専修寺十二単体験に行ってきました

松乃   

少し時間が経ってしまったのですが、以前熊野様の紹介されていた専修寺大恩会での十二
単体験に参加しましたので、その時の模様をレポート(というほど大げさではありませ
んが)させて頂きます。


当日は、心配していた天候も朝から快晴という素晴らしいお天気の中、お昼の12:00から
の着付体験でした。

体験の全体的な流れは、
受付→着付→写真撮影(個人)→写真撮影(全員)→移動→尊徳太鼓鑑賞→呈茶→解散
という感じでした。


受付を済ませて着付場所に行くと、すでに何人かの人が衣装を選び、メイクをしている所
でした。
衣装は各自で選べる形になっていました。ただ、以前どこかで井筒さんの衣装での体験記
を読んだ際は、来た順に割り当てられたようなことが書かれていた気がするので、これは
人数によって変化するのかもしれません。
今回、私が体験した日は14人、翌日は22人のようでした。
選べる衣装自体は、時期もあってか緑系統が多いように思いました。(私は少し迷って、
白系統の打衣に紫の唐衣にしたのですが;)

着付の際は、およそ二人前後でちゃちゃっと着付けてもらう形でした。大勢に一度に着せ
ること、ある程度動き回ることを前提として、衣装に様々な工夫がしてあるのが印象的でした。
髪については、ギャラリーのろゆさんのように、根本付近をバレッタで留め、前に垂らし
て着付る形にしてもらったのですが・・・長さ+くせっ毛のためか、持ち上げる際絡まっ
てしまい結構大変でした。だれかに持ってもらえればよかったのですが、スタッフの人数
が相対的に少ないため、頼むに頼めませんでした。このあたりは他の着付け所と違い、注意が必要かもしれません。

着付けた後の貴重品に関しては、同行人に預けるか、いない場合は指定の巾着袋に入れて
持ち歩く形になっていました。巾着袋自体は結構大きく、カメラや財布、櫛や鏡なども入
れておけるサイズで便利でした。


着付けが終わった後は写真撮影ためのの間に移動し、順番を待ってピンの写真、その後全
員そろってから全体の写真を撮影するという形でした。待機の間の時間は、持参のカメラ
で撮影したり、おしゃべりが出来ました。

ただ、待機スペースがあまり広くなかったこと、加えて衣装のかさもあったため、なかな
か自由に撮影とはいきませんでした。このあたりはイベントの場所によって変わるのかも
しれません。
とはいえ、14人分の撮影時間は長く、その間近くの人たちとゆっくりおしゃべり出来たの
はとても楽しかったです。


写真撮影の後は、廊下・渡り廊下・本殿(?)を通り、通天鑑賞所まで移動、尊徳太鼓鑑
賞という形でした。
十二単を着た状態で屋外(正確には本殿の外廊下のような所)での鑑賞、というのはなか
なかおもしろい趣向だったのですが・・・

当日は見事な晴天の上、14:00前後という一番暑い時刻、加えて西日による直射日光を浴
びる中、この衣装で30分以上というのはキツかったです。

事前に「なるべく薄着になって着て」と言われた理由がここで分かったのですが、それぐ
らいで軽減しきれるはずもなく・・・私を含む何人かは、時々扇で日光を遮っていました。
演奏自体は非常に見事だったように思うのですが、後半には暑さでそれどころではないと
いう状態に;主催者側も見るに見かねたのか、結局本来の時間をやや切り上げて退場する
形になったようでした。


その後再び来た道を戻り、最後に全員でお抹茶を頂き、解散となりました。大抵の方はそ
のまま着替えていたのですが、私は少し残り自分のカメラでの撮影を職員さんにお願いし
たり、他の方に頼まれて撮ったりしたあとで着替えました。



このような感じで、時間にして3時間強という長い間、十二単を着て動くという貴重な体
験ができました。


今回のような体験でよいと思ったことは、上に書いた通り、十二単を着て実際に動けると
いう点だと思います。普通の着付け所のようにじっくりと撮影するのも楽しいですが、着
た状態で様々なことをするというのは、また別の発見がありますし、とてもいい思い出に
なります。

