松姫峠・鶴峠

2007.11.23
猿橋〜松姫峠〜小菅〜鶴峠〜上野原
晴れ  72Km 


家を出たときは上空は雲で覆われていたが、これから向かう北の空は明るくなっていたのでやや安心。八王子駅に到着したら突然ラベルの『展覧会の絵』が鳴り出した。かいちさんからドタ参の連絡だ。甲府よりのホームで合流。ファンですさんとは合流できなかったのでてっきり自走かと思っていたが、高尾で甲府行きに乗り換えると既に座席に座っていた。猿橋駅に到着する頃にはすっかり晴れ上がった。
参加者
    ファンですさん、町田の加地さん、ロボさんかいちさん
    だましのしまだ


Photo by robo

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8:42  猿橋駅到着。ロボさんは1つ前の電車で到着し、準備完了。加地さんは町田からここまで約70Kmを自走で到着したばかりだと言う。朝は相当冷え込んでいたのに大変だったろうなぁ。
組み立てをしていると1台遅れの電車で年配のサイクリスト2人が到着。ご挨拶すると同じ松姫峠を目指すそうだ。

9:02スタート。国道20号線に出たところでコンビニで補給食と飲料を確保。今日はおそい昼食になるが、鶴峠を下る途中で蕎麦昼食の予定だ。
猿橋と言えば日本三大奇橋の一つ、若干遠回りになるが、ここは観て行こう。橋の周辺の紅葉がきれいだ。橋の上からの眺めはいいのだが、猿橋そのものの撮影ポイントがイマイチわからず、すぐ上流にかかる近代橋から撮ってみた。




 

県道を走り中央高速の下をくぐり、しばらく行くと国道139号に合流し徐々に登って行く。国道と言っても交通量は少ないので走りやすい。葉を落とした柿の実だけが真っ青な空に映えてきれい。
松姫鉱泉のある松姫神社で休憩。この神社は鳥居はあるものの社はなく、その代わり御神木が立てられ、その御神木を火の見櫓のような塔で囲ってある。裏側へ周ったら人1人が入れるような穴があり、中は空洞のようだ。この空洞の中に御神体が祀られている筈・・・・アレッ!生神様だッ!

10:15 松姫鉱泉をスタート。2分ほど登ると私たちが休憩中に追い越して行った駅で会ったサイクリスト2人が休憩していた。どうやら私達とペースがほとんど同じようだ。
やがて深城ダムが見えてきた。8年前に富田君とここを走った時はまだ工事中で、ダムの形は出来ていなかった。 いつも宮が瀬ダムを見慣れているのでそれに比べると随分こじんまりしたダムに見える。しかしこのダムのすぐ上流にも深城ダムよりやや大きい葛野川ダムがある。

10: 43 ダム湖に架かる橋を渡って小金沢公園に寄り道。公園の先にトンネルがあり、直進すれば小金沢林道、大峠への道だが数年前に崩落があって依然として開通しておらず、トンネルの手前にガッチリとしたゲートでガードされている。いつかは走ってみたい峠の一つなんだが、開通はいつになることやら・・・。前後して走っている2人の サイクリストはここに寄らずに先に走って行くのが見えた。
小金沢公園を出るとすぐにトンネルがあり、このトンネルを抜けていよいよ本格的な登りに入って行く。やがて一つ目のループしているトンネルが現れるが、そのすぐ隣でもう一つトンネル工事がされている。これが松姫トンネルで完成すれば小菅に3Km以上の長いトンネルになる。



2つ目のループした白草トンネルの手前から後ろを振り返ると、これから登る道の白いガードレールが遥か上に見える。そして前方には白草トンネルの上を横切るように道がついている。
白草トンネルを抜け出たところから下を見下ろすと古い道が谷沿いに見えるが、その道を右に追っていくと今自分の立っている道に続いている。私が最初に松姫峠を走ったときは2つのループしているトンネルを潜った記憶はないから、多分あの道を登ってきたのだと思う。

白草トンネルを抜けて左に巻くように登って行くと前方のはるか上方にこれから登らなければならないガードレールが幾筋も見えてくる。勾配はそれほどきつくはないが、初めて登る人はこれを見てしまうとかなり気持が萎えてくるようだ。私は3回目だから却って気持が高ぶってきた。
町田から70Km自走してきた加地さんもさすがに疲れが出てきたかやや遅れ出した。それでも確実にガードレールの筋が目の高さに近づいてくる。先行しているファンですさんはもうあの辺りを走っているはずだ。

ここまで登って来るとさすがに朝晩はそうとう冷え込むのだろう、左の崖から細い滝となって落ちる水しぶきが防護金網にかかり、それが凍っている。今日は気温も高くなっているので金網を手で叩くとその氷がバサッと塊となって落ちる。
上に登るに従い、勾配はやや緩くなるが九十九折はまだ続いている。ファンですさんの次に先行していたかいちさんが、先のカードレールを見つめて休憩していた。今朝起きてからドタ参を決めたと言うかいちさんは、こんな本格的な峠越えだとは思っていなかったらしい。登っても登っても続くガードレールにちょっとゲンナリした様子だ。やや遅れていた加地さんを待って4人でスタート。

