「男受けを狙っている」と言われます

20代の女性の85%が茶髪・シャギー・レイヤーですが(ライオンの2002年の調査)、その85%の人たちは男性にもてたいという意識はないのでしょうか?ロングヘアマガジンの第9回アンケート結果では、黒髪ロングを理由にバッシングされた経験のある女性の半分は男性からバッシングされています。このことはむしろ、「男受け」を考えるなら、茶髪・シャギー・レイヤーにしたほうがいいということを物語っています。黒髪ロングが男受けを狙っている、というのは、あまりに現実離れした発想です。
 茶髪・シャギー・レイヤーにしている女性が黒髪ロングの女性に対して「男受けを狙っている」と悪口を言うのは、単にその人が黒髪ロングが嫌いということを別の言い方をしているだけにすぎません。本当にその人が、黒髪ロングは男受けを狙った髪型と思っているなら、その人も黒髪ロングにして男性にアピールすればいいのではないでしょうか?
 男性にもてようと思ってダイエットに励んでいる女性に対して、「男受けを狙っている」と攻撃する人はいないはずです。それなのに、黒髪ロングの女性にだけ、「男受けを狙っている」と攻撃するのは、カラーリングで傷んだ髪の女性があなたの美しい黒髪を見て僻んで言っている可能性が高いのではないでしょうか?
 そもそもでいえば、男性にもてたい、という感覚は女性として当然だと思います。男性にもてるためにセクシーファッションで身を固める人もいれば、男性にもてるためにダイエットする人もいます。それは悪いことなのでしょうか?男性も、女性に持てそうなスポーツに励んだりしますよね?男ってのは恥じることなく、「女性受け」の情報交換をしますよ。
 異性にもてたいと思うのはごく自然なことです。そしてその綺麗になるための方法が人によって違っているだけです。長い綺麗な髪になりたい、というのは、全く恥じることはないことです。

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[2003/08/23]


ロングヘアマガジン