ロングヘア女性のサイトを紹介(リンク)する場合について

ロングヘアマガジン主催者(wind)は、ロングヘア女性のサイトを紹介(リンク)する場合は、次のように考えています。

1 メジャーで活動している芸能人(またはそれに準ずる人)のサイトは、名誉を毀損する紹介法でない限り、事前に許可なく紹介できるものと考えています。

2 メジャーで活動している芸能人(またはそれに準ずる人)以外のロングヘア女性の個人サイトの場合、相手側のリンク条件に従います。

【注】メジャーで活動している芸能人に準ずる人とは、著名スポーツ選手、TVや雑誌に頻繁に出演して出演料をもらっている人等です。著名人であっても、作家・画家など、マスコミに登場することを生業としていない人は、芸能人またはそれに準ずる人とは考えません。逆に、作家・画家等であっても、マスコミに積極的に登場して自分の肖像を広く公開している人は芸能人またはそれに準ずる人とみなします。

説明

 様々な分野で活動しておられるロングヘア女性が様々なテーマのホームページを持っておられます。そういうロングヘア女性が、無断リンクの結果として、ある日突然、ロングヘアが好きという人たちから何通もメールが来るようになったり、自分のサイトのテーマとは無関係な、ロングヘアだけに興味があるといった書込が掲示板に連続すれば、不快な気分になる場合があります。

 明示していなくても、男子禁制が暗黙の了解事になっているサイトがあります。現実世界での友人・知人とのコミュニケーションを目的としているサイトもあります。そういったサイトに、サイトの趣旨とは無関係な書込をしたりそういったメールを出したりすることはマナーの点から見て問題がある可能性があります。

 心の病気の治療中の人や精神的に不安定な人が見知らぬ人からの不躾なメールや書込で精神の安定性を失ってしまう危険性もあります。病気の中には、自分の心への侵入者に対する気持ちを自分自身に向けるものがあり、自傷行為や自殺に及ぶ場合さえあります。

 こういったことを考えるなら、

「インターネット上にサイトを公開しているのだから」

「自分の意志で自分の写真を載せているのだから」

という理由でそのロングヘア女性のサイトに勝手にリンクをしてしまうと、その女性に間接的ではあれ迷惑をかけてしまう可能性があります。また、こういった理屈を押し通すなら、アダルトサイトから一般の女性サイトへの無断リンクも自由ということになってしまいます。こういった無断リンクは、人格権の侵害や名誉毀損に問われる可能性があります。(なお、アダルトサイトを主催している人が、友人・知人のサイトや自分の健全な趣味のサイト等に、相手側の条件に従ってリンクを張るのは問題がありませんから、アダルトサイトから健全サイトへのリンク全般に問題があると主張しているわけではありません。)

 ロングヘアマガジン主催者(wind)は、広く自分の意見その他を公開するのが目的のサイト・団体・雑誌とは異なり、個人のサイトを紹介するに当たっては相手側の意向を尊重すべきであると考えます。

 弁護士の小林英明さんも

「リンクを張ることを禁じる旨記載しているにも関わらず、リンクを張ったことによって著しい損害を与えた場合には、民事上の不法行為(民法709条)が成立する可能性があると考えられます。」(「Q&A 事例でわかるインターネットの法律問題 第3版」(中央経済社))

と述べておられます。

 以上のような考えから、ロングヘアマガジンは、ロングヘア女性のサイトへのリンクに当たっては、相手方サイトのリンク条件を守り、相手の事情・考えを尊重することを基本にします。


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