栃木県立博物館でがっかりとびっくりしたこと

熊野   

3月10日に、十二単が着られるというので、栃木県立博物館へ行ってまいりました。
電話でも言っていたのが、10名先着順に着られて、正式に着られるのは1名だけ、
後の9名は、一偏に着重ねるというので、私はてっきり、1名は、五ツ衣を1領(1枚)ずつ
着て、他の人は五ツ衣を一偏に着るのだと勘違いしておりました。
   
講堂というところで開催され、講演とかに使う部屋で、前が小さなステージになっていて、
スポットライトがいくつかついていました。(部屋全体は暗い感じ)
実は正式に着られる人以外は、洋服の上から、裳も長袴もつけずに、最初の正式に
着た人が脱いだままの単から唐衣までをガバッと着るだけのことでした。
正式に着たい人はじゃんけんで決め、私も名乗り出たのですが、じゃんけんに弱い私は、
案の定負けて………がっかり……
   
それだけではなく、正式に着る人に衣紋者(着せ付ける人)は裳をつけるときに、
仮ひもだけで結び付け、小腰も引腰(裳の両脇に長く垂れている太い紐)と同じように、
後ろに垂らそうとしていたのであります!!
   
それ、ちがうでしょ! 私は慌てて前に出て、「それ違いますよ!」と言って、
衣紋者(といっても、博物館のバイトのお姉さんみたいな感じでした)に
小腰は蝶結びにすることを教えてあげました。
知らなかったらしく(そんなことでよく、十二単を着せ付けられたなぁと、
こちらが感心してしまいました)喜ばれました。
   
おかしな体験をした半日でした。
   

[2007/03/16 15:25:52]

またまた追記  熊野   

内容がロングヘアとは、関係ないのですが、以前「十二単が着られる所」で紹介した以上、
詳しい報告をと思いまして、書き込みました。
私のせっかくの(?)ロングヘアもかぶって着てしまい、垂らすことができませんでした……
   

[2007/03/17 11:38:36]


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