「ニッポン女性は黒髪回帰」「茶髪にパーマは激減」(ZAKZAK)

wind   

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006091911.html
今年の9/19付のZAKZAK(産経新聞社)の記事です。以下、引用と要約。
-----------------------------------------------------------------------
若い娘といえば、茶髪にパーマ−を思い浮かべるあなたは、完全に“化石オジサン”だ。
オフィスを見回すと、いつの間にか黒髪の女性ばかり。
   
(チャン・ツィイーさんを起用した理由について)
「ターゲットの20〜30代の女性は、海外旅行にも頻繁に出かける層。
東洋人として世界で活躍するチャン・ツィイーさんは消費者にも親しみを持って迎えられている」
(花王広報)
   
シャンプーのCMから欧米人の女性がすっかり姿を消し、登場するのは黒髪美人ばかり。
「社会進出が進み、地位が向上するとともに、日本の女性も自信を持ち始め、
欧米人にあこがれる時代ではなくなった。アジア・日本回帰現象が着実に始まっている。」
(MBASolution社、安部徹也氏)
-----------------------------------------------------------------------
実際にどれくらい「激減」しているのか、データがないじゃないか、
という突っ込みをしたくなったのですが、シャンプーのCMモデルから「茶髪にパーマが激減」したのは事実。
(安部氏の言うような、シャンプーCMモデルが黒髪ばかり、というわけでもないですが。)
 また、花王広報が言うように、外国に行くと、色々な人種がそれぞれの髪色で暮らしていて、
アジア人としての自分・日本人としての自分を意識します。だからそういった経験のある人が、
自信を持って黒髪にし始めたという部分はあると思います。
   
 今の若い女性の髪型を見ていると、次の3グループに分けられるかな、と思っています。
A バリバリの茶髪、パーマ・巻き髪・しっかりメイクでがんばっているグループ。
B 茶髪をやめて黒髪に戻したグループ(最近すごく増えてきた)
C 髪の色をやや暗めにしたものの、黒髪には戻さず、様子を伺っているグループ(非常に多い)
D 元々黒髪のグループ(ごくごく少数)
   
Bはさらに二つに分かれるかも。
B1 流行に敏感で、明るい茶髪から一気に黒髪に戻して、おしゃれな黒髪を目指しているグループ
B2 元々派手好きではない性格で、黒髪に戻してのびのび自然体にしているグループ
   
 記事にもありますが、確かにオフィスではいつの間にか、
思い切り茶髪にしている女性はいなくなりました。
ただ、若い女性の間では全体的には茶髪がまだまだ優勢ではありますが。
   

[2006/11/19 01:27:09]

青糖舎    URL

wind さん>
若者の間で茶髪が大流行した原因の根っこにあったのは、
髪色が明るいと派手で明るく見えるという理由の他に
髪の動きがわかりやすいというのも一要素としてあったんじゃないかと私は思っています。
茶髪ブームさなかに流行したヘアスタイルって、ショートでもロングでも
みんな多かれ少なかれシャギーやセニングがはいってましたよね?
あれって日本で一番最初にレイヤードスタイル(陸サーファーとかいた時代 笑)
が流行した当時の写真を見るとわかるんですけど、
レイヤードって髪表面の毛の流れが見えないとあんまり流してる意味ないんですよ。
逆にもっさり感を強調するところへ地毛が黒いもんだから、
ボリューム感ばかり増して頭が大きく見えて、今見るとすごくダサい(苦笑)
当時はそれが【オシャレ】とされてたんでしょうけどね。(^^;)
もともと巻いたり流したりってヘアスタイルは、
アメリカやヨーロッパ方面からはいってきた流行なので
元来地毛の色素が薄い人種の髪型をそのままアレンジもせずに
日本人に使うってこと自体、どだいムチャな行為なわけで……(苦笑)
(ケーブルTVなどで放映中の当時30歳のブルース・ウィリスが出演してるドラマ
【こちらブルームーン探偵社】などを見るとわかりやすいと思います)
   
