北海道2008・道東

2008.08.09〜08.17


2日目(8/10) 音更〜士幌〜上士幌〜ナイタイ高原〜上士幌〜糠平 94Km 晴時々曇 ルート図


道東の朝は早く4時には明るい。昨夜早く寝たので目覚めるのも早い。我慢しきれず5時には起きだしてしまった。テラスに出てみると抜けるような青空が広がっていて、早くスタートしたい気分になる。外では小学生の女の子がユースの前庭にあるイチゴのような木の実をざるに摘んでいて、私にも『美味しいよ・・・どうぞ・・・』と食べさせてくれた。甘酸っぱくてなかなか美味。
上士幌ではバルーンフェスティバルが6時スタートということで、同宿のカップルライダーが出て行くのを見送る。
朝食までオリンピックのことやニュースなどを見て暇をつぶす。朝食は7時半だからこれが永いんだぁ。

8: 20ペアレント夫妻に見送られてスタート。やや雲が出てきたが雨の心配はなさそうだ。ユースから500mほど砂利道が続く。これがわずかに上りで、しかもやや深い砂利のところもあり、タイヤが23Cなのでのっけから苦戦。慎重に走って無事舗装路に出る。

国道241号線に沿って伸びている直線の農道を北上する。ほとんど車が走っていないので精神的に非常に楽だ。ただ進行方向に雲が厚くなってきているのがちょっと気にかかる。でも後方や左右はまだ青空も広がっていて、北海道らしい広々とした農地が続いている。低く見える雲も絵になる。


 

この直線の農道は約9Km続き、わずかに右に方向を変えて更に6Km続く。途中には牧場などもあり、生まれたばかりの子牛が小さな幌の中で休んでいる。でも近づくと餌をもらえると思うのか心もとないう足取りで幌から出てくる。あげる餌もないのにロボさんも可哀想なことをするもんです。
ようやく直線道路の出口に出る。地図上ではその先にも直線道路があるのだが、実際には砂利道になっていた。

一旦国道に出て、更に北上。さすがに国道は交通量が多い・・・って言ってもこちらの比ではないが。ただ一部路側帯の狭い部分もあるし、車もスピードがでているので慎重に走る。
10:07 『道の駅ピア21しほろ』に到着。

美味しいプリンなどで一休み・・・・と思ったらロボさん早くも眠くなったとお昼寝タイムに入る。朝7時近くまで鼾をかいて眠っていたけどなぁ。私もお付き合いでちょっと横になったが、陽射しがあると暑い、陰ると肌寒いで寝てなんかいられなかった。1 1:04スタート。

ここからは国道に並行している道道で士幌市街を抜ける。士幌の街は整然としている。3年前に糠平のペンションの女将さんが握ってくれたおにぎりを食べたドン・キホーテのモニュメントのあるバス停(?)が右に見える。3年前は上士幌だと思っていたが、士幌の間違いだったか・・・。
北海道の町から町の間はずっと農地が続いてる場合が多い。

上士幌が近付くと、ナイタイ高原への道案内板が頻繁に出てくる。碁盤の目のような道筋だから何処を曲がっても迷うことはなさそうだ。ナイタイ高原方面はお店もなさそうなので、とりあえずお昼にしようと市街地へ。上士幌は歩道や街灯などいたるところがバルーン模様。8/8から始まったバルーンフェスティバルは今日が最終日だ。

11:41通り沿いにお食事の店『しいちゃん』という店を発見入ることに・・・。入口は右脇にあってロボさんがドアを開けたけど、すぐに出てきてしまった。『普通の家みたいだ』と言う。もう1度開けてみると奥にもう1つドアがあって、それを開けると『えっ?・・・・』カラオケセットもあって、どうやら夜はナイトパブに変身するお店らしい。いや、昼間はお食事の店に変身すると言った方が正しいだろう。
40歳代(?)のおねぇさんが2人でやっている。私は昨日に続いて豚丼、ロボさんは豚丼と野菜セットを注文。ここの豚丼も充分美味しいのだが、昨日の豚丼に比べるとややあっさりしているかな・・・。ロボさんの野菜セットは完全に忘れられてしまったようで出てこなかった。ところがお勘定をするときにはしっかり憶えていたようで、払わされそうになってしまった。人によっては怒り心頭でクレームをつけるのだろうが、我々は温厚というか人が出来ているというか『まぁ、こういうこともありますよねッ!』と穏やかに支払いを済ませた。12:29スタート。

バルーンフェスティバルをしているのは途中なのでちょっとだけ覗いてナイタイ高原へ向う。しばらくは緩い登り基調のアップダウンが続く。

バルーン会場から30分ほどでナイタイ高原への入口に到着。13:04。入口を入るとすぐに勾配はきつくなるが、地形の関係だろうか見た目はきつく感じない。しかし脚には確実にきている。
ただ、景色がこんなだったり、こんなだったり、こんなだったりで、脚にはきついのに気持は楽しい。

