愛媛県立東温高等学校保健委員会の生徒が、愛媛大学医学部解剖学教室松田教授の指導で、 走査型電子顕微鏡を使って撮影した、ヘアカラーで傷んだ髪の電子顕微鏡写真をURLに示します。[2007/12/01 11:00:01]
高校生の研究レポートがあまりにも充実していて、驚きました。 本当に、詳しく調べてありますね。ヘアカラーという、おしゃれに目覚める子供たち にとっては、興味深いテーマだということもあるのでしょうが、自分たちの身近に ある事柄を深く追求させる、愛媛県立東温高等学校の教育方針には敬服いたします。 それにしても、電子顕微鏡で見ると、なにもいじくってはいない髪とヘアダイやブリー チを繰り返した髪との違いは一目瞭然ですね。 大人たちからヘアカラーを頭ごなしに禁止されると、生徒たちがよけいに反発すると いう虞がありますが、このように自分たちが実際に自分たちの目でヘアカラーの健康 への悪影響を確認し、理解することで、若気の至りからむやみやたらにヘアカラーを 繰り返すという無謀な行為を自重するようになるのでしょう。 生徒たちにとっても、貴重な体験になったと思います。[2007/12/01 16:57:47]
私は高校時代に化学部に在籍していて、顧問の先生がかなり自由な実験をさせてくれる 先生だったので、こういう実験はとても興味深かったです。 実験にゆで卵の卵白を使って染色テストをしているところは、先生のアドバイスがあった ものと思いますが、とても高校生らしい素材を使っていて好感が持てました。 それと、「50代男性の白髪」(顧問の先生?)や「水泳部女子の髪」などの髪の画像は 本当に身近な題材だなぁと関心しました。 実験だけでなく考察もあって、本当に親しみがある内容でした。 こういうことを学校の中だけではなく、ホームページに載せていることも素晴らしいと 思います。私が高校時代はまだIT技術が脆弱でしたから、実験内容の発表の場が少な かったです。せいぜい年1回くらいの地域の研究発表会か文化祭くらいでしたから。 こういう実験内容は、ネット上はもちろん、いろいろな発表の場があるといいですね。 発表をすることで、生徒達にも「これをみんなに伝えたい!」というモチベーションが あがりますので。[2007/12/01 17:59:43]
自分も染髪経験があるだけに、いかに傷むかをこのようにビジュアルにして、発表するのは 効果大だと思います。 それでも、染めたい人は染めるんでしょうかねぇ〜 キューティクルがボロボロになってでも…[2007/12/01 19:53:42]
すみません電子顕微鏡の文字に反応してしまい書き込みます。 以前、勤務していた会社にも走査型電子顕微鏡(SEM)があったんですが 当時は本来の業務でしか使用していなかったので今思えばちょっと残念 な事をしたなという思いです。 確かにあの装置は観察しようとする検体の表面状態が良く分るのでなかなか 良い実験だと思います。[2007/12/03 19:31:54]