だから、過去と同じ轍を踏みたくない美的感覚命な美容業界にとって
すいて髪の動きを出すことを前提にしたヘアスタイルを流行させると決めた時点で、
それは茶髪とワンセット、という方向に必然的に傾かざるをえない。
そして、それまで世間で流布されていた一般的イメージである
茶髪=ヤンキー、不良、ヤクザ等のマイナスイメージを払拭するためにも
大音量で「茶髪がいま一番オシャレな髪型!!!」と
がなる必要があったんじゃないかと………・・・(^^;)
   

[2006/11/21 02:34:34]

続き   

少し話は逸れますが、
茶髪ブームと同時に漫画やアニメにおけるキャラクターの髪型描写が如実に変化したんです。
それまではただ平面的に描かれていた髪が現実どおり
トップ、サイド、フロント等のフォルムや毛束ひとつひとつの動き、流れ、
立体感等がリアルに映るよう、細かい神経がはらわれるようになってきて。
   
そのあたりの詳しい変遷は下記のサイトにてどうぞ☆
http://fox.oekakist.com/4251/
(No.389のカキコミが参考になるかと)
   
だから、茶髪ブームの残した遺産は功罪相半ばするところもあるなぁ…なんて、
絵を描いてた人間にはなかなかビミョーなものがあります(苦笑)
ここで茶髪賛美をする気は毛頭ありませんが、
物事はみんな気づかないところで互いに深く影響しあってたりするものなので
私は時代の変化を興味深く見守ってゆきたいなぁと。(笑)
   
あ、windさんのおっしゃっている
   
>黒髪に戻してのびのび自然体にしているグループ
   
って、近年のロハスブームも影響してるんじゃないでしょうか???
あと、現在の茶髪優勢組はエビちゃんの存在と巻き髪ブームの影響が大だと思います。(笑)
   

[2006/11/21 02:35:09]

鈴原 愛理   

そう言えば確かに、あまり最近は茶髪の女性を見ませんね!
昔は猫も杓子も、「茶髪茶髪」って染めていたのに・・・・・
これもブームとかに影響され易い、日本人の特性でしょうか。
でも黒髪ブームで黒髪が回復とは、とても嬉しい事です♪
   

[2006/11/23 01:58:21]

黒井杏蜜   

>今の若い女性の髪型を見ていると、次の3グループに分けられるかな
ABCDとあるので4では?
   
それに、Aグループに入るかもしれませんが、
パラパラを踊っているようなマンバさん達は
メッシュをしてますが、ピンクや青、緑といった色んな色ですよね。
パンクやゴシックさんもたまにピンクメッシュ一本、なんてこともありますよ。
   
ヤマンバギャルなんて髪が痛むなんてもんじゃなかったんだろうな。
   

[2006/11/24 09:01:15]

鈴原 愛理   

>ヤマンバギャルなんて髪が痛むなんてもんじゃなかったんだろうな。
   
多分、ズルズルに傷んでいたと思いますね。
普通に見ても、激しく傷んでいる様に見えます。
しかもテレビの画面を通しても、分かるくらいです。
見るからに、ゴワゴワギシギシしていそう・・・・・
   
私も短い頃は、軽く茶色に染めていました。
それだけでも、想像以上に激しく傷んだので。
今から思えば、傷みで後悔しているくらいです!
   

[2006/11/24 11:56:22]

wind   

☆ 黒井杏蜜さん
> ABCDとあるので4では?
わ〜、ほんとだ。突っ込みありがとうございます(^o^;
それから、Aの「茶髪、パーマ・巻き髪・しっかりメイク」は、
「茶髪」and(「パーマ」or「巻き髪」or「しっかりメイク」)
のつもりで書きました。だからヤマンバさんやギャル系の人たちもAに入るつもりです。
   

[2006/11/25 02:31:24]


ロングヘアマガジン > ロングヘアトーク