鳥取市の自立援助ホームで、少女二人が髪を切られる

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鳥取市の自立援助ホーム「ほうれん荘」(子どもセンターぼちぼち(真奏あき理事長)運営)で、
2006年5月に、男性職員が10代後半の少女二人の髪を極端に短く切ったということです。
鳥取県は、9月5日に改善勧告をしたということです。
 
真奏理事長は
「勧告の中身は非常にあいまい。無理やりに子供の髪を切るようなことは一切ない」
と否定しているということです。これが、髪を切ったという事実を否定しているのか、
あるいは、合意の上で髪を切ったと言っているのか不明ですが、
髪を極端に短く切ったことが事実なら、合意があったとは思えないです。
[2008/09/06 00:21:49]

キャサリン   

ヒドイですね!
髪は女のいのちですよ。

合意があったなんて、考えられません。

>施設から逃げ出した10代後半の少女2人を連れ戻し、バリカンやハサミで髪を極端に短く切ったという。

どう考えても、少女たちが逃げ出すくらいだから、
髪を切る以外に、虐待があったとおもいます。
施設でよっぽど苦しい思いをしたのでしょうね。
[2008/09/06 01:15:46]

熊野   

問題はその施設がどのくらいの障害を持った子たちを預かっているかにもよります。
全く意思の疎通のできない子である場合は、介護者が便利なため、むりやり短く切るところもあります。
意思をもった子に対しては、子供の意思を尊重するのが当然でしょう。
いくら障害があるからといってむやみに切られたら可哀想でなりません。
子供の意思を無視して切ったら、犯罪です。
[2008/09/06 12:35:01]

わかば   

授産施設の利用者であるわたしにとって、正直胸が痛くなるような話です。
そして、「わたしもいつかこうなるんじゃ・・・」と怖くなってしまいました。
[2008/09/06 19:27:01]

洋子   

施設のトップの姿勢が問われますね。
いかに閉鎖されたところか、なんかわかるような気がします。

障害の程度ということもありますが、
人は人として生きていくわけで、尊重される存在ですから。
あってはならないことだと思います。

介護にかかわるものとしては 不思議ですね。
こういうことをするのは。。。私の施設などで、そんなことをすれば
即 解雇されますから。

私が勉強した記憶では、理髪等は、介護士がやってはいけない行為だったと。
髪を切る理髪行為は、家族がするのはともかく、、、
資格のある人でしかできないはずです。
通常、施設等では、定期的に出張理髪が来て、利用者の希望者や、家族の同意を得て
理髪します。

爪を切る、耳の入り口程度の耳垢を取る。
爪も形状の特殊な場合は 医療的なことであり、切ってはなりませんし、
耳垢も奥までとなると
医療行為になるのでできません。

施設職員が理髪を経常的に行っている可能性がありますから、
福祉の違反行為になると思います。
[2008/09/06 21:20:52]

熊野   

私の息子が以前利用していたショートスティの施設でも、長期利用の女の子などは男の子のように
短く切られていました。理髪師がやるのかどうかは不明ですが、もし施設の職員がやっているのだったら、
明らかに越権行為ということですね。
子供に意思がなく切った方が取り扱いが便利だから切ってもいいだろう、ということでしょうか。
結構なあなあになっているところがあるかもしれません。
鳥取市の例は氷山の一角かもしれませんね。
[2008/09/07 12:32:58]

マリー   

少女たちが髪を切られたのも痛々しいですが、キャサリンさんの書かれているように「少女たちが逃げ出したくなる
ような施設」みたいですから、日頃から子供たちの権利などを無視しているような施設だったのではないか?と
思うと、入所している子たちが可哀想です。。。。

多感な年代の子たがいる施設なわけですから、無理矢理髪を切るなんて、あってはならないことですし、他にも
似たような行為(子供の意思を尊重していない行為)があるのではないかと思うと、そういう施設を、自治体はもっと
目を光らせて管理して欲しいな、と思います。
[2008/09/09 10:46:38]

悪華音   

森山風歩さんの『風歩』という本を読みました。

著者の森山風歩さんは、筋ジストロフィーという病気に罹り、車椅子で
生活している20代の女性です。
『風歩』は、今までの体験を本にした自伝です。

病気のため、森山さんは施設で生活していたそうですが、
施設の人に、髪が長いと洗ったり乾かすのに時間がかかるから短くしなさいとか、
スカートやヒールの高い靴は駄目、動きやすいジャージやスニーカーにしなさいとか
いわれた、と書いてました。
森山さんは自分で洗髪などをしていて、足の筋力がないのでスカートを頭から被って
穿くほうが楽だった、という風に書いていました。
にもかかわらず、「病人がオシャレすることはもってのほか」と諭されたそうです。

すべての施設がこうだとはいえませんが、施設の利用者に髪型や服装を制限する、
という風潮が、疑問もなく行われているという状況があるのかもしれません。

森山さんの言うように、必ずしも短い髪や、ジャージなどのスタイルが施設利用者に
とって「良い」とは言えないと思いますが・・・。
あくまで施設管理者の都合なのでしょうか。
[2008/09/10 12:03:32]

洋子   

施設管理者の都合というより、
介護する者の都合で。ということなんでしょうけれどね。

全くの寝たきりで、身体状況がわるく何度も入退院を繰り返しているのに、
どうみてもLサイズ体系の人なのに、
ぴちぴちで汗も吸い取らないような、Mサイズの服しか持ってこなかった家族には
ちょっと参りましたね。
相談員が、要介護5であり、ご本人も苦しいともいえない状況なので
汗の吸い取りやすい、綿素材の服、もしくは浴衣などの方がいいのですが?
と言っても分からない、「でも、おしゃれだからいいじゃない?」と答える家族とか。

本人希望で、スカートの人は居ますよ。
髪も長くて、シニョンとカチューシャでとめているおしゃれさんもいますし、
毛染めをする利用者もいますけれど。
色鮮やかなブラウスを好む人だったり、ニット素材が好きだったり、
帽子がすきでしていたり、スカーフでおしゃれしたり。。。

年寄りだからこそ、こだわりがあって おしゃれを楽しんでいます。
ある程度自立している男性利用者など、Gパンだったり、
金髪に長髪の男性もいますが。。。

動けなくなって、たびたび入院するような状態の、寝たきりになってしまったら、それはそれで考えることなのですが
ある程度意志がいえて、不自由な体であっても、その人の尊厳にかかわることを
否定するのは、決していけないことというのは、
福祉の基礎課程の勉強で誰でも習っていることなんですけれどね。

古い体質の施設や、介護保険前から運営しているようなところは
そういうところがあるのかなあ〜

そういえば、、、どこだかのフリースクールでも、少女たちの人格を否定し
短髪にさせられていたそうですね。全く よくわからない世界です。
[2008/09/10 21:10:04]
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