いつきのみや体験記

熊野   

【管理人注】
1 「十二単が着られる所」から独立させました。既にHPに転載済のスレッドですので。
2 原文ではいつきのみや歴史体験館訪問日付が記してありましたが、削除しました。
 日付が分かると熊野さんの氏名等が分かってしまう可能性がありますので。
【管理人注終了】
   
いつきのみや歴史体験館に行ってきました。
ぎりぎりでしたが、予約できたので、
主人と装束が着たくて行ってきたのです。
   
でも、その場に及んで主人が着たくないと言い出したので、私1人が着ることに。
試着室という物置みたいな部屋に通されて、そこで、洋服から、長襦袢に着替えます。
(メイクもして、ウィッグもそこでつけました)
   
以前、ろゆさんが着付けで行ったように、長襦袢の姿で出ていきます。
たまたま、平日ということもあって、観客が誰1人いない状態でしたので、
実に気楽に着付けられました。
ろゆさんの時は、夏用だったのですね、私は冬用の色取りのあでやかな装束でした。
   
着付けがすべて終わると、長袴は、足をかぶらずに、衣紋者の女の人たちが裾をたくし上げて
台がついた畳2畳のところに、移動します。
写真はこの畳2畳の中だけで、ポーズをとるので、バリエーションが乏しいです。
   
建物が平安風なので、まだいいですが、できることなら双六や貝覆いのところにも行けると
面白い写真が撮れたのではないかと思います。
   
五ツ衣が比翼仕立て(襟、袖、裾のみ五枚作ること)でしたので、
装束はそれほど重くはありませんでした。
檜扇が小ぶりだったと思います。絵も地味でしたし。(まあ、それは目をつぶるとしても)
2,000円で、長い時間着せていただいて、いろんな写真も撮れたので、超格安ですよね。
かつら、メイクなしのメリットもうまく利用して、ナチュラルに近い平安風メイクにしてみました。
   

[2007/03/13 17:33:50]

追記  熊野   

うっかり忘れておりましたが、ここ、いつきのみやでは、衣紋者(着付をしてくれる人)が
お二方いらして、事務服の若いお姉さんでしたが、
最初に三つ指をついてきちんと挨拶をしてくれるんです。
何だかこちらも恐縮してしまいました。
御方(おかた、着せ付けられる方)に対する敬意を表してくださるんですね。
衣紋道を心得ていらっしゃって、すごく好感が持てました。
   
そして、一枚着るごとにいちいち着る物の説明をしてくれるんです。
だいたい知っている私は、「はい、はい」と、その都度返事をしました。
お金で測ることはできませんが、そういった意味でも、
格安な割には、よい体験をさせていただいたと思います。
   

[2007/03/15 20:06:16]

追記の追記  熊野   

そうそう、書き忘れました!
この次、着に行くときは、絶対ウィッグなどつけず、地毛で着たいと思います。
   
以上でした。
   

[2007/03/16 08:59:58]


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