肯定側尋問

1999.3.31 文責:倉島

肯定: はい。それではまず、陪審員はメディアからの影響を受けて偏見を持ってしまうということですね?

否定: はい。

肯定: それは、裁判官よりも多くの偏見を持ってしまうということですね?

否定: そういうことです

肯定: はい、なぜ、裁判官よりもよりも多くの偏見を持つかか、という根拠について、立論で述べましたか、述べませんでしたか?

否定: 立論では述べていません。

肯定: はい、述べてないわけですね。つまり根拠がないのに、素人は多くの偏見を持つと、そう主張したわけですね。はい、それでは二番目に行きます。無知についてなんですけども、具体的にどういう法律の概念がわからないんですか?素人は。

否定: 例えば・・・

肯定: えー、結構です。具体的なものは挙げられないわけですね。それでは三番目、思考力の欠如ですけども、裁判官はトレーニングを受けているんですか?

否定: はい、受けてます。

肯定: 具体的にどういうトレーニングを受けました?

否定: 立論では述べていません。

肯定: 頻度はどれくらいですか?

否定: 頻度は、裁判官になるまでの数年間ってことですね。

肯定: それは、証拠資料はありますか?

否定: 証拠資料は述べていません。

肯定: ないですね、はい。つまり、訓練の頻度も内容も分からないわけですね。訓練を受けた後、思考能力が高まったという証拠はありますか?

否定: ありません。

肯定: はい、つまり具体的な証拠は何もないわけですね。根拠もなくて一般市民の思考力は低いと、そう判断してるわけですね。無知についてお伺いします。無知ということはようするに能力ではなく知識の問題ですね?

否定: はい。そういうことです。

肯定: つまり、教育すればOKということですよね?

否定: はい、そうですね、、あ。そうではありません。裁判官はやはり肯定側も述べられたように、受験勉強などして、法律についての・・・(時間切れ)ありがとうございました。