記事タイトル:石鹸シャンプーは髪を傷める? |
今まで何人かの女性メンバーから、 「石鹸シャンプーを使ってみたけど私には合わないようです」 というメールをいただきました。このことは掲示板には書きにくいようで、 皆さんメールで言ってこられます。しかし、ロングヘアマガジンは 石鹸シャンプーを使うことを推進しているわけではありません。 なお、ぼくは自然食品・国産食料愛好家であることはあらかじめ 宣言しておきます。(輸入農産物は、ポストハーベスト (収穫後に振り掛ける殺虫剤・防腐剤等)の問題が大きく、 アレルギーの原因になるとされています。) また、実際にどんなシャンプーがいいのか、という具体的提案は 何一つできないこともあらかじめ告白しておきます。 当然ながら、何らかの信念を持って石鹸を愛好しておられる方や、 石鹸を作るのが趣味だという方が石鹸を使い続けられることは その人の自由ですから干渉するつもりはありません。 これまで、石鹸シャンプー愛好者からの投稿が非常に多いので、 そうではない立場からの情報も提供しておきたい、ということです。 石鹸シャンプーに対する疑問点は大きく分けて二つあります。 まず第一が石鹸シャンプーのアルカリ性に関すること。 もうひとつが石鹸かす(金属石鹸)に関することです。 ぼくの基本的疑問は、 「石鹸が肌にいいからと言って髪にもいいといえるのか?」 「アルカリ溶液(石鹸シャンプー)は髪を傷めるのではないか?」 ということです。 長文になりますので、メッセージをそれぞれに分けます。[2004/02/02 20:25:02]
肌はpH4.5-6.5の弱酸性です。それに対して通常の石鹸はおよそpH10の 強いアルカリ性〜弱アルカリ性の製品です。(pHはペーハーと読み、 酸性・アルカリ性の度合いを表します。pH7が中性で、数字が小さいほど 酸性度が強く、大きいほどアルカリ度が強いことを示します。) 海水はpH8の弱アルカリですが、石鹸はそれよりはるかにアルカリ性の 度合いが強いわけです。 石鹸による洗浄・殺菌と引き換えに、皮膚は本来の弱酸性からアルカリ側に 傾きます。タンパク質はアルカリに弱く、石鹸を使うことで 皮膚のタンパク質は傷つきます。しかし皮膚は自己修復能力が強いため、 アルカリ(石鹸)で少々細胞が傷ついても問題になりません。 しかし皮膚と違って髪には自己修復能力はありません。 髪は酸に強くアルカリに弱い物質です。 (酸に強いといってもレモン水には溶けてしまうということです。) 髪が最も安定しているpHは4.1-4.7の弱酸性ということです。 石鹸シャンプーで髪の手触りが悪くなるのは、アルカリによって毛髪蛋白が 傷むからです。自己修復能力のない髪にアルカリ溶液(=石鹸)を使うのは 果たして髪にとっていいことなのでしょうか? 石鹸は皮膚にはよくても髪に対しては果たしてよい洗浄剤なのでしょうか? 石鹸シャンプーを勧めるサイトの一部には、髪の傷みは物理的刺激のみに よる、としているものがあります。しかしこれは化学的刺激による髪の傷み (ヘアダイがその例)を無視するもので、誤りです。 髪のキューティクルはアルカリに触れると開き、髪の内部の水分や成分が 流れ出します。ヘアダイやブリーチはこの原理を使っています。 毎日使うものだけに、果たしてアルカリ溶液(=石鹸シャンプー)を 使い続けることが髪にいいのでしょうか? リンスによってアルカリに傾いた髪を弱酸性に戻すことはできます。 シャンプー後に椿油で髪を守ることもできます。しかしシャンプーから リンスするまでの何分間かは髪はアルカリ性に傾き、その間は髪は傷つきます。 それがわずか5分であっても、一月で5×30=150分=2時間半もの時間、 髪をアルカリ溶液に浸し続けることになります。髪の短い人なら そうたいして問題にならなくても、ロングヘアだと、毛先は何年も前に 頭皮から生えてきて厳しい外界の環境にさらされ続けているものです。 