「日本民俗地図」(文化庁伝統文化課編 国土地理協会)によれば、 調査対象の中の21カ所で、七夕の日に女性が沼や川で髪を洗う習俗がある(あった)ということです。 URLに、「日本民俗地図」を元にして、全国の七夕習俗をまとめたページを示します。 このページによれば、 「この日に髪を洗うと黒く長くなる」(埼玉県越生町小杉) 「女が髪を洗う日であるといわれた」(石川県小松市埴田町) 「7日の日に女は髪の毛を洗った。 この日に髪の毛を洗うとからすのように黒く柳のように長くなるといった」(大阪府貝塚市蕎原町) 「女たちはこの日特に七夕洗いといって洗濯をしたり、髪を洗ったりする」(福岡県前原町井原) 等の習俗がある(あった)ということです。[2007/07/05 01:53:30]
別のスレ「古代医学書『医方心』より。」で、私がコメントしたのと同じで 節句の日に何かすると縁起がいいことがある、ということが多いようです。 昔の人は今よりも季節感を大切にしていたと思います。 五節句の日(1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日)は、 特に重要で必ずお供え物をしたり、身を清めたりということが各地で習慣として 残っているのでしょう。[2007/07/05 20:39:20]