匿名希望
アパレル
髪色については黒髪が望ましいわけですが、面接官としてみる「黒髪が望ましい」というのは地毛（生えたままの色又は不自然にならない程度の染色・脱色）の事だと捉えています。もし、地毛が「金に近い茶色」と言うのであればそれも（在職していた会社では）ＯＫです。ただし、無理矢理金にしました。はＮＧです。天然かそうでないかは大抵見れば分かりますし、分からなければ訊いてました。
私はアパレル系でしたが、専門職（デザイナー）でもあまりに現実離れした髪型の人はお断りしていました。アパレルですので、営業職（同業他社含む）も割とラフな人は多かったですが、ＴＰＯは厳しかったです。
例えば、商談に向かう際、会社の看板を背負い、会社の代表として相手企業に赴く事になります。服装を含め、あまり突飛な髪型はキャリア（売上数字としての実績）があるフリーのデザイナーである等の特殊な場合以外、まず、信用されません。従ってスーツもしくは、それに準じた服になります。髪型は不快感を与えない様なものとなります。自社（業界）内で許容の範囲であるとしても、相手企業にとって見れば非常識な服装で商談に行く事を許す会社はレベルが低いと判断されても致し方ありません。これが現実です。
面接・商談は働きたい人と、企業のお見合いだと思うんです。この場合、企業側はとってもモテル人（笑）になりますので申し込む人を選ぶ事ができます。書類選考でふるいに掛け、一時面接・筆記試験で更に選別し、最終面接でやっとみんな同じくらいのレベル（企業として採用したい人）になります。最終的に何で判断するか。「この人は社風に合わせられる人かな？」という点です。
勿論、個性的であるということはとても大切な事です。
ただ、いくらパンクが好きだからといって どうしても結婚したい人（就職したい企業）との見合いの場にパンクファッションでは行かないですよね。無事、結婚（就職）して徐々に実はパンク好きなの・・・。打ち明ければいい事です。変な例えで申し訳ありません。パンク〜を引き合いに出しましたが、偏見を持っているとか、そういったことはありません。むしろ好きです。
パートナー（企業）が許す範囲で個性を出していくか、何も言わせない実績を作れば個性を思う存分発揮しても構わないと思います。
初めから「わが道を行く」姿勢が強烈に前面に出ていると、迎え入れる方としては敬遠してしまいます。（本音を言えば、扱いにくそうだから）これは、モチベーションの高・低に関係ないです。従順にソツなく仕事をこなした方がいい部署もあります。改革を常に必要としている部署もあります。個性を重要視される場面もあれば、無個性が歓迎される場面もあります。