記事タイトル:先生の横暴について(運動部で「髪を切れ!) |
【管理人注】「髪と校則」のアンケートのトピックに書き込まれていたものですが、 ご本人も書いておられるとおり、校則に関する話ではないので新規トピックにします。 「髪と校則」からは削除しました。タイムスタンプは書き込み時のものです。 【管理人注 終了】 校則ではないのですが、先生の横暴について少し語らせてください。 私の母校の中学校では、女子バスケ部が強豪かつスパルタでした。 それで、ミーティングで「お前ら、髪を切れ!切らなければ退部とみなす!!」 と顧問に言われ、すごく綺麗なロングの子たちが皆ショートにしてしまいました。 私は違う部活だったけど悲しかったです・・・。 「切りたくない気持ちも強いけど、レギュラーになるのも目標だから・・・」と、 皆、泣く泣く切っていました。 ちなみに、校則では、「肩につく場合は、黒・茶・紺のゴムで結ぶ」だけとしか 決まっていなかったのに・・・。 腑に落ちません。[2004/06/14 09:41:23]
顧問の教師がその場の勢い(または自分の趣味)で 「お前ら、髪を切れ!切らなければ退部とみなす!!」 と言うのは、指導の範囲を逸脱していると思います。これは、 指導者である自分への忠誠を試すために髪を切らせる、ということでしょう。 ロングヘアではありませんが、茶髪について似たような経験があります。 ぼくの友人で地域のスポーツクラブを指導している人がいるのですが、 茶髪のメンバー(女子)に 「茶髪は見苦しい。髪を黒く染めろ。」 と命令しているというので、ぼくが、 指導者の主観や個人的趣味で髪型を制限するのはおかしい、 髪を染めるのは個人の自由、とたしなめたことがあります。 彼は雇われ監督ではなく、チームのオーナー監督で、私財を投げ打ってとても熱心に 指導をしているのですが、オーナー監督だけにスポーツとは無関係なところにまで 自分の趣味を押し付ける傾向があるのかもしれません。でも、 「黒髪のほうが好感がもてる」 と個人の感覚を伝えるのと、 「髪を黒く染めろ」 と命令するのとは全く質が違いますしね。 女子プロテニスの強豪にはポニーテールで試合をする人がかなりいること からも分かるように、運動能力と髪の長さとは全く無関係です。 女子スポーツ選手は髪を短く切る、というのは 外国では理解されない理屈だと思います。 なお、ぼくが上で、茶髪をやめさせようとする友人に対し、 茶髪を支持することを言ったのはぼくの普段(ロングヘアマガジンで)の 言動と反する、と思う人もいるかもしれないのでご説明。 ヘアスタイルは髪色も長さも自由であるべき、というのがぼくの考えです。 ヘアスタイルは自由だから、身の丈まである超ロングヘアも個人の自由、という考えです。 公的な立場、指導的な立場にある人が、その立場を利用して 個人の趣味を押し付けるべきではないと考えます。 しかし、私的な人間関係や自主的に作られた団体においては ローカルルールを作ることは自由ですし (他者と自由に人間関係を作る権利を恋人同士が制限しあうのもこれですね)、 一定の趣旨・ルールの下にコミュニティ(ここではロングヘアマガジン)を作ることも自由です。 憲法に定められた集会・結社の自由の問題です。
[2004/06/18 22:23:14]