gallery マイ …(1999年10月号)

夏のおわり・三題

傘のれん

「のれんに腕押し」といいますが、のれんをくぐってくる風はとりわけ気持ちよい。

暑さが厳しかった京都の夏は大文字の送り火で終わりました。大原の郷はそろそろ柿の実も色づき始めます。(京都大原にて)

 

夏の思い出

遅い夏の朝、バス釣りの少年が湖面を見つめる。浜にはそろそろ朝露が降りる季節です。             (琵琶湖大橋近くの浜にて)

 

爽秋

朝霧が薄れ、郷がほんのりと現われる頃、松の枯れ枝でカラスが領空を確認している。(兵庫県竹田城跡から)

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