13:43 展望台に到着。展望台は広く、車やバイクで来ている人が結構いる。雲が低く垂れこめてはいるが、視界は悪くなく遠くまで望める。

3年前に来ようと思って果たせなかったナイタイ高原。心残りになっていたもののようやく果たすことが出来て嬉しい限りだ。やはり思っていたとおり素晴らしい。願わくば晴れてほしかったけど・・・・。それでも充分満足。大きい写真

14:09スタート。下りに入ると『オーッ、こんな急勾配を登って来たのか』と驚かされる。我ながらよく登ったもんだ。下る途中キャンプツーリングスタイルの若者が押し歩きで来た。声をかけると『きつくて乗って登れませんッ!』だって。
前にも後ろにも同じくらいの荷物を積んでいたからな・・・。

14:49 下り切ってバルーンフェスティバルの航空公園に到着。実は3年前に航空公園というネーミングにつられてやったきたのだが、管理棟があるだけのただの広場だった。しかし今日は沢山のテントが立ち並び、大勢の観客がいる。上士幌最大のイベントだ。丁度レースのバルーンが次々に戻ってきたところだった。気球焼なんてのを食べながらしばし観戦。15:20スタート。

一旦上士幌の市街地に戻り、国道273号線をダラダラと糠平に登る。勾配がややきつくなって一登りするとトンネルが見えてくる。そのトンネルを抜けると橋があり、右に糠平ダムが見える。ダムの向こう側は糠平湖だ。16:31。

その先のトンネルを抜けると自転車・歩行者道の標識。当然国道よりもこちらを走る。だがあまり利用者はいないようで、道の中央は苔むしていて雨が降ったら滑りそうだ。
道なりに進むと欄干が壊れかかっている橋があり、その上に国道の橋が架かっている。でもこの橋もなかなかいい味を出している。

橋の上からは糠平湖が見える。しかし一番狭まった部分でそれほど大きさは感じられない。橋を過ぎるとすぐにトンネルがあり、これもなかなかいい。不仁川トンネルといい、何の変哲もないトンネルだが、すでに使われなくなりつつある風情が何とも枯れた感じでいい。どうも自分の歳と重なって見えてしまってそういう想いにさせるのかな・・・・。

トンネルを抜けると小さな鉄道資料館なるものがある。資料館は休館日で誰もいなかったが、奥の広場には列車の最後尾車両(車掌車?)が展示されている。ここが旧士幌線糠平駅後だ。

 坂を登るとすぐに国道で温泉街が見えてくる。4年前にロボさんがお昼をた食べて、3年前には私が泊まったペンション『森のふくろう』でコーヒーでも飲もうかと行ってみたが準備中の札が・・・。どうしようかと話しているとご主人が『何かご用でしょうか?』と玄関から出てきた。事情を話すと『ありがとうございます。そういうことでしたらどうぞ・・・』と招きいれてくれた。ご主人も何となく私のことは記憶にあったようだ。ユースに泊まることを話したら、外湯めぐりの参加宿なので後でお風呂に入りに来てくださいとのこと。

コーヒーを頂いてから『東大雪ぬかびらYH』にチェック・イン。17:30。
脇の駐車場にはバイクが10台ほど駐車している。実は3年前にはここに宿泊しようとしたのだが、満室で断られている。外観も中もペンション風にきれいだし、部屋も2人部屋でゆとりがある。人気のユースであることが分かる。



早速宿の下駄を借りて外湯めぐり。とりあえず『森のふくろう』へ。その後、隣の中村屋へ行く。露天風呂があったので露天風呂への階段を昇る。服を脱いで風呂に入ると、男性が3人と幼稚園児らしき男の子と女の子、それに『えっ?、えっ??・・・・・』子供たちのお母さんらしき女性が1人。男性の1人はお父さんらしい。脱衣室は別々だが入ると混浴だったのか?。あまりジロジロ見るのも何だし、かと言ってまったく見ないのも失礼だし・・・・。まぁ、お母さんは知っていたのだろう・・・まったく隠す風でもなく見せる風でもなく極当然のように入っていた。しかしこっちは温泉地で混浴なんて婆さんを別にすれば初めての経験で何だか得したむ気分。

夕食はこれまた手の込んだ料理で美味しい。デザートも美味。更に夕食後には私がお土産に買った三方六も。これも美味しかったので安心した。

夕食後ペアレントによるスライドでの付近のかんこう案内。その後食堂がそのまま談話室に変わり他の宿泊者とも交流。圧倒的に男性のバイク乗りが多い。夕食時には間に合わなかったが、後から自転車でやってきた大阪のS田さんと同じ自転車ということで話が盛り上がる。S田さんはプジョーのラリー・ドライバーで全日本選手権等に出場しているとのこと。今回は北見の奥さんの実家に黙って行って驚かそうという魂胆らしい。そんなわけで明日は三国峠を越えた大雪湖までご一緒する約束になった。23時過ぎに就寝。
それにしても俺の頭ってこんなに薄かったんだぁ・・・・


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