続・ツボと気功法

続編です。また、続かない可能性が高いので連番はつけません。
今日は、なかなか人に言えないけど日本人には結構多い痔疾に効く
ツボを紹介します。

痔疾といってもその症状や原因は多々あります。脱肛、痔核、裂肛、痔ろう・・・
かゆい、痛い、出血などなどσ(^_^)は医師ではないので詳しいことは
解説しません。医学書やインターネットで検索してください。
痔疾の原因の多くは生活習慣にあると言われてます。

長時間同じ姿勢をとっていたり、食事が偏っていたり、ストレス・疲労が
たまっているようなとき発症しやすいでようです。これらの要因は、
どれも気功の世界では血液の流れを悪くする代表選手とされています。

これを改善するには生活習慣を改めるのは当然ですが、現代人においては
そうそう改善できるものではありません。そこでツボの刺激でそれを補います。

1.1日に数回、深呼吸をしましょう。
気功法の基本である呼吸です。根を詰めて仕事をしていると以外に忘れて
しまうのが深呼吸。吐き出すのが主であるため息とはちょっと違います。
新鮮な酸素を体中に取り込むことで血液が活性化します。
できれば腹式呼吸で回数が多ければ多いほど良いです。

2.百会(ひゃくえ)を刺激します。
「ツボと気功3」で紹介した頭痛に効くツボの百会(ひゃくえ)を適度に刺激
します。場所は脳天です。痔疾の場合、人によっては少々患部が痛くなる
場合もありますが、効いてる証拠です。2〜3分続けてると脳から肛門に
かけて体中が温まる感じがしてきます。

3.大椎(だいつい)を刺激します。
効果は百会と同じですが、大椎(だいつい)は後ろ側の首の付け根に
あり、ほぼ中心部です。全身の血行を促す効果があり、肩こりや首の痛みにも
効果があります。(首痛に関しては注意が必要です。)


4.孔最(こうさい)は痛みを和らげます
痛みを伴う場合は、孔最(こうさい)を親指で強めに押します。他のツボと
同様に2〜3分テンポよく押します。このツボは風邪の症状を和らげる効果も
あります。

5.便秘の改善
「ツボと気功4」で紹介した便秘のツボでお通じを良くすることも大切です。
食物繊維を多くとって直腸から肛門にかけて負担をかけない努力をしましょう。

他にもたくさんありますが、ツボの場所が見つけにくいのと概ね効果は同じ
なので上で紹介したツボだけに集中して実行した方が良