読売新聞の記事(URL)によると、ヘアカラーをした子供に、 以下のような被害が出ていると言うことです。 1 染毛剤を使用し続けたことで腎臓機能が低下した(小学校低学年の男児) 2 脱色剤を使ったところ頭髪がすべて抜け落ち、 医師から「今後、生えてこない可能性もある」と言われた(男子高校生) 3 染毛料が顔に付着しやけどを負った(女子中学生) 記事の中で、東京都皮膚科医会会長の岡村理栄子さんは、 「化学物質を多く含む毛染め剤は、使い続けるうちに突然アレルギー症状を引き起こし、 一度出た症状は長く続く。安易に子どもに使用しないでほしい」 と述べています。 また、記事では、「毛染め剤には、パラフェニレンジアミンなどの化学物質が含まれており、 子どもの場合は特に、炎症やアレルギー症状を引き起こしやすい。」 としています。 上の2の脱色剤ですが、ヘアカラーには脱色と染色の二つの作用があるため、 当然ヘアカラーでも2と同様の被害がでる危険性はあるように思います。 記事は、子供に毛染めをしないで、という趣旨ですが、ヘアカラーは子供だけでなく、 大人にも有害であることを書いてほしいです。今回の記事は子供の被害をテーマにしたものであるため、 「安易に茶髪、子供に×」 ですが、 「茶髪は健康に×」 という記事があればな、と思います。 また、記事では毛染め剤に含まれる「化学物質」が有害であるとしていますが、 化学合成されたもの=有害というトンデモな議論です。 そもそも生体内で造られる物質自体が、生体内で化学合成されたものですし、 その結果造り出される猛毒(生物由来の猛毒)もあれば、 人間が工業的に造り出す無害な化学物質もあります。[2007/04/06 01:42:11]
まだ、成長段階の子供が最近よく、茶髪にしているのがたまに見られますが、 子供のうちから、髪を傷めなくてもなぁ…と常々思って見ていました。 有害だからということと、習慣は別物で(たばこと同様) なかなかやめない親が多いみたいですね。 心配しながら見ていました。[2007/04/07 11:15:18]
その記事、私も読みました。 幼い子供へのカラーリングは、やはり問題だと思います。 子供の皮膚は成長途中ですし、大人用のヘアカラー剤は、子供には刺激が強すぎる と思います。 (大人の髪でも傷みますからね) それなのに、子供がやりたいといったとか、自分(親)がしてるからといった理由で 子供の髪を染めるのはある意味、虐待ととられても仕方ないのではないでしょうか。 以前、ある掲示板で、美容師の人が、あるお客が子供の髪を染めて欲しいと言って 来店したが、自宅で染めていたようでその子の地肌にかぶれたような跡があったので 事情(刺激が強すぎること)を説明して断ったら逆切れされた、というようなことを 書き込んでいました。 大人の場合は(本人が望んでした場合に限り)ある意味「自業自得」と 言い切れますが…。 人間の髪の色素を抜いてしまうほどの刺激を持った薬品が人体に有害と 分からない大人は少々心配です。 実際匂いもきついし、パッケージには「必ずパッチテストをして下さい」などと 書いてあります。 こんなものを使って髪を染めたいと思う人の気持ちは、申し訳ないですが 私には全く理解できません。 まあ、実際上記のことが分からないというか、思い至らない大人がいるのでしょうね。 そういう人が親になって、子供にカラーリングするのでしょう。[2007/04/07 18:08:23]