記事タイトル:女の子の髪が黒く多く生えるように祈る「カセ鳥」の行事 |
山形県上山市には、「カセ鳥」という行事があるそうです。 これは、旧正月にケンダイと呼ばれる、わら蓑(みの)をかぶった若者が 「カセ鳥」として町中を練り歩く350年の伝統のある奇習です。 商売繁盛や防火の祈りの祭りのようですが、 > 女児はこのケンダイのミゴを抜いて髪が黒く、多く生えるようにと髪を結った > といわれています。 (「カセ鳥保存会」のサイトより) 今は女性の髪が黒いこと・髪の量が多いことは欠点とされてしまう時代ですが、 「カセ鳥」は、元々はそれらは美点であり、女の子たちは 髪が黒く多くなりたいと願っていたことを示すお祭りです。 他の地域にも、女の子の髪が黒くなるように、髪が多くなるように、 髪が長くなるように祈る風習はある(った)のではないでしょうか? 「カセ鳥保存会」
[2004/02/08 14:30:26]