カジヒデキ「A LONG WEEK-END」


01. Young Guns & Young Girls
02. The Last Week-End
03. Footballing Weekenders
04. Strawberry / Rainy Season
05. Separate Ways (Acounstic Version)
06. Lentils Salad & Cream
07. Summer On The China Dress
08. Merci, We Heard The Marine Girls Songs
09. Running My Hands Throught Her Hair
10. Gentle Waves
11. Everything In My Life, Joanna
12. Center Of The World
13. My Love, My Milk (Week-End Album New-Mix)




 最初に聴いたときはね、ちょっと物足りないかなぁとも思ったんです。でもね、少し聴いていくと、もう、たまらなくなってきたっす。マジぐっとくんのな。カジは「久々の自信作」って自分で言ってたけど、ホントそうだよこれは。かと言って、今までとガラッと変わったわけじゃないんですけどね。なんか、こう、実った!って感じ。

01. Young Guns & Young Girls
のっけからやられてしまいました。この曲の青春感にやられちまったんだよお!超!青春!もちろん音はとてもいいよ。でも歌詞なんだよ。今作は歌詞が相当キてるんだよ。何が目が眩んで前をギッと睨みつけてだ!何がキスが僕らを助けてくれるのかな?だ!サビの青春感たまんねえなぁ。ぐへへへ。星ーがーこーんなに大きくー輝く夜でー僕ーはー誇りと勇気を手に入れたよー君ーがくーれたKISSのせい!
ぐへへ。ぐへ、ぐへへへへ!(半笑い)

02. The Last Week-End
これもいいんだよなぁ。初夏っぽさ爆発。燃えろLast WeekEndなんて言えるのカジくらいだよな。カジの歌詞ってさぁ、すんごい能天気なんだけど、背後に辛いことが山ほどあるってことが見えるんだよね。辛いことがあったからこそ今がハッピーなんだよ!って感じなんだよな!もうたまんねえよな。親父、もう一杯だ。

03. Footballing Weekenders
そしてこれだよ。これはとにかく突っ走ってるんだよね。シングルの時にいっぱい書いたのであんまり突っ込みませんけど。

04. Strawberry / Rainy Season
3曲目までで疾走サウンドはおしまい。この曲のタイトル、なんでストロベリーかというと、イチゴみたいな目をして泣いてもいい?って歌詞だからですわ。雨降ってナイーヴなんですわ。また音がいいんだよなこれ。泣ける。

05. Separate Ways (Acounstic Version)
フェイ・ウォンに提供したヤツのアコースティック版です。テンポもゆっくりなって、前より安心して聴けます。ていうかですね、セパレイトウェイズやマイラブマイミルクの頃のカジって、一体どうしてしまったんだ?ってくらいちょっとヤバかったですよね。なんか使用期限切れた若返りの薬飲んじまったみたいだったじゃないですか。月の光が眩しいよーって、危ないですよ。考えすぎて一回転しちゃった〜みたいな。…けどシングル版も今聴くと最初に聴いた時の衝撃がなかったです。…慣れ?

06. Lentils Salad & Cream
セパレイトウェイズでゆったりしたと思ったら、いきなりガチャガチャふにゃふにゃ言いっぱなしな曲が登場。英詩でギャーギャーしてたかと思ったらいきなり静かになるし、うわ、薬キまってんちゃうんかと思ってしまいましたが、和訳歌詞読んで納得爆笑ニヤリガッツポーズ。
≪歌詞要約≫
あのシェフはどこ行っちゃったの?あの美味しい料理!あのサラダ!あのフィレステーキ!最高!シェフの最高な料理にやられてしまった!もう最高!殺して!殺して頂戴!あのデザート!

07. Summer On The China Dress
これ好き。海岸添いをバスに乗って移動してるみたな。風を感じる。

08. Merci, We Heard The Marine Girls Songs
スローな昼に浮いてる気球みたいな曲。最後のみんなありがとうメルシーがやけに耳に残る。
ところでこの曲、どっかで聴いたことある気がするんですが、どこだったかなぁ。シングルに入ってたかなぁ。

09. Running My Hands Throught Her Hair
これの導入の、歌がなかなか始まらないのがズルイんです。といっても時間的には大した事ないんですけど。

10. Gentle Waves


11. Everything In My Life, Joanna


12. Center Of The World
出ました祝福系。このホッとする感じったら何でしょうね。こみあげるよね。こういうのはカジの独壇場ですね。うまく言葉にできないですけど。

13. My Love, My Milk (Week-End Album New-Mix)
最後にこの曲。君のちょうどいい胸のふくらみ僕のものです。凄い歌詞です。壮絶です。あまりに思ったことを歌いすぎ。オブラート破りまくり。ばりばりばり。普通は捻って描写しがちなところをストレートに表現。きっと、超少年のような子供っぽい笑顔で言い放ってんだろーなぁ。真っ昼間のオープンカフェとかで、キスがしたいよ!ぶちゅ〜〜みたいな。でもちっともエロくないんだよな。そんな大人になりたいです(え?)