ロングヘア女性の自己防衛策 |
トラブルやストーカーなどの報告に、心を痛めている雪野です。 私自身の経験からですが「ロングヘア女性の自己防衛策」を考えてみました。 ちょうど、そういうコンテンツもありますし、 よかったら、参考にしていただければと思います。 また、ご意見聞かせていただければ嬉しいです。 ------ ■Web上での注意 最初に徹底すべきは「個人情報を書かない」 具体的にいうと 1. 居住地を明かさない（関東とか、おおざっぱであってもダメ） 2. 買物に行く先の店など具体的に書かない（そこに張られたらおしまいです） 3. 生年月日を書かない（とくにうまれた年、干支なんかもNG） 4. 職業や年齢を書かない（中高生は狙われます、女子大生も、OLも然り） 5. 学校名を書かない（そこから足がつきます） 6. そもそも学校に行ってるって書いちゃダメ 7. テストがーとか、試験がー、受験がー、も同じくアウト 8. 家族構成を書かない（ひとり暮しって絶対書いちゃダメ） 9. 既婚か未婚かなど書かない（既婚子持ちですーと書いても嘘ならばれる） 10. メールアドレスを載せない（メールを送れるフォームを設置すればいい） 11. 載せるとしたら、すぐに解除できるフリーアドレスを使う 12. メールフォームからのメールに返事するときはフリーアドレスを使う 13. ヤフーオークションを使っている人はヤフーのIDやアドレスは書かない （オークション出品・落札から名前住所電話番号など足がつきます） 14. ブログもホームページもメールアドレスも、 Web上で公開する場合はすぐに解除することができるものを使うこと （プライベートのアドレスは使わない、面倒な目にあったらすぐ逃げる覚悟で） それから、顔写真をのせたり、ブログを書いたりする上での注意としては、 「ある程度のリスクを覚悟する必要があると肝に命じておくこと」です。 Web上での露出のしかたと、現実のそれとでは、随分違うからです。 ■ピンクメール・いやがらせ書き込み対策「徹底的に無視。」 具体的には 1. 見た瞬間に削除。 2. 絶対に返信しない 3. もらったことすらブログなどに書かない 4. 内容に関してコメントを一切しない （へこみましたとか書かない） （「無視してます」とか書くのもダメ） 5. 掲示板への書き込みであっても、見た瞬間に削除。 （自分の意に添わないものは即刻削除する癖をつけること） 6. 掲示板ごと削除することも覚悟しておくこと。 実生活上でのトラブルを避けるために。 1. 「ダウンスタイル＝目立つ」という可能性を頭に入れておくこと （ことさらに目立ちたくない場合はまとめ髪にする、地味な格好をすること） 2. 夜や早朝、ひとりで外出しない 3. 毎日同じルート・時間を使って通勤・通学をしない （たまに変えること、前後に数分ずらすだけでも随分違うはず） ■それでも実際につきまとわれた場合。 「相手よりも「大人」な対応をする」 これに尽きます。 具体的には、 1. まずは落ちついて、今すぐに取れる行動に移す（戦ってはダメです） 2. その場から す ぐ に 逃 げ る 3. 反応を見せない（怖がっていても、そぶりを見せない） 4. ひとり暮らしの場合は、その足ですぐに自宅に帰らない （つけられる可能性があります） 5. 誰かに連絡を取ってすぐにその人と会う 6. 大事なものは渡さない（個人情報のついたもの。携帯電話、髪の毛など） しつこい場合は 1. ひとりで悩まない 2. 常に頼りにできる人（複数名）と対策を考える 3. すみやかに警察に届け出ることをためらわない。 とまあ、こんなもんでしょうか。[2006/05/13 17:11:25]
「女が夜道でつけられる時」というタイトルの記事を最近読みました。 http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20060430A/ http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20060430B/ All Aboutというサイトからです。 ここの防犯記事は参考になるものが多いと思いますので、 よろしかったらチェックしてみてください。[2006/05/13 21:33:08]
