美容院で失敗しないために チェックリスト 1 そもそも美容院に行く必要はありますか? □ 家族や親しい友人に切って貰うことは考えられませんか? □ 新しい美容院を開拓する必要はありますか?馴染みのない美容院ほど失敗の可能性が高いです。今まで行っている美容院で特に大きな不満がなければ、冒険をする必要はないのではないでしょうか? □ 理容室で切って貰うという人もいます。美容師と違って勝手なことをしないから安心、という人もいますが? □ 毛先の傷みを取るために少しカットするのは必要ですが、傷みの原因を取り除いておかないとまた同じ原因で髪が傷むこともありますけども・・・。   2 どの美容院に行くか決める前のチェックポイント □ 「近所だから」「安いから」、などで選んでいませんか?近所の美容院に行って失敗した、という人が一番多いですよ。 □ 店の外からその美容院をチェックしましょう。若い美容師ほど客の注文を無視する傾向があるようです。 □ 評判はどうですか?流行の髪型をしている人にとってはいい美容室でも、美しいロングヘアをめざしている人にとってはいい美容院とは限りません。 □ 検索エンジンで検索して、その美容院のホームページがあれば事前にチェックしましょう。髪型の提案をする、という美容院は、注文を無視して美容師のやりたい髪型にするかもしれません。   3 初回は髪を切らせない、というのがおすすめです □ 1回目はカットをせず、トリートメントだけで行ってみるのはどうでしょう? □ 前髪を作っている人なら、前髪のカットだけで行くのはどうでしょう? □ 長い髪の洗い方やロングヘアのとかし方、ドライヤーの使い方をチェックしましょう。ロングヘアの扱い方を知らなければ、それっきりの関係にしましょう。 □ ロングヘアや黒髪に否定的なことを言ったり、流行の髪型を勧めてきたり、カットモデルの勧誘をすれば、それっきりの関係にしましょう。   4 初回の電話・メールでの事前チェックポイント □ どれくらい髪を切るか、心に決めましたか?髪を伸ばしている人が手入れのためにカットする場合、アメリカの有名なロングヘア専門美容院では5mmだけ切るそうです。 □ カット法はどうするかを決めましたか?シャギー・レイヤーにすると髪がひどく傷みますよ。 □ 問い合わせの時に、 (1) 黒髪(または髪を染めていない)であること (2) 自分の髪の長さ (3) 髪を伸ばしており、短くするつもりはないこと (4) 髪を鋏で切り揃えてほしいこと を必ず伝えましょう。「切り揃えるだけのカットはしない」という美容院もあり、知らずに行くと危険です。 □ 「黒髪は重い」「ロングは重いから軽くしましょう」などという返事が返ってきたら行くのはやめましょう。 □ 「ロングヘアの扱いが上手な人はいますか?」と聞いてみましょう。   5 初回で行く前に □ 予約を入れていても、なんとなく気が進まなかったら、迷わずキャンセルしましょう。 □ とりあえず初回は髪を切らせず、トリートメントだけで様子を見る、前髪のカットだけで様子を見る、というのはどうですか? □ 注文フォームを印刷して持っていくのもいいかも   6 初めての美容院の椅子に座ってから □ あなたは「客」ですから、堂々と美容師に注文を付けましょう。 □ 美容師に任せる、という気分になっていませんか?主役は美容師ではなく、あなたです。 □ 「ロング料金」を払っているのですから、美容師があなたに髪の短い人よりも手間をかけるのは当然の権利です。遠慮はいりません。 □ 注文ははっきりと言いましょう。 □ 「シャギー・レイヤーにはしないで下さい」、と言いましょう。「まっすぐに切り揃えて下さい」と言ってもシャギー・レイヤーにされる人が6割です。 □ 「髪を空かないで下さい」、と言いましょう。これを言わずに髪を空かれてしまった人が5割です。 □ 「○センチ切って下さい」、と言いましょう。「毛先を揃えて下さい」「少し短くして下さい」とだけ言うのは危険です。 □ 実際に切ってほしい長さより短めに注文しましょう。切ってほしいと言った長さの2倍切る美容師が非常に多いです。 □ ラウンドカットにする場合、「真ん中とサイドの長さの差を○センチにして下さい」と指定しましょう。これをしないと、サイドを非常に短くしてしまう美容師がいます。 □ 上で注文フォームを作った人は、それを見ながら注文したり、美容師に見せる、という手もあるかも。 □ 自分がロングヘアが好きで髪を伸ばしている、ということを美容師に話しましょう。 □ 自分や他のロングヘア女性が他の美容院でひどい目にあった話をして牽制しておきましょう。 □ 美容師が黒髪ロング、毛先を切り揃えたロングに対してあれこれ否定的なことを言ってくるようなら、カットをやめて帰りましょう。   7 髪に櫛を入れ始めてから □ まず手櫛でほつれを取ってから櫛を入れさせましょう。 □ いきなり頭の上から櫛を入れようとしたら、その場でやめさせましょう。 8 美容師が鋏を持ってから □ どこをどう切るつもりなのか、事前に必ずチェックを入れましょう。注文を無視する美容師が非常に多いですから。 □ 「○センチ切って下さい」と言っても美容師任せにせず、美容師がどれくら切ろうとしているのか直前チェックを入れましょう。 □ 「○センチってどれくらいですか?」と聞いてみましょう。その結果によって、切ってほしい長さを調整しましょう。 □ 少しでも気に入らなければその時点で文句を言いましょう。 9 洗髪 □ 「機械洗い」はやめましょう。必ず「手洗い」で。 □ 髪と地肌は別々に洗わせましょう。 □ 髪がもつれる洗い方をしていたらすぐにやめさせましょう。 10 ドライヤー □ 高温でドライヤーを当て始めたらやめさせましょう。 □ 長時間のドライヤーはやめさせましょう。 11 美容院を出る前に □ 担当美容師が気に入ったら、名刺を貰っておきましょう。 12 2回目・3回目で失敗しないために □ 予約の時、前回の担当美容師を指名しましょう。 □ 2回目、3回目はまだ常連ではありません。美容師もあなたのことを理解しているとは言えませんから、初回と同じように慎重に。 13 いつもの美容院で失敗しないために □ いつもの美容院でもいつもの美容師でなければ初めての美容院と同じです。 □ いつもの美容師でもお任せ気分は危険です。いつもの美容師に勝手なことをされた、という人が3割もいます。 (c)2003 Long Hair Magazine, All Rights Reserved