それに加えて、わざわざ髪を傷めるアルカリ溶液(石鹸シャンプー)に 髪を毎日浸すのは髪にとっていいことなのでしょうか? 石鹸はアルカリ性であるがゆえに絹や羊毛の洗濯には適さないと されています。それなら髪も羊毛と同じく石鹸での洗浄に適さないという 理屈にならないでしょうか? 現在の市販のシャンプーの多くは、リンス剤とはセットになっていません。 これはシャンプー自体に髪を傷める働きがないためにリンスが必要ないから、 ということです。逆に、リンスが必要ということは、そのシャンプーは 髪を傷めているということにならないでしょうか? こういうことを考えると、アルカリ性のことを考えずに石鹸シャンプーを 選ぶのはかなり危険なような気がしますがどうなんでしょう??? 手作り石鹸の作り方を見ても、pHというか、どれくらいのアルカリ性の ものができるか、ということまできちんと書いてあるものばかりじゃない ので心配です。皮膚にいいもの・環境にやさしいもの=石鹸が 必ずしも髪にもいい・髪に優しいとは言えないと思います。 ぼくがここで書いたのは石鹸シャンプーのアルカリ性についてであり、 無添加石鹸や天然素材100%の石鹸等、原料を問わずあてはまるものです。 一般に石鹸というのは、アルカリ性であることによって洗浄力を発揮して おり、弱酸性と特に明記していない限り、石鹸はアルカリ性のはずです。 参考 「毛髪の話」(井上哲男編著;文春新書) シャンプーと石鹸の違い
[2004/02/02 20:26:47]
石鹸を使うと必ず発生するのが石鹸かす(=金属石鹸)です。 お風呂や洗面器で石鹸を使うと表面に垢のようなものが浮いてきますが、 あれが石鹸かすです。石鹸かすは石鹸と水道水中のカルシウム、 マグネシウムが結びついてできるものです。 石鹸で体を洗ったときのさっぱり感は金属石鹸によるものだそうです。 金属石鹸は生物への毒性は非常に低く、環境の中で無害な物質に容易に 分解されます。石鹸が環境にやさしいとされるのも、 金属石鹸ができるからでもあります。 石鹸と水とが混じるとまず優先的に金属石鹸ができ、 その残りが界面活性剤として洗浄能力を発揮します。従って、 石鹸を使うときには、水に対して十分な量の石鹸を使わなければなりません。 しかし金属石鹸自体は汚れです。粘着力が強く、いったん石鹸かすが こびりつくとなかなか取れないのは、皆さんご存知だと思います。 石鹸シャンプーを使うことによる髪のきしみは、石鹸かすが髪に こびりつくからだそうです。また、頭皮からはがれた垢や空中の汚れが 付着しやすくなるということです。 石鹸かすが毛穴や汗腺に詰まることにより新陳代謝が悪くなるという 問題もあります。 石鹸シャンプーを使い始めると最初の何ヶ月かはフケが出やすくなる、 といわれますが、これはフケではなく、髪にこびりついた石鹸かすだそうです。 石鹸シャンプーをした後は、石鹸シャンプー専用のリンス(酸性リンス)を しなければならないのは、この石鹸かすを落とすため、 という意味もあるそうです。しかし石鹸かすを落とすためには かなり念入りに時間をかけてリンスを続けないといけないようです。 金属石鹸が付着した髪にパーマをあてると、パーマの第一液と反応して 髪が溶けてしまうそうです。従って、石鹸シャンプーを使っておられる方は パーマやストレートパーマは髪にとって非常に危険ということになります。 日本の水は軟水だから問題はない、としている人もいるようですが、 純水ではなく軟水なわけで、水にミネラルが含まれているのは同じです。 現実に石鹸かすができるのは皆さん日常的に目にしておられると思います。 参考 石鹸かすについて(エスケー石鹸)
石けんシャンプーを使う 子供時代からの石鹸シャンプー愛用者の女性が 石鹸シャンプーを使うのをやめる決心をした経過が書いてあります
パーマによる脱毛
[2004/02/02 20:29:48]