また、他の人が着ているのを見られるというのも非常におもしろいです。熊野様も書かれ
ていましたが、大勢の十二単の女性を目にするのは非常に圧巻ですし、その姿で談笑して
いると、本当に自分が平安時代の女房になったような気分に浸れるように思います。(ち
ょっと大げさかもしれませんが;)


問題点としてはやはり、イベントの趣旨上ある程度仕方のないこととはいえ、不特定多数
の人に許可なく写真を撮られることを覚悟しなければならないことでしょうか。今回の場
合は、写真待機〜観賞後お茶の席への移動 の間、基本的に人目にさらされる状態でした。

また、これもイベントの趣旨によりある程度変わると思うのですが、観光客からすれば
「お人形さん」の立場になるため、着付け所とは違った意味である程度行動に制限が出て
しまうということもあります。
具体的には、尊徳太鼓鑑賞の際などの撮影が、立場上するにできないなどです。
もっとも私の場合、後ろの席なのをいいことに、横の方とこっそり話したり、時々扇をか
ざしたりなどど少々お人形にふさわしくない行動もとっていたのですが;;

このことを考えると、今回のようなイベントは「写真をじっくり撮りたい」場合には不向
きかもしれません。同行人がいる場合はもう少し色々撮影できると思うのですが、いない
場合はかなり制限が出るように感じました。(事前にスタッフの方にカメラを預ければ良
よかったのかもしれませんが、そこまで気が回りませんでした。)


ただ、本当に楽しい体験だったのは事実です。ちょっと違うかもしれませんが、『物(写
真)より思い出』になるイベントだなと思いました。


相変わらず長ったらしくて申し訳ないのですが、以上体験レポートでした。
[2008/05/02 04:37:57]

熊野   

専修寺の十二単を楽しまれたのですね。
結構楽しまれたご様子、よかったでしたね♪
松乃さん位のロングヘアの方はほとんどいらっしゃらないから、珍しく思って写真を撮られる機会が
多かったかもしれません。裳と唐衣をはずした姿も撮ってもらえるとよかったですね。

私は実は今月末に大覚寺へ細長を着に行ってきます。マイヘアーがまだまだ短いので、
残念ながらウィッグでの着装になりますが…
平日でイベントのない日に着ますので、たっぷり時間をもらって着ていられます。十二単とは
違い、それほど着重ねないと思いますが、それでも時期的に暑さがどうか心配です…
ブログに写真をupしようと思っておりますので、乞ご期待!
[2008/05/02 13:30:49]

松乃   

 熊野様

さっそくのコメントありがとうございます。

月末の紫の縁に参加されるのですか!細長は実物を見たことがないのですが、イラストを
見る限り十二単とはまた違った優雅さがありそうですね。
時間もたっぷりとのことで、きっと様々なお姿の写真が撮影できることでしょうね♪ブロ
グが今から楽しみです。
暑さ対策については可能なら水分補給、ぐらいしか思いつかないのですが・・・当日あま
り気温が高くならないよう祈ります。


>裳と唐衣をはずした姿も撮ってもらえるとよかったですね。

打衣は白地でしたから、よく考えたら髪が栄えていい写真が撮れたかもしれませんね。多
分可能だったと思うのですが、撮影時はそこまで頭が回りませんでした;;
毎回思うのですが、もう少し考えられるよう精進したいです・・・



追伸:ちょっと寝ぼけていたせいで上の私の書き込みに
”様”と”さん”が混じってしまっていました。ろゆ様、申し訳ありません・・・
[2008/05/04 02:18:00]

熊野   

実は、紫の縁の京都文化博物館でのイベント(別のスレにて紹介しましたが)の方にも
行きたかったんです。
そちらは細長はありませんが、十二単が5,000円は破格ですよね!
行ったついでと言っては何ですが、他の装束も着たいくらいです。
装束の販売もやっていると聞きました。十二単が日本製だと300万位、外国製だと50万位だそうです。
いずれにしても私には手が届きませんが、将来外国製でもいいですから、手に入れたいものです。
[2008/05/10 19:44:39]
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