夜道などで何かあった時は、近くのコンビニに駆け込むといいそうです。 コンビニの協会？の規則で、「女性などがトラブルにあって助けを求めてきたら、 すぐに警察に通報し、助けること」というのがあるそうです。 交番などは、地域によっては夜間は閉まっているし、コンビニに比べて、 どこにでもあるわけではないですし・・・。 ネット上では、見知らぬ男性からのメールは無視するのがいいと思います。 掲示板などでよく会話する人なら別ですが。 最初は丁寧で優しいメールを送っていても、何度かメールを交換するうちに、 いやらしいメールを送りつけてくる人がわりといます。 雪野さんがおっしゃるように、すぐに削除できるメールアドレスをとって、 使い分けるといいと思います。 学生の人は、学校で用意されている個人別のメルアドは知人間でしか使わないほうが いいと思います。 大体が、○○（←学籍番号）＠××（←学校名）.ac.jpなので、 そこから氏名を割り出せますし。 会社のメールアドレスもそうなのかな？[2006/05/15 15:47:36]
結さん、補足ありがとうございます。 コンビニにはそんな規則があったんですね！ でも、用心すべきは（とくに夜の場合） 「こちらがあかるいところにいて、相手が暗いところにいる」 ということでもあると私は思っています。 バッチリ顔みられちゃうし…難しいですよねえ… 学校・会社のアドレスも、個人情報満載だと思います。 ネットで調べがついてしまうので。 私も何回かピンクメールをもらったことがあるので、 「やらしい男の人」って本当に困るなーと思います。 お互い、用心してまいりましょう！[2006/05/18 18:08:30]
レスが遅れてすみません。よく考えられた投稿をありがとうございます。 まず、ロングヘアという立場からの自己防衛策について。 > 1. 「ダウンスタイル＝目立つ」という可能性を頭に入れておくこと 一般的には、髪よりも、脚や胸の露出度のほうが男性の視線を集めるとは思いますが、 髪にも注意を、ということですね。 「萌え」という点では、ダウンスタイルより三つ編みの方が注目を浴びるみたいですし、 かといって、常にまとめ髪というわけにもいかないでしょうし、なかなか難しいです。 雪花さんの写真の#11にあるように、髪をバッグに入れるのも、 目立たないための良い方法の一つだと思います。 ネット上のトラブルという点では、自分のHPやブログを持っている人、写真を公開している人、 掲示板に参加しているだけの人によって、微妙に違うかな、と思います。 一番自己防衛が必要なのは、自分のHPやブログを持っている人だと思います。 自分のHPを持っている人の場合、自己紹介用の色々なフォームを利用することが多いと思いますが、 それに各種個人情報を記入するようになっているのが曲者だと思います。 （ロングヘアマガジンの「ロングヘア女性に100の質問」シリーズでは、個人情報については メールアドレスも居住地も誕生日も一切聞かない、という方針で作っています。） ロングヘアマガジンのモデルさんの中には、自分のサイトには一切写真は載せないし、 ロングヘアマガジンからのリンクも張らないし、自分のサイトの日記にも自分の写真が 掲載されていることを書かない、という人がいらっしゃいます。 また、自分のサイトで使っている名前と ロングヘアマガジンに参加したりモデルをやったりするときに使う名前を 別にしている人もいらっしゃいます。 ただ、どこでも統一的に同じ名前（ハンドル名）で通したい、 自分のサイトの日記で色々なことを書き記しておきたい、 という方も少なくないでしょうから、悩ましいところです。 最近流行のSNSも要注意です。紹介がないと入れない、ということで安全性が謳われ、 本名で自分のページを作り、自分の写真を掲載している人が少なくありません。 でも、SNSもあくまでもインターネットの一部なので、 SNSに公開した情報が、SNS外に流出する危険性は常にあります。 