6340さんの縮毛矯正体験(弱酸性剤がおすすめ)

1 お名前

6340

2 髪質

太さは中程度。波状と捻転の混合型の強いクセ毛。毛量は多い。

3 初めて縮毛矯正をしたときカラーリングしていましたか?

縮毛矯正を始めてからカラーリングはしていない。

4 初めて縮毛矯正をした当時の髪の状態はどうでしたか?

前のパーマとカラーリングが残っていたので傷んでいた。

5 初めて縮毛矯正をしたときの髪の長さ

少し長めのショート。

6 現在の髪の長さ

肩甲骨下。

7 目標の髪の長さ

腰まで。

8 縮毛矯正をした理由

クセとパーマの残りを伸ばしたかったため。

9 縮毛矯正の種類と値段

 始めの頃の矯正の種類は、アルカリ性剤の薬液を用いた両面加熱式のアイロンによるプレス法。料金は¥17000くらい。施術時間6時間。
 現在は、弱酸性剤の薬剤を用いた両面加熱式のアイロンによるプレス法。
¥10000。施術時間3時間。

10 縮毛矯正をするためにその美容院を選んだ理由

矯正始め当時は、美容室に勤務していたので店であててもらっていた。

11 これまでの縮毛矯正をした回数と頻度

今まで矯正した回数は20回以上。全頭は平均5ヶ月に1度店に行く。前髪の部分矯正はこの5ヶ月の間に2回程度自分であてる。

12 結果と感想

 始めの3年はアルカリ性剤による矯正で、後5年は弱酸性剤による矯正をしています。
 アルカリ性剤は非常に傷みます。あてて始めの2週間は手触りも良く最高にキレイですが、1ヵ月もすると全体がボロボロに傷み始めます。濡れた時はビニールのようにテロテロに伸びて溶けたようになります。仕上がりも不自然で、見た目も手触りも自分の髪でないような違和感があります。
 現在の弱酸性剤は、さほど傷みません。施術に誤りがなければ美しく自然に仕上がります。ホームケアを丁寧に行えば、矯正による傷みで泣く泣く切る、と言うことはないと思います。

13 美容師から注意されたこと

アルカリ性剤の矯正を受けてた時は、美容師から、薬剤が安定するまでの1週間は髪を束ねたり洗髪も控えるように言われました。現在の弱酸性剤は特に注意点はありませんが、自発的に強いゴムで束ねることは避けてます。

14 その他

 私は以前、美容師をしていました。その知識と自分の矯正体験の中からお話させていただくと、美しい黒髪を表現するのに、縮毛矯正は向いてる思います。特にクセ・太・多の三重苦には効果的です。
 成功の秘訣は、(1)薬剤の性質、(2)薬剤の強度、(3)アイロン使いです。
失敗=損傷は上記のいずれかの誤りです。
(1)薬剤は弱酸性剤を選ぶ。
アルカリ性剤による損傷の原因は、髪の中に残留アルカリとして止どまり、内部を浸食し続けるからです。洗髪では抜けません。矯正してしばらくして、ボロボロに傷んだり、髪がテロテロに溶けたようになるのは残留アルカリによる内部浸食が原因です。
(2)薬剤の強度を使い分ける。
髪は箇所によりクセの程度や強さや質が違う。顔首耳周りは弱い薬液・頭頂部後頭部は強い薬液等、個人の髪質に合った使い分けの工夫が必要。
(3)アイロンを過度に通さない。
チリつきの原因は急激な加温によるタンパク質の変性です。変質し固結したタンパク質は、再度矯正しても直毛にはなりません。余計に傷む。
※)私が行ってる店は、チリつきを訴えても理解できない。基礎化学の勉強不足です。 以上の点を守れば、縮毛矯正による損傷のトラブルは随分防げると思います。
ちなみに。私は、デッドラインと言われる肩口を越えてますがさほど傷んでません。

と言うのが私の縮毛矯正談です{^∀^}~


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