黒髪なのになぜ「みどりの黒髪」か? |
武庫川女子大教授佐竹秀雄氏のコラムによると、 ミドリとは、そもそも色を意味する言葉ではなく、新芽や若い枝そのものを指したそうです。 ミドリとは、新しく生まれた、みずみずしいものを意味したものです。 だから、新生児は「みどり児」、美しく艶やかな黒髪も「みどりの黒髪」と形容するのだそうです。 なお、同様のことは、『語源を知れば日本語がわかる』柚木利博(双葉社)にも 書いてあるようです。 語源から考えて、「緑の黒髪」とするのは間違いで、 「みどりの黒髪」でなければならないようです。[2005/05/21 21:28:37]
興味深いお話ですね。 つまるところ”みどり”という言葉は、”若く、みずみずしいものの象徴” とする言葉という事ですね。 ボキャがひとつふえました。 コレをネタに一句ひねりましょうか。 ”新緑の 中にたたずみ 我が髪を 風なびきたり みどりの黒髪” 字余り[2005/05/21 23:07:29]
余談ですみません・・・ みどりの黒髪を「緑の黒髪」と思って 黒髪の上に緑色をカラーリングしたら「緑の黒髪」になれる〜とカラーリングしたことがありました(自爆) 結果、カラーリング時に「ブリーチ」してから「カラー」を入れますので その「カラー」が落ちると金髪状態になるんですよね・・・ 若気の至りで・・・黒髪に戻ると思っていたのに、無知は怖いです・・・ では・・・余談でした〜[2005/05/22 12:27:49]
わたしも似たような経験があります。 随分前のことですけど、赤茶けてしまった髪に、緑系のカラーリング剤を 使ったら、ものの見事に真っ黒な髪に仕上がりました(赤+緑で黒なのか)。 そりゃもう照らしても黒い髪に。 でも、光に透かすとふち(?)はうっすら緑がかっていて 「おお、緑の黒髪だ〜」とか言ってました( ̄Д ̄;; 時が経つとだんだん色落ちして茶色くなっていったんですけど。 アホな事しました・・・(T_T)。[2005/05/22 12:49:22]
私も「緑の黒髪」だと思っていた一人です。 しかも英語の「green」には「未熟な」「新鮮な」「若々しい」「うぶな」「元気な」という 意味もあるので、てっきり英訳から来ているのかと信じ込んでいました。 そのため「緑の黒髪」=10代くらいの女性の髪の形容詞に使われると思っていました。 今回、自分で調べた限りでは「green hair」という表現は内容なので、 英語では言わないことなんですね〜。 ちなみに英語で黒髪を賞賛するときは、 「raven black hair」(烏の黒色の髪:いわゆる「烏の濡れ羽色の髪」) 「lustrous ebony hair」(輝く黒檀色の髪) という表現が一般的なのかしら?この表現は何度か見かけました。 なつき様やすずめ様の書き込みを見ていたら、 「赤毛のアン」の主人公アン・シャーリーが、 髪を黒くしたくて、マリラに内緒で毛染めを買って染めてみたら、 緑色に髪が染まってしまい、泣く泣く髪を切ることになったエピソードを思い出しまた。 しかも私も髪を緑に染めれば、黒く見えるかと思っていました。 実際に、緑のヘアマニキュアをした友人が 「黒色がさえた気がする」と言っていたので…。[2005/05/22 14:38:30]
久々に登場の魚の骨です。 私も誠さんと同じことを考えてしまいました。 「赤毛のアン」のエピソード。親友の黒髪に憧れてのことでしたっけ(うろおぼえ) カラーリング時に赤に傾いた髪を中和するのには緑系を入れるとよいってのは 聞いたことがあるんですけどね。 黒髪の上に緑は・・・。 みどりって言葉ひとつとっても、意味が多くあって、 言葉ってのは奥深いですね。
[2005/06/09 01:25:27]