「梳く」は櫛で髪を「梳く」という時に使います。 「空く」「透く」は、「ものの間にあきが生ずる」「欠けてまばらになる」(広辞苑第5版)という意味です。空き鋏や剃刀で髪の量を減らしたり毛先を不揃いにするときに使います。
「髪」は俗字から。正字は「髮」。詳しくはこちら。
平安時代においては、女性が動きやすくするために垂れ下がるサイドの髪を耳に挟んで後ろに掻きやることは不作法とされていました。