せっけん素材の洗浄剤を使って髪を洗うと、せっけんカスのようなものが出やすいのは 考えられることだと思います。お湯などでよくすすいだり、せっけんはアルカリ性なの で、シャンプー後のリンスを弱酸性にして、アルカリを中和する工夫が考えられます。 しかし盲点はまだあって、水道水の性質が地方や各都市で違う点も、関係しそうです。 私の出身地(関東でない西のほう)だと、水アカになって溶けにくい白いカルシウム 成分は少なかった覚えがあるのですが、就職後に関東に来てからは、風呂場に白い カルシウム(その他のミネラル?)分の水アカが残りやすいので、掃除が大変だと 感じるようになりました。 関東も広いですから、各方面で事情が違っているかもしれません。 地下水を水道に使う都市もあれば、川から取水する都市もあります。 (しかし、昔に火山灰も積もった関東は、自然の水のミネラル分が多いのでは?) せっけん洗浄剤がうまく使える地域と、そうでない地域はあると思います。 ミネラルの多い硬い水(せっけんが溶けにくい)に対応するために、 他の成分を添加しないとうまくいかない場合などは、あると思います。[2004/02/02 21:46:33]
化学的な知識はまったくないまま、 16の年に(危ない化粧品)という本を読んで、 石鹸シャンプーを使い始めました。 当時は石鹸シャンプーが市場に出回っておらず、 カリ石鹸を購入したりして、 色々試行錯誤しましたが、 合成シャンプーにかぶれたり、メリットを使って逆にふけがふえたりしたので、 (他にも、化粧品に興味の出だす年頃だったので、化粧水などを使ったところ かぶれたりしたせいもあり) 石鹸シャンプーをとにかく信じて使用しつづけてもう14年になります。 現在髪の長さはお尻にわずかに届く長さになりながらも それほど痛んでおりません。 (昔シャギーをいれたせいでところどころ先細りがしているため、 見つけしだいこまめにカットはしていますが) リンスとして、お酢をボトル半分洗面器にそそぎ、お湯をたして薄めて使っています。 リンス時間は特にそれほど長くはかかりません。 ただし、たんねんに洗い流すようにはしています。 合成シャンプーが毛髪を保護(というかツヤや手触りをよく)する効果があるとしても、 その大元となる頭皮に有害であるとすれば、髪を伸ばしてゆく、という長い目で見ると どちらがいいのでしょうか? ただ、windさんが <一月で5×30=150分=2時間半もの時間、 髪をアルカリ溶液に浸し続けることになります。> と書かれていましたが、 私の場合、毎日シャンプーはしていません。 過剰な洗浄は髪にとってかならずしも好ましくない、 という観点から、汚れが目立つようになったら洗うようにしています。 平安時代の女性も、髪を洗うのはせいぜい月に1度(それもどうかとは思いますが (^^;) だったようですし。 石鹸シャンプーの使用法には、 「頭皮を丹念に洗うことが重要で、毛髪自体は流す程度でよい」とのことでした。 もっとも、私は石鹸シャンプー用のリンスを使うと 髪がばさばさになるため、(お酢ではさらさらになるのですが) 各自の体質や、ひろりんさんのおっしゃるとおり、 地域差もあるかもしれません。(私は東京在住です) 短所としては、ご指摘のとおり、 石鹸カスが付着する、というところでしょうか。 こればかりはいくら丹念に流しても、限界があるようです。[2004/02/03 00:34:58]
私も以前石鹸シャンプーを使ったことがあります。 好きな漫画家(エコロジストでもある方)の影響もあって使い始めたのですが、 結局使うのを止めました。 石鹸シャンプーを使い始めてからふけが以前にも増して増えたのと 髪がバサバサして地肌がすっかり荒れてしまった為です。石鹸かすも残りますし 頑張って三年近く使いましたが・・・ 石鹸もある意味合成成分なのだし体質により向き不向きがあるのでは?[2004/02/03 16:03:26]