面識のない人を招待する人もかなりいるみたいですし、 全く知らない人を招待する商売をやっている人もいます。 エイズ撲滅キャンペーンのコピーで、 「カレの元カノの元カレを知っていますか？」 というのがありますが、それと同様、 「友達の友達のそのまた友達は信用できますか？」 という感じかな。アメリカではSNSに子供が参加し、被害に遭う事例が増えているそうです。 > ピンクメール・いやがらせ書き込み対策「徹底的に無視。」 は全く同感です。消したことの報告すら書かないのがいいと思います。 嫌がらせを書き込む人は、相手が少しでも反応すれば喜びます。無視されるのが一番辛いんです。 だから、雪野さんが仰るように、一切無視し、反応しないのが一番だと思います。 また、いやがらせ書き込みを残しておくのも危ないと思います。それを見て、 善意の人がそれに反応して、サイトのテーマとは違う方向に掲示板の話題が進んでいくことがありますし、 それに乗じて善意ではない人が入り込むこともままありますから。 ログを保存し、IPアドレスとタイムスタンプを記録して、その後、綺麗に削除するのがいいと思います。 書き込み削除を怒る人（書き込みを消された人）もいますが、 掲示板を管理し、趣旨やルールに沿わない書き込みを削除するのは全ての掲示板管理者の権利です。 「戦ってはダメです」は、嫌がらせ書き込みに対しても同じだと思います。 「無視する」というのは、実は難しいんです。 腹が立てば反論したくなるし、気分が悪ければそれを日記等に書きたいのが普通です。 無視するのは戦わずに逃げているようで、主義に反するという人もいるかもしれません。 でも、殴りかかってくる相手に対して、自分も拳で反撃するのは相手と同レベルの戦いです。 ところが、相手が殴りかかってきても体捌きだけですっすっとかわし、 相手に身体に触れさせないのは、相手よりずっと上の力量がないとできません。 これをやると相手は自分で勝手に体力を消耗していきます。 相手を徹底的に無視し、徹底的に削除するのは、このやり方と同じだと思います。 逃げているのではなく、高度な防御戦術なんです。 相手と同じレベルで戦わない、というのが嫌がらせ対策として有効だと思います。[2006/05/27 01:57:23]
お忙しい中、レスありがとうございます。 >> 1. 「ダウンスタイル＝目立つ」という可能性を頭に入れておくこと >一般的には、髪よりも、脚や胸の露出度のほうが男性の視線を集めるとは思いますが、 >髪にも注意を、ということですね。 こちらのサイトではダウンスタイルも積極的に扱っておられるので、 なおさら、これは言っておきたいことかなーと思ったので加えました。 （というか、私がダウンスタイル萌えだからとくに思ったのかも） …でも「萌え」「フェチ」は奥が深い！ みつあみ、おだんご、ツインテール…それぞれに「萌え」がありますか… 雪花さんの「バッグに入れる」はナイスアイデアだと思いました。 長さがないと、不可能ですが。 ネット上のトラブル >一番自己防衛が必要なのは、自分のHPやブログを持っている人だと思います。 ですね… 「なるべく個人情報を書きこまずに解説できるブログ」って、なかなかないですし、 自分がHPやブログを持って開設しよう、ということがそもそも、 個人情報をさらすことになる、ということを自覚されると嬉しいです。 LHMの100の質問は、その点もすでに考慮されていたと今更ながら知って、驚きました。 さすがです。 SNSもいくつか登録していますが、変なひとが増えてきたので、 本名は公開できないと感じています。 >相手と同じレベルで戦わない、というのが嫌がらせ対策として有効だと思います。 ネットでは自分も隠せるぶん、相手も隠すことができます。 だから、できるだけ嫌なひととは関わらず、 自分にとって役に立つことだけを吸収していけるような、 ネットのいいとこどりをしてほしいなって思っています。 LHMで、気持ちを吐き出すことができるのはいいのだけれど、 なるべくなら、そういう目に遭わない方が嬉しいし、 避けることができるのなら、避ける方法を身につけていきたいと。 また何か思いついたら書きますね。
[2006/06/01 22:23:39]