めておきましょう。

でわまず、ピストン抜きます。
PT1/8コネクタのネジ部にシールテープ巻きます。
んでブレーキホース繋がっていたところにねじ込みましょう。
手でねじ込むくらいでちょうど良いです。

次に、いきなり空気圧掛けると1個だけピストンとか出ちゃうんで
ある程度均等に出やすい様に木の板何枚か使って徐々に抜きます。
といっても、まず均等に出てこないんでこの辺は実際やりながら
うまく調整しながら出すと良いでしょう。
※ちゃんとピストンツールを持っていればBEST!

で、突然ですがシールキットの中身のご案内。
画像のように、ピストンシール、ブーツ、止めるリング
グリス、あとブリーダープラグのキャップが入ってます。
※画像は1個分。グリス除いて左右分ちゃんと入っています。

品番:
41120-30P25(アルミ用)
41120-30P26(鉄用)
※鉄用とアルミ用は何が違うのかヨクワカリマセン。
アルミキャリパーにP26使っても特に不具合は有りませんでした。

ピストンが出てきてエアが抜け出したら
ドライバーやウォーターポンププライヤなどで
ピストンを抜き出します。
※シリンダー内に入る部分は傷注意。

ピストンを全部抜き取ったら、中に入っているピストンシールを
なにかさきっちょが尖ったもので取ります。
※私は爪楊枝でちょちょっとうまく取れました。

抜き取ったピストンはどこに入っていたか
解るように並べて置いて、錆とか有れば
綺麗にしておくのが良いでしょう。
ピカールとかで磨いて置けばok。

大きな傷とか、あんま酷ければ交換して下さい。

ここからは組み付け。
ピストンシール抜いたシリンダーに
今度は新しいシールを入れます。
付属のグリスちょちょっと塗って
溝にはめ込めばok。
次に、ピストンの準備。
ピストンの溝にあわせてブーツを被せます。
こちらにもちょいとグリス塗っておきます。
シリンダーにピストンを挿入です。
真っ直ぐ入れていけば一旦シールの所で
きつい感じになりますが
あとはスススっと押し込んでいけます。
次に、ブーツを止めリングで止めて終了
あとは、取り付けてしっかりエア抜きすれば
完了となります。
一度バラしているのでエア抜きは念入りに行いましょう。

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