自作の石鹸シャンプー(液体)を愛用しています。 結局のところ、石鹸シャンプーの使用は、その人の体質しだいだと思っています。 私は長い間、頭皮にアトピーが進行していたので、長いことショートヘアでした。 石鹸シャンプーに変えると症状が安定するのですが、 金属石鹸(いわゆる石鹸カス)の発生と石鹸シャンプーのニオイが苦手で、 合成洗剤のシャンプーに切り替えるというのを数年間続けました。 昨年からは、やっと自分に合った石鹸シャンプーに出会うことができたので、 幸せなヘアケアをしています。 私の場合は、頭皮が荒れないので石鹸シャンプーが体質的に合っていますが、 これが万人向けのことだとは思っていません。 「石けん百科」というサイトは、石鹸を使うことを勧めているサイトですが、 石鹸にまつわる様々な内容が書かれているので参考になると思います。[2004/02/03 21:55:54]
合成シャンプーにもあう・あわないはありましたし、いくつかのジプシーを重ね、 比較的手に入りやすく安価な「植物物語」が合っていたので愛用していましたが、 現在はせっけん愛用派です。 ですが、せっけんにもあう・あわないがありました。 ようやく自分に合うと感じるものに出会ったのは実は最近のことで、 「お風呂の愉しみ」というところのシャンプーバーです。 私がせっけんを選んだのは、髪と地肌にいいからではなく、 使用感が好きだから、ということと、環境負荷が「比較的少ない」ということです。 #比較的、というのがミソなんですが …つまりはエセ・エコロジストっていう感じでしょうか。 でも、この掲示板が、合成・せっけんという区別を問わず、 自分の愛用しているものについての情報交換の場でもあってほしいな、 とも、個人的には思っています(管理人さんはwindさんですけれど)。 アジエンスの話題は私の守備範囲の完全に外側だったので、目からウロコでした。 やはり実際に使った方が「いい!」とおっしゃる声は、説得力を持って響いてきます。 今度試してみようと思います。 もっと、いろんな「これいいよ!」という声が聞きたいなーと私は思います。[2004/02/06 11:48:29]
> この掲示板が、合成・せっけんという区別を問わず、 > 自分の愛用しているものについての情報交換の場でもあってほしいな、 そう、そうなんです! 体質は個人差がありますから、ある人にとってよくても 別の人にとってはよくないことがあって当然です。 でも環境によいとされるものには異論を挟みにくいのも事実なんです。 毎年何人もの方から、実は私には石鹸シャンプーは合いませんでした、 というメールをいただくたびに、そのことをロングヘアサロンに書きにくい 雰囲気があるとするとそれはまずいな、と長い間思っていました。 だから、そういうことも書いてかまわない、ということをどんなふうに 示せばいいだろうか、と考え続けていました。それで、 石鹸シャンプー愛用者からは嫌われるのを承知の上で、 (男性である)自分でも書けることとして化学的性質のことを 書いてみたというわけです。賛否両論の書き込みがあるのが嬉しいです。 ロングヘアマガジンでは、石鹸シャンプーに限らずヘアケア製品全般について、 これはよかった、よくなかった、科学的に根拠がある、科学的に疑問がある、 という情報交換が自由にできる場でありたいと思っています。 シャンプー剤というのは本当に難しいと思います。頭皮と髪とは性質 (再生能力・自己修復能力)が異なるものなのに、完全に別々に洗うことが できないからです。 少なくとも日本では、合成シャンプーだけでなく、石鹸で髪を洗うのも ごく浅い歴史しかありません。石鹸は人類が発明した最初の合成界面活性剤 ですが、日本人は石鹸以外のもので長い間髪を洗っていて、 それで清潔さや髪の健康が保たれていたのなら、 頭皮や髪は界面活性剤で洗う必要はないのかもしれません。だから、 石鹸シャンプーか合成シャンプーかという二者択一でなく、 昔からの洗髪法のことも調べてみたいと思っています。 当然、合成シャンプーでも髪を傷めず、頭皮に悪い影響が出ない というものがあればそれもいいと思います。[2004/02/08 11:32:10]
