円融寺

 
嘉祥元年(848)慈覚大使によって開かれたという天台宗の寺で、法服寺と云われた
 その後、弘安6年(1283)日源上人により、日蓮宗に改まり法華寺と称し約400年
の間大いに栄えました。しかし、独自の教義を強く主張したため幕府の弾圧を受け、
元禄11年(1698)に、元の天台宗にもどされ、経王山円融寺となった。
 正面に立つ優美な「釈迦堂」は室町初期に建てられた物で、23区内で最も古い木造
建築である。(国指定重要文化財)
 仁王門に安置されている「仁王像」は、永禄2年(1559)の作といわれ、江戸時代の
末期、民間信仰で有名になり「碑文谷黒仁王さん」と呼ばれて大変親しまれた。(都
指定文化財)
      
 
このはか当寺には、寛永20年に鋳造された「梵鐘」(国重要美術品)、日源上人の事
蹟が刻まれている「日源上人五重石塔」や中世宗教史研究上貴重な歴史資料である
「板碑」(区指定文化財)などがある。
目黒区教育委員会