まだ九十九折れが続くと言っても勾配はかなり緩くなっている。景色も開けていて気持がいい。
そして最後のヘヤピンカーブを左に巻くと、走って来た道を遥か下に見渡すことが出来る絶景ポイントに出る12: 03。富士山も手前の2つの山の間から頭を覗かせている。こうして走って来た道を下に見られると達成感も大きいなぁ。 峠はすぐそこなのだが、ここでしばし撮影タイム。
実はここに来たら絶対撮ろうと思っていたのが、遥かしたの道を入れて直下の道を走っている写真だ。そこで既に峠で待っていたファンですさんも含め、加地さんと3人で直下の道路まで下り、ロボさんに撮ってもらうことに・・・。う〜ん・・・ナイス・ショット。28mmの広角ならもっと奥行きのある写真になったかもしれないが、それはこの次の楽しみに・・・ってまた来るのか?。


Photo by robo

12:14 絶景ポイントから僅かに登って峠に到着。何はともあれ峠の記念写真を撮っておく。峠はもっと寒いと思っていたが、風もなく陽射しが暖かい。
以前は峠からの遠望は木立に阻まれて良くなかったのだが、今は10台ほど停まれる駐車場とトイレが整備され、その南側の木が伐採されたので眺めも良くなった。しかし私は峠直前のビューポイントの方が好きだな。 ただ富士山はここからの方が形がいい。
本数は少ないが小菅の湯からここまで路線バスがあるらしい。バス停があった。また1日1本だが上野原から鶴峠・小菅の湯経由でも通じているようだ。
少し遅れて2人組も到着。2人組は小菅から今川峠を越えて青梅街道にでて奥多摩駅に向かうと言っていた。



12:34 小菅までの下りは北斜面なので寒いだろうと防寒対策を万全にして下り始める・・・イヤーッ!、日陰ばっかりで寒ーいッ!。 南側の遠望がいいだけにこの北側の景色は物足りない。それでもたまに目の覚めるような黄葉のきれいなところがある。

12:51 上野原方面への分岐に到着。ここを右折し県道18号をしばらく下り、登り返して鶴峠に向かう。鶴峠は距離はそれほどでもないが勾配がきつい。特に写真の直線的に登る部分は蓑毛の坂を思い出す。 ファンですさんはスイスイと先行し、すぐに見えなくなってしまったが、こんなつもりでなく参加したかいちさんはかなりきつそう。加地さんもはるか下を走っている。

13:16 鶴峠 に到着。8年前は三頭山の登山口側に朽ちかけた峠の標柱が立っていたのだが今はない。代わりに上野原・小菅間のバス停に鶴峠と記されている。ここから奈良倉山・松姫峠を経由して大菩薩峠まで登山道が通じている。踏み跡もしっかりしているから歩いている人がいるんだろうなぁ。
峠からは遠望が利かないので小休止の後、すぐに下る。斜面は南側になるので時々山陰になるものの総じて暖かい。



13:26 小さな集落のにある聖徳太子ゆかりの長作観音堂に到着。前回ロボさんは、ここで1時間近く昼寝したそうだ。今日も・・・いや、今日は昼寝の仕方だけ教えてくれた。


Photo by robo

13:45 西原の集落まで下って『そば処花の里』という店で遅い蕎麦昼食。 ここもロボさんが前回立ち寄って美味しかったというので、はじめから昼食はここと決めていた。人気があるらしく昼をとうに過ぎているのにお客さんが次々にやってくる。蕎麦も腰があってなかなかの美味・・・だと私は感じた。
14:45スタート。

お昼の後は上野原まで長〜いダウンヒルだ。途中田和峠への登り返しを避け、平野田休養村の案内板を右折、鶴川沿いの道を下る・・・・この道が素晴らしい。交通量はほとんどなく、右は鶴川の深い渓谷になっている。惜しむらくは午後の陽がもう傾いており、ほとんどが山陰だ。 この時期陽の当たる時間は短いのだろうが、その短い陽の射している時間なら紅葉が素晴らしいだろう。

小さな集落が山の斜面に張り付くようにあり、、畑も斜面を利用して作られている。春もいいかもしれない。

再び県道18号に合流、棡原から県道33号で上野原へ。 今まで山陰の道ばかり走っていて、もう日暮れが近いように感じられていたが、山陰を抜けるとまだ意外に陽が差し込んでいる。


Photo by robo

20号線に出たところで加地さんは町田まで自走。ファンですさんも私が『高尾までなら明るいうちに自走で楽勝でしょッ?』の一言で自走で帰宅。 それにしても加地さんは自走で来て松姫峠・鶴峠をやってまた自走で帰るなんて凄すぎる。あとで報告があったが177Km走ったそうだ。
15:50上野原駅に到着。私がほぼ輪行仕度完了した ところでロボさんが『しまださん、あと2分で電車来ます』だって・・・。慌ててエレベーターで改札のある下へ下り、切符を買わなければとモタモタしている間に、ロボさんが最短区間の切符を買ってくれた。おかげで16:06の電車に スレスレ乗ることが出来た。やっぱりこういう時の為にSuicaを持ってるべきだなぁ。そんなこんなで予想外に早く18時ちょっと過ぎに帰宅することが出来た。

それにしても今日も素晴らしい天気に恵まれ、峠越えツーリングを満喫・・・ここのところついている。明後日の静岡遠征もこんな天気であって欲しいもんだ。
本日参加のみなさんお疲れさまでした。そしてありがとうございました。


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