こんにちは。 私はルベルコスメティックスのナチュラルヘアソープ
(マリーゴールド・シーウィード)とナチュラルヘアトリートメント
「ウィートプロテイン」を愛用しています。 石鹸シャンプーの中ではパックスナチュロンのナチュロンシャンプーが
良いと思いました。 --- Lebel Cosmetics - PRODUCTS http://www.lebel.co.jp/products/haircare/02.shtml > 生分解性に優れた酸性石鹸系界面活性剤をベースに天然の植物エキスを
配合したヘアソープと卵や小麦などの天然成分を含んだ トリートメントが、髪にやさしく働きかけ、美しく健やかな髪質に仕上げる
ヘアケアシリーズです。 アットコスメ 商品別クチコミランキング(ナチュラルヘアソープ) http://www.cosme.net/cosme/asp/rev/rev0003.asp?product_id=4332 アットコスメ 商品詳細(ナチュラルヘアトリートメント) http://www.cosme.net/cosme/asp/itm/itm0010.asp?product_id=4328 --- 太陽油脂株式会社_人と環境にやさしい 石けん製品つくり続けて半世紀 http://www.taiyo-yushi.co.jp/ paxnaturon.com(太陽サービス株式会社) http://www.paxnaturon.com/ アットコスメ 商品別クチコミランキング(ナチュロンシャンプー) http://www.cosme.net/cosme/asp/rev/rev0003.asp?product_id=2405[2004/02/08 17:48:26]
自分も「石鹸シャンプー使ってるよ」と書いてましたが、化粧品の合う合わないが ありますから人に渡すときも「パッチテストしてから」使ってみてくださいね、
みたいには言っていた「つもり」になっていたかも知れません。 石鹸シャンプーを使っている人同士しかわからないような「身内ウケ」になっていた ところも反省しきりです。 あんまりコンスタントな反応ができないかも知れませんが、合わなかった人も こちらで「こうこう、こう合わなかった」というのを教えていただけたら、個人的に 作っている私のような人間も参考にできるのでいかがかと思うのですが…。 どうでしょうか。(いつも場違いチックな発言してるので今回もどきどきですが)
[2004/02/09 22:05:29]
記事タイトル:石鹸シャンプーで髪の色が薄くなった&ワンレン(メール投稿) |
ある女性から、以下のようなメール投稿を頂きました。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ いつもサイトを楽しく拝見させていただいています。今回、 「石鹸シャンプーは髪を傷める?」がとても新鮮で非常に興味深かったので、 初めてメールさせていただくことにしました。 ドイツ人(天然パーマ&ブロンド)の友達と、「石鹸はイイらしい」という 話になって、それぞれ使っていました。私は3ヶ月で茶色っぽくなって (もともと茶色っぽいのですが)きたのと毛先の絡まりに限界を感じて ギブアップしたのですが、彼女はまだドイツでトライ中です。ただ、 「more to blonde than it was before using the hairsoap」 なのはなんでだろうね?と話してました。windさまのコメントの通り、 アルカリによって痛んできたからなのかもしれません。おしえてあげようと 思います。 LHMに勝手に励まされ、毛先をそろえた腰までのワンレングスを目指しています。 つやりとした健康的な強い髪になりたいです。 おでこが狭いから、とずっと前髪があったんですが、ワンレンにして 斜めに垂らすと、意外とそうでもなかったんです。隠そうとしていた頃より 自然です。前髪の長さをいつも気にしなくて良いところもポイントです。 黒に染めようかと思ったのですが、LHMを拝見して自然な色が一番と思えました。 今は肩胛骨下なので、まだまだですが、のんびりとキレイに伸ばして いくつもりです。今は初めての長さに、「髪には重さがあるんだ」と 実感しているところです。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
