ロングヘアアートに小説「ヘブンリー・ブルー」掲載していただきました |
ロングヘアアート「小説・物語」に私の自作小説「ヘブンリー・ブルー」を掲載して いただきました。主人公(女)は前髪なしの膝までの黒髪ロングヘアという設定です。 私のサイトのページにリンクしています。 飛行船、気球関係のことなどは読み飛ばしていただいてけっこうです。 感想などお聞かせいただけたら幸いです。[2005/11/26 21:33:11]
「空」「風子」「飛行船」と空をモチーフにしたアイテムがあちこちに並んで 飛ぶことへの憧れを感じさせます。 風子の髪が膝近くまである黒髪で、髪の描写がたくさんあるのが嬉しいです。 特に、かんざしを引き抜いて、まとめていた髪を一気に解き放つシーンは そのイメージが頭の中に浮かんでとても好きです。 素晴らしい作品を投稿いただき、ありがとうございました。[2005/11/27 22:40:09]
感想ありがとう存じます。 >>特に、かんざしを引き抜いて、まとめていた髪を一気に解き放つシーンは そのイメージが頭の中に浮かんでとても好きです。 かんざし一本で髪をまとめる、というのは髪質もあるでしょうが、私の長さでは まだ無理です。いつかはやってみたいものです。 また作品裏話をしますと、この物語は「竹取物語」からイメージを得て書いていて、 罪人かぐや姫=手の届かないものに憧れつづける業を背負った風子です。 彼女は原典の「竹取」どうりにいけば、「幻」章のように宇宙へ帰らなくては ならない存在です。 でもそんな風子を唯一救えるのが空=原作には登場しない「菩薩」的存在です。 空は優しさや思いやりの化身のような人物です。 (でもあえて、風子への甘えなど人間実のあるところも書きました) 当初の予定では、もっと仏教色が強く、観音菩薩に変身した空の右手に風子がすがると 風子はすべての苦しみから解放されて宇宙=月へ帰らずに、 人間界で生きることを許されるというシーンまでありました。[2005/12/02 08:46:16]
一小説として、ロマン溢れる内容に、思わず引きこまれました。 ロングヘアそのものを扱った話でないことで、かえって ストーリーの場面場面の流れの中で、 黒髪ロングのヒロインの心と姿を想像することができました。 次回作も楽しみにしています。[2005/12/04 03:46:11]
感想ありがとう存じます。 この小説はもともとは自分のサイトで連載していたものなので ロングヘアそのものがテーマにはなっていません。 もしよろしければ、私のサイトのもう一つの小説「蓮の姫君」も読んでみてください。「ヘブンリー・ブルー」の遥か昔の物語なので少しつながっている要素があります。 風子の髪が長いのは彼女=かぐや姫だからです。 また、「月光」章のラストシーン、「幻」章の水葬シーンが書き始めた当初から 「宇宙への帰還」のイメージとしてあり、光を宿す長い黒髪であることが必然でした。 (実を言うとロングヘアアート「詩・和歌」にある「銀河」という今様和歌連作も この水葬のイメージから生まれたものです) また、髪の動きを書くことで、映画のシーン切り替えのような効果もねらったつもり です。 次回作も実は構想中でして、架空戦記ものになりそうです。 前作「ある女王へのレクイエム」はその構想中に生まれた作品です。 ので、またロングヘア女性が登場します。
[2005/12/04 23:32:31]