桜
『山桜 いろ増す毎に 己より 遠ざかりけり 初恋の春』
柔道部の宿敵小西君が青年の時、こんな詩を創りました。猛者が顔に似合わず文学青年で、
「ままごとをして遊んだ女の子がだんだん大人になってなんとなく声をかけずらくなってきた」というのですシャイな男だったのです。その娘も今はふっくらとしたおばさんです
・山桜のことを「出っ歯」といいます。こころは、葉が(歯が)先に出る。山桜は葉っぱが出てそして花が咲きます。
・先日、岡山道を走りましたこの山峡の山桜はきれいです、山谷一面に山桜が点在し、まるで吉野山に近い絶景です。
桃山桜
大徳寺
花粉症
『天地の生意は、花草一般なり。何ぞすべて善悪の文あらん』
【天地が万物を生ずる意志は、花に対しても草に対しても同じことだから、それらの間にどうして善いもの、悪いものの区別があろう】《陽明学の拾い読みから》
花粉症患者に杉花粉は「悪」であるが、医者、薬局は商売繁盛で「善」である。
陽明学では
「本来物には善悪の区別はないのに、善悪があるように思うのは、人の行為で、これらの善悪は、みなその人の心の好悪の感情から生まれる」
「善悪は志(目的)によって発生する」したがって、明確な志を持って善悪の判断をしなければならない
・しかし、花粉症がつらい4月です
もくれんがさわやかです。ホテルニュー大オオタニの月