[2004/03/01 01:03:27]
記事タイトル:石鹸シャンプーと「先にリンス」法について |
以前、シャンプーしてからリンスではなく、リンスを先にしてシャンプー するのがよい、というやり方が紹介されました。 ロングヘアマガジンで「先にリンス法」を最初に紹介された神川まなみさんは、 > 最後に、もう1回リンスをすると、なお良しです。 と「先にリンス法」をやった場合でも、シャンプー後のリンスを勧めて おられます。しかし一部には、シャンプー前にリンスをすればシャンプーの 後のリンスはしない、という人もいるようです。この記事では、石鹸シャンプー後の リンスを省略するのは髪にとってよくないのでは、ということを書いてみます。 リンスには、石鹸(または中性・アルカリ性の洗髪剤)で髪を洗うことで 髪がアルカリに傾いたのを弱酸性に戻すという意味があります。 (中性も髪の本来の状態である弱酸性からすると、アルカリに傾いた状態です。) 酸性・アルカリ性を中和するということなら、酸を先に加えようがアルカリを 先に加えようが関係がありません。しかし髪を洗うという立場からは どうなんでしょう? リンスには、石鹸のアルカリでキューティクルが開いてしまったのを 閉じさせる効果があります。また、石鹸かす(の一部)を除去するという 意味もあります。ですから、リンスは石鹸シャンプーを使った後には必要では ないでしょうか?先にリンスをしたとしても、石鹸シャンプーの後リンスを しないと、キューティクルが開いたままにならないでしょうか? 髪に石鹸かすがついたままにならないでしょうか? 「石けんシャンプーの化学」(田嶋 晴彦 (薬学博士)) にも、 「石けんシャンプーの仕上げにはクエン酸やお酢を使った酸性リンスは必需品。 酸性リンスをすることで、アルカリで開いたキューティクルを閉じると同時に、 表面の石けんカスの一部を脂肪酸に変えることが出来る(ただし、石けんカス の結合は強いので全ての石けんカスが脂肪酸に変わるわけではない)」 と書いてあります。 「石けんシャンプーの化学」には、石鹸シャンプーの使い方として、 「石けんシャンプーのアルカリでキューティクルが開いているうちは、 髪の毛が痛みやすいのでシャンプーの時間は出来るだけ早くする。」 (短くする、の間違いだと思います) としてあります。(なおこのサイトは石鹸推進派の方のサイトです。) 結論的には、石鹸シャンプーを使うなら、シャンプー前のリンスもいいけど、 シャンプー後のリンスも重要ではないでしょうか、ということです。
[2004/03/06 23:55:01]
記事タイトル:朧月夜さんのアドバイスどおり・・・ |
洗髪前のリン酢と、 2回にわけた仕上げのリン酢、 やってみたらいい感じでした♪ 石鹸シャンプーの泡だちが、 いつもよりよかったように思います。 仕上がりもさらさらになりました☆[2004/05/14 00:10:48]
『椿油』のレスで 『汗や皮脂の汚れは弱酸性なので、シャンプー前に一度リン酢をすると 汚れが取れて泡持ちがよくなり、きしみが少なくなるように思います。』 と書きましたが、かなり意味不明ですね(汗 すみません。 皮脂汚れにはアルカリ性の石けん、 水中のカルシウム等の蓄積には酸性の酢が効くらしいので、 石けんでは落ちきれない何かが溜まって手触り悪化→酢シャンがよいのでは? という意味でした。 さらさらになってよかったです!!
