1999.1.25 文責:倉島
参加者:14名
場所: 中央大学駿河台記念館(お茶の水駅)
時間: 13:00 - 17:00
一人1分30秒 で、以下3つの内容をスピーチする。
●いいトコ3つスピーチとは?
同じカテゴリーのモノや事柄2つを比較し、どちらか1つ(出題者が指定する)の良い所を3つ、説明する。
例
出 題: 電車と自動車を比較して、電車の良いトコを3つあげてください。
回 答:
- 一度に大勢の人が移動できる。
- 到着時刻が正確である。
- 飲酒しながら乗車できる。
4回続けてみて気づいたのは、出題は、価値論題的なものが向いているという事です。 このスピーチの目的は2つ。
政策論題的なもの(現状と現状行なわれていない事とを比較しメリットをあげる)を、出題後すぐに答えるには、回答者の負担が高くギブアップになりがちで、目的を果たす事ができません。それに比べて価値論題的なものは、なんとか3つは、あげられる上に、柔らかい話題がでやすい事もあり、目的に沿う事ができます。
このパート(スピーチ)では「緻密な論理より大胆な発想」出題者も回答者も豊かな想像力とユーモアセンスが、問われます。(ホントのディベートは、その後の、パートで、たっぷりと)
20個近くの論題が次々にあげられた末に、以下の論題に決定しました。
「日本は選挙権取得の試験制度を導入すべし」
全員で、メリットとデメリットを考え、リンクマップを作成しました。
選挙権を得るためには試験に合格しなければならない、となったら何が起こるのか....
論点の例として、こんなラベルがありました。