** 松任谷 由実 **        “ accacia tour 2001 ”

2001年10月21日(日)   国立代々木第一体育館   1F 南スタンド Jブロック 3列 3番


 久しぶりにユンと一緒にライブに行きたいと思って、チケットを取ってみた。  私もユンもユーミンのライブを見るのは初めて。  今年のツアーは数年振りに円形ステージが復活したんですよね。  それに久しぶりに夏前にアルバムを出しての夏のツアー。(いつもは冬が多いみたい。 10数年振りの夏のツアーだと言っていた。)

 日曜日ということもあってか?夕方4時開場、5時開演。  代々木体育館、久しぶり〜!  ユンは、この中に入るのが初めてだということで、アリーナの後ろにある、跳び込み台にびっくりしていた。  お客さんの年齢層は、割と高め。  私より年上のような人達が目についた。  ずっとファンだと私より上の世代だよね。  男女比は、4:6ぐらい。(4が男性です。)  男性がこんなに多いとはちょっとびっくり。  ご夫婦と子供連れという方達もいました。  私達は、20分前ぐらいに席に着いたのだけど、まだこの時点では、席に座っている人はまばら。  5分前からどーーーと席に着き始める感じ?(笑)  年齢層が高いせいか、始まるまではちょっとうるさかったです。(笑)  あちこちで世間話をしていて、声のトーンが高いかも。  でも、始まったら、静かに見てましたね〜、大人だからでしょうか?

 私達の席は、1階スタンドのロイヤルボックスの2つ隣りのブロックだった。  ロイヤルボックス前のアリーナの真ん中に、円形ステージがあったので、割と近くに見えて、見やすい感じ。  アリーナ席だと返ってかなり見上げることになると思う。  ファンの方だったら、いろいろな方向から何回か見たいかもしれませんね。

 5時を10分ほど回って、客電が消える。  あ、周り、誰も立たない。  椅子に座って見るライブなんですね。(ユンは、絶対、座ったまま見る!って言っていたのだけど。)  1曲目がちょっとノリの良い曲だったので、アリーナは立っている人が多かったけど、静かな曲になったら、みんな座って、基本的には座って見る感じでした。  ここは、体育館だから、2時間座っていると、椅子が固くて、ちょっと腰が痛い。(笑)

 1曲目は、6月に発売されたアルバム「acacia」から、『7TRUTHS 7LIES 〜 ヴァージンロードの彼方で』でした。(←多分。)  このアルバム、持っていなかったし、ドラマの主題歌にもなっていたようだけどそのドラマも見たことがないので(「ムコ殿」の主題歌だそうです。)、初めて聴いた曲だったのだけど、1曲目には合っていたよね!!  ユンが、1曲目で、おおぉ!!って思って、引き込まれた!って、ライブ後に言っていたもの。  で、帰りに物販でこのアルバムを買って、どの曲だっけ?って探しました。(^^)  この曲って、よく聞くと、すごい歌詞ですよね。  “・・だって私はあなたに会って 運命を感じてしまったから どんな卑怯な手を使ってでも 手に入れなきゃいけないと思った・・”  で、7つのうそ?  それも愛ゆえに、真実を越えちゃうんだね〜。  すっごく元気よく、ヴァージンロードを歩くぞ!って感じの振り付けで歌っていました。

 最初、ユーミンは、紺色っぽい、ちょっと光る素材にも見れる、お姫さまみたいに裾がふくらんでいるクラシックなドレスを着ていました。  髪にはティアラも付けていた。  衣裳は、女性のショーらしく(ユーミンが自ら、「ショー」だと言っていたのですが。)、とても華やかだった。  3曲ぐらい終わって、白の光るパンツとシルバーのきらきら光るタンクトップに着替えていました。(衣裳も早替わり!って感じ。)  それから、また少し経って、今度は、水色とかピンクとかの淡い色が混じったノースリーブのワンピース。(膝丈ぐらいの長さ。)  アンプラグドコーナーはこの衣裳でしたね。  それから次は、水色のレインコートと同色の帽子。  その時は、コーラスさん3人の女性も、違う色のパステル調のレインコートと帽子を身に付け、傘も持っていた。  曲の合間に4人でのダンスもちょっとあって、目に優しい色使いが印象的でした。  あと、途中で、ピアノの弾き語りをする曲が2曲あって、その時は、ちょっとクラシックな色調のパンツスーツだった。  グランドピアノが、円形ステージの中央で、オルゴールのように回るので、最初、ドレスを着ているのかと思ったのね。←オルゴールのイメージで。  でも、パンツスーツでした。  アンコールでは、白地に赤いアカシアの花がデザインされたミニスカートに白いブーツ、黄緑色のノースリーブという、とてもかわいい衣裳でした。

 今回は夏のツアーということで、ステージセットやライティングのコンセプトも、夏をイメージしたものだったんですって。  真夏のちょっとけだるい朝とか、夕立や、星降る夜とか、曲毎にテーマがあったみたい。  そういうふうに見ていると、雷が鳴ったり、満天の星が見えたり、照明もステージも豪華でとてもきれいでした。  ステージが円形なせいか、なんとなくUFOのイメージもあったり・・・。  途中で、何という曲の時かわからないのだけど、円形ステージを覆うようにスクリーンが下がって、静かな曲になるのね。  そうすると影絵のように、レインコートと帽子姿で歌うユーミンの姿が映し出されるの。  途中で向きが切り替わったりして、向こうに大きな惑星のようなものも影で見える。(ユンは、ジュピターだね、って言った。 私が??って顔をすると、木星だよ、って。)  で、曲が終わりに差しかかると、影絵のユーミンが、帽子を取って、コートを脱ぐのが映る。  私は、それから、そのまま海に飛び込むのを想像したのだけど、違ってた。  宇宙服を着て、ヘルメットみたいなものも被って、それから・・宙に浮くの・・・。  星が降ってきそうな夜にはそんなこともおこりそうな・・・そういうステージでした。。

 その曲の後、静かにスクリーンが上がっていくと、中央のグランドピアノに腰掛けたユーミンが見える。  そして、『PARTNERSHIP』をピアノで弾きつつ、歌い出すんですよね。  上にもちょっと書いたのだけど、オルゴールのように、ゆっくり円形ステージが回っているの。  この曲、心に染みますよね。(アルバム「acacia」に入っていたので、後から探した。)  それから次の曲は、『ひこうき雲』でした。  この曲もピアノの弾き語りで、途中からバンドの演奏も入った。  私としては、このあたりが一番、印象的だったかな。

 あと、その前に、アンプラグドコーナーがあった。  ユーミンと、ギターの方2人とベースの方と、コーラスの男性と5人だけでの演奏。  ギターの方は、もう20年ぐらい一緒に演奏している方だとか。  円形ステージの中央に、丸く椅子を置いて、中央に向かって座り、お互いを見ながら演奏するメンバーさん達。  こうして向き合って演奏をすると、ホームライブみたい・・って言ってました。  ユーミン宅では、こんなライブをやったりするのでしょうか?  ユーミンも椅子に座ったまま、中央を向いたり、時折、お客さんの方に振り返ったりしながら歌っていた。  このアルバムのタイトル曲にもなっている、『acacia』もこの時に演奏していました。  それから、今度発売される、バラードベストの中に入る予定の新曲も演奏してました。  5人での演奏の良いところは機動力があるところで、あれやろう!って思ったら、すぐ練習して、こうして演奏できるところなんですって。

 7月から始まったツアーも、東京でファイナルを迎えて、それが終わったら、バラードベストが出たり、苗場や、逗子マリーナでライブがあって、でも、来年は、アルバムもツアーも予定がないんですって。  だけど、再来年には、またこういう円形ステージのショーをやるつもりで、しかも、またロシアのバレエ団とのコラボレーションも考えていて、そのロシアのバレエ団では、新しいプログラムの練習に入ったとか。  2年後のことを考えて、そのための準備に時間をかけて、こうして、次のショーでは・・・って言えることってすごいことですよね。  「私もあと何年できるかわからないけど、一生懸命、がんばります・・」っておっしゃっていたけど、本当にがんばっていただきたいです。

 ほとんどが初めて聴く曲だったけど、歌はもちろん上手だし、広い会場に通るユーミンの声がとても気持ちよかった。  ステージの天井部分に、円形のライティングされているリングが何重もあって、それが、変則的に降りて来たのは、本当にきれいでした!!  メンバーさんは、ユーミンを含めて10人。  ドラム、パーカッション(←女性でした)、ギター二人、ベース、キーボード(この方が舞台監督でもあるみたい)、コーラスが女性2人、男性1人。  コーラスさんは、レインコートの曲だけ女性3人になるんですよね。(もう1人が出てくるのが全然わからなくて不思議だった。)

 本編が終わって、アンコールまでも3、4分ほど。  なんとテキパキしているんでしょう!  アンコールは3曲だったかな。  1曲目が、何年か前にビールのCMになった曲。(『情熱に届かない』でした??  タイトルがよくわかりません。(泣))  この曲、良かったですヨ。(^^)  照明がドラマチックな感じで、曲がより感動的でした。  夏のツアーということで、アルバム以外では、たくさんの楽曲の中から、夏にふさわしい曲をセレクトしたのかもしれませんよね。  ファンの方も、久しぶりに聴いた曲もあったかもしれないし、長い間、聴きたいと思っていた曲を演奏してくれたら、とてもうれしいでしょうね。  私にとっても、あの曲を聴いたら、絶対泣きそう・・っていう曲もあるんですが、それは残念ながら、この日はありませんでした。

 アンコールが終わると、客席に下りて、いつもならステージがある方向に向かって、ユーミンを先頭に10人で手を振りながら、まっすぐ歩いての退場だった。  後から見たら、さすがにそこはロープを張っていたみたい。  華やかで、濃縮された2時間ちょっとのショーでした。

(2001年10月23日)


 ▼ 代々木第一体育館 ▼

 JR原宿駅、表参道口から出る。(地下鉄だと千代田線の「明治神宮前」下車。)  神宮橋を渡って、歩道橋を渡るとすぐ。  徒歩5分ぐらい。

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