[2004/05/15 14:12:13]
記事タイトル:石鹸シャンプーで髪がぎしぎし |
【管理人注】以下の8つのメッセージは、夕澄さんの「はじめまして。」のトピックから 適宜抜き出して移動させました。【管理人注終了】 今、石鹸シャンプーをしているのですがうまくいきません。 なんというかぎしぎししてしまって… 水のせいもあるんでしょうか? 硬度は77なのでなんとかやっていけると思ってはいるのですが、 あと5種類位石鹸シャンプーを試したらハーブ洗髪をやってみたいなぁと思っています。 それでも駄目なら…どうしましょう?[2004/09/20 21:24:13]
石鹸シャンプー派はかなりいらっしゃいますが、 石鹸シャンプーは自分には合わないので使うのをやめた、という人もまた多いです。 今まで使っていたものはだめなのでしょうか? ロングヘアマガジンとして、(石鹸シャンプーも含め)特定のシャンプーを 推薦するということはやっていませんので、 いろいろなものを試して自分なりに納得できるものを見つけていくしかないでしょうね。 一般に販売されているメーカー製のシャンプーで頭皮がかぶれる等の方にとっては 石鹸シャンプーがよい選択になると思いますが、そうでないなら選択肢は広くなると思います。 大島椿の椿油シャンプーというのもありますよ。薬局なら売っているところがあります。[2004/09/20 23:02:27]
夕澄さんはじめまして なつきちと申します。 せっけんシャンプーは、今まで合成シャンプーを使っていた人が 急にせっけんシャンプーを使うとギシギシする人もいるそうですよ。 使い続けて髪を慣らしていくのもひとつの手かもしれませんが、 合成のものが髪や体に悪いのでは・・・と思われるならば せっけんシャンプーでなくても自然派シャンプーなどがありますので それを使ってみるのもいいかもしれませんね。 私のシャンプージプシーもまだまだ続きそうです(^^; いつか皆さんに薦められる様ないいものが見つかったらご紹介しますね ではでは・・・(^^)/′′[2004/09/21 00:23:07]
はじめまして、夕澄さま。 石けんシャンプーは、合うものにめぐり合うまでが大変だと言いますね。 メーカーさんによっては、ミニボトルをサンプルとして無料で送ってくださる ところもあります。サンプルなどを試してみるのも一つの手かも、 と思います。 リンクは、太陽油脂さんのサイトです。下のほうに、請求フォームがあります。[2004/09/21 08:14:38]
色々な石けんを扱っている「石けん百貨」さんに、色々な石けんシャンプーの、 ミニサイズが多くあります。 参考になれば幸いです。[2004/09/21 08:17:23]
はじめまして夕澄さん。Tommyといいます。 私の髪が以前肩より少し長かった時に体を洗う石鹸の 泡がいつも毛先につき、そこのみがこんがらがって かさかさしていたことがあります。 しばらくして頭をタオルで巻けばいいとわかり治りました。 今はラックスのシャンプーをしてトリートメント 代わりに椿油つけてます。私はきっと石鹸シャンプーを 使用したら大変なことになるかもしれません。 これからもよろしくお願いします。[2004/09/21 17:48:08]
windさん、なつきちさん、結さん、Tommyさんこんばんわ。 石鹸百貨さんで私も時々石鹸を買っています。色々な石鹸 が見れてたのしいです。石鹸はあと2種類くらい買いたいな〜 と思っています。(石鹸シャンプーをはじめるときに10種類 試しても合うものがなければあきらめようと思っていたので)[2004/09/21 22:38:05]
はじめまして夕澄さん。草月(そうげつ)ともうします。 石鹸シャンプーって今流行ってきているのでしょうか? 最近色んな所(例えばホームセンターとか)で見かけるようになりましたね。 私は髪に合わないので子供のころ(母が石鹸シャンプーを使っていました) 以来使っていないのですが。 なんかココのHP見てると自作しちゃっている方もいらっしゃるようで、 見るたびすごいな〜とおもいます。[2004/09/22 19:05:18]
石鹸シャンプーを自作して使ってる派です。←それでも100%石鹸シャンプー のみ、というわけではなく、市販品のシャンプーも使ったり試したりはしてます。 相方が市販石鹸や市販シャンプーに「肌が合わない(アレルギーのような ぶつぶつ・カイカイができる)」ので石鹸を渡り歩き、たまたま友人に彼女の 自作石鹸を貰ったのがはまったきっかけですが、私みたいになんでも平気なひとも いれば相方みたいにほとんどなんでもだめ、な人もいるわけで。 自作石鹸が合う人もいれば合わない人ももちろんいると思います。 自分のところでは一個目はお試しに差し上げてますが、いきなり髪を洗うので はなく手や顔を洗ってみて(ひじの内側で行うパッチテストなど)、合うか 合わないか確かめてもらってます。 合わない!と思ったらすぐやめる、がいいとは思いますが、もったいない とか考えちゃうのも事実ですし…。 ギシギシが気になる、でももうちょっと使ってみる、という場合は 「リンスだけ今までのを洗面器にいっぱいのお湯と、いつもの使用量リンスを 薄めるように溶かして髪全体にかける(その後すすぐ)」とか同じように リンス代わりに「椿油を洗面器いっぱいのお湯に数滴たらして髪全体にかける」 と、多少のギシギシ感はなくなります。 あとメーカーですが、「手作り石鹸」と同じ工程で作る「LUSH」という 会社のURLを貼ってみました。(うまく貼れてるかな…) 洗顔料からバスボムから手作りリンスまであるので(解説つき)みてみて くださいませ。 香りが強いので売り場は鼻で発見!なんてかんじですが、アメリカ〜ンな 配色と香りのショップなので、強いニオイは駄目…な方にはお勧めできないかも…。[2004/09/28 11:19:14]
色々な事情で、「もう合成シャンプーは使いたくない」と、 強く決意した方でも、髪が石鹸に慣れるまでに3ヶ月〜半年かかるというのも、 よく聞く話です。 それを我慢したら、髪が生まれ変わったと言う方が多いですが。 (本や石鹸のサイトさんを読むと。) 慣れるまでは、人に会うなどの用事があるときだけ、合成シャンプーという 方法もあるようです。[2004/10/01 17:30:55]
> 人に会うなどの用事があるときだけ、合成シャンプー せっけんシャンプーと合成洗剤のシャンプーは 併用しないほうがいいのではないですか? (理由はよくわからないけれど、 せっけんのボトルに書いてあったと思います。) >「LUSH」 香料もですが・・・合成着色料がちょっと・・。 > せっけんシャンプーでなくても自然派シャンプーなどがあります 「自然派シャンプー」というのは、椿油のシャンプーとか、 植物原料みたいなものでしょうか? 分類上は合成になるのですよね? カラーリングなどによるダメージのない髪なら、 せっけんでいけるのではないかと私は思います(ハーブにも惹かれますが)。 でも、お湯の温度も問題だと思いますので、 これからの寒い季節はきびしいかもしれませんね。[2004/10/02 01:09:58]
>人に会うなどの用事があるときだけ、合成シャンプー これは、 「併用はなるべくしないほうがいいのだけど・・・」 という感覚でしている方が多いようです。 石鹸シャンプーに切り替え中で、石鹸カスや髪のギシギシが気になる方で、 「こんな髪じゃ出かけられない」と悩んでしまう方もいるので、 「そんなに悩むくらいなら、1日くらいは割り切って合成でも」という妥協案の ようです。 石鹸シャンプーのサイトさんでも、それを薦めている方がいらっしゃいます。 また、美容院で石鹸シャンプーを使ってもらうことが難しい場合、 「美容院では、我慢して合成シャンプー」という方も多いようです。 併用されている方の体験談では、1日おきに石鹸、合成というのでは、 両者の悪い所だけ現れてしまうようですが、週に1日くらいなら、合成を 併用しても、問題はないようです。 むしろ、慣れないうちは上手に併用することを薦めている方も多いです。 まあ、その人に合った使い方が一番なのでしょうが。
[2004/10/02 08:01:10]