チョビの部屋  for にいちゃん




9月15日(水)さんまはどこ?事件
 秋です。新米の季節です。そして、さんまの季節です。
この前、我が家の食卓も秋の味覚「さんま」がでました。
 その日の朝食は、さんまでした。
さて、父がさんまを食べている時、母がちょびにごはんをあげました。
メニューは、いつもどおり、「ドッグフードと缶詰」。
しかし、ちょびは、全然食べない。
 前日から、ちょっとおなかの調子が悪そうなちょび。
当然、みんな心配。
 父がさんまを食べているとちょびは、とても不満そう。
母がさんまをあげると、すごい勢いでごはんをがつがつ食べました。そう、つまり、「ぼくのさんまは、ないんですか?」
という自己主張だったのです。
 その日の夜、私が夕飯にさんまを食べていると、じいっと
私の皿のさんまをねらっている。
 「それ、ぼくの分だよ」という目で。あまりの眼力にまけ、
半分あげてしまいました。
 このごろ、買い物の時、我が家では、ちょびのさんまも買う
ことになりました。
 これで、新しいちょびちゃん憲法、
「さんまは、僕の分も買うべし」ができました。


8月10日(月) ちょび水浴びをする。

 連日盛岡も33度を越えるので、ちょびもだるい。そこで、我が家では、ちょびに水浴び用のたらいをプレゼント
する。しかし、もともとお風呂嫌いのちょびくん。いやだいやだと抵抗する。これは、実は、あばれるちょびを
無理やり入れたのでした。
 ところで、私は、連日遊びつづけているので、とても、家族に評判が悪い。そこで、評判をあげようと、東京に
行った時に、虎屋の羊羹を父のために買って来た。(父は、羊羹が好きなので)
 母が、羊羹を食べた後、テーブルの上におきっぱなしにしていると、何と、ちょびが、ようかんを手にたてに持って、皮をむきながら食べていたらしい。父が、それを見つけ取り上げようとすると、父に向かってきた。
ということで、その後、ちょびは、相当、怒られた。この事件は「虎屋羊羹事件」と名づけられた。


7月18日(日)夏ちょびはばてばてだよー。

 ちょびは、季節によって、変わる。春ちょびは、発情はいってまーす。夏ちょびは、だるだるちょびりん。
秋ちょびは一番調子よさそう。冬ちょびは、雪でもえすぎ、やる気だし過ぎーつて感じ。
 このごろは、ちょっと暑い日も続いているし、ちょびももう9歳ということで、ちょっと年のせいもあって、散歩に
行っても、すぐに疲れて「帰る」というんですね。
 そして、帰ってくると、すぐに、「あー、疲れた」といって、すぐにごろんとなります。
夏ちょびは、見ているだけで、暑苦しいんです。



6月22日(火)ちょび情報
 ちょびの得意技は、盗み食い。この前は、朝市から帰ってきた後、かごの中の納豆3パックを小屋に持っていき
食べていました。からしとしょう油は食べていませんでした。今までに、クッキーひと箱、みがきにしん、といろんな
前科があります。
 それから、このところ、えさにうるさくって、ドッグフードにスキムミルクやお肉をかけないと食べません。いつまでも、
「ちがう、ちがう、これじゃない」と、目で訴えます。がさがさとなると、すぐに飛んできます。全く、食いしん坊。
 
 私が家に帰ると、「おかえりー」の挨拶にきます。挨拶。鼻と鼻をくっつける。なでる。顔をくっつける、それは、いいんだけど、
最後に、おしりを私の方に向けてきて、「おしりをかげ」というのは、やめてほしいー。
完全に、子分だと思われているらしい。

下の写真は、ちょびが、「散歩行きたい」と哀愁の顔をしている図。です。日曜日の午後は、私にさんぽしろと
言いにくる、私の存在理由は、「ぼくの散歩」にしか、意味を見出されてないと思う。








3月21日 ちょび情報

 チョビはこのところ、お留守番が続いていたので、さびしかったらしく、休みの日は、母からくっついて
離れなかった。
 父が、お泊りから帰ってくれば、何か話している。多分、私が散歩をサボったことを告げ口しているに
違いない。

チョビスナップ
「ねえねえ、なんかちょうだい」のつぶらな瞳。





3月7日(日)チョビ情報

 チョビやきぶた事件

 我が家では、年越しそばならぬ、年越しラーメンを食べる。
だから、毎年母親は、おせち代わりに、焼き豚を作る。その年の大晦日も、焼き豚をブロック肉で時間をかけて、作った。
 できあがると、ご飯をまたず、私や兄、父が「味見」と称してつまみ食いをする。夜になって、母が「焼き豚がない。あんたたち
食べたでしょう。」と言うが、「いやあ、食べたけど、3枚」「食べたけど一切れ」とそれぞれ申告したが、それにしたっておかしい。
 容器に移したのをどこかにおいたのかなと、探して見ると、一枚だけ焼き豚が残った容器が発見された。
「犯人は、誰だ」という話になり、母いわく『犯人は、今、水をすごく飲みたがっているにちがいない。』と言って、チョビの前に水をおくとチョビはものすごい勢いで水を飲み始めた。どんぶり一杯の水を飲み干し、きろりと家族を見上げるチョビ。
 そして、みんなで「犯人は、チョビだ」とさけび、その年のラーメンは、肉なしのさびしいラーメンだった。
 
チョビスナップ 『掃除機吸われ編』




チョビの勢力拡大の7年間

  チョビは、シベリアンハスキーのくせに、今では、『座敷いぬ」と化している。
 家の中に体重30kgの犬がいるということは、結構、邪魔なことがある。
 しかし、現在、家の中を「自分の家」として自由に歩き回っているが、ここまでの道のりは、厳しかった。
  彼は、実に巧妙に現在の地位を確立した。
 初めは、ベランダで飼われていたが、その後、『ヨーロピアン』風のでっかく、立派な犬小屋を大工さんが作ってくれた。
  その犬小屋はわが家からちょっと離れていたので、断固入るのを拒否し、結局小さな犬小屋を家のくっつけて建てた。
 そのころは、まだ小さかったチョビは、あっという間に大きくなり、犬小屋はせまくなる。しかし、チョビは、気にいっていて丸くなつて入っ ていた。
   そのころは、まだつないで飼っていたが、いつのまにか、鎖はつけられていなかった。家の中の敷地を自由に歩いていた。
 さて、冬になると寒い。チョビと遊ぶのも寒いので、玄関まで入ることを許させる.。
  ちょび、家の中に初めの一歩。そして、廊下まで許された。
  私は、そのころ家を出たのだが、家を出て、帰省をすると、何と、台所まで入っていた。(フローリングは、okということで)
 まあ、私としては,冬でもチョビとあたたかく遊べてうれしいが、次に帰省すると、今度は、居間の中に入っていた。
  しかし、そのスペースには敷物がひかれていた。
  そのうち、当然敷物だけで収まるわけはなく、いつのまにか、チョビは家の中を自由に歩き回っていた。
 まだ、居間まではよいということだが、となりの和室に父が寝ていたので,当然そこまで行き、朝などは一緒にねるようになった。
  父がいっしょに寝るチョビを追い出せるはずはない。(なぜなら、チョビは父の愛人だから)
  というわけで、チョビは家の中まで勢力を拡大してきたのだ。

 しかし、これで、チョビの野望は終わったわけではない。
 チョビは、まだ、夜は、犬小屋で寝なければいけない。夜11時になると、父が来て、チョビをつれて行こうとする。
 チョビは、「もの」攻撃で、「ぼくは、置物です」と全体重を抜き行きたくないとだだをこねる。
 一日中家にいるんだから、夜もいいような気がするのだが、『犬の領分』と父も頑固だ。
 チョピの新たなる野望「家で寝る」が実現するのは、いつの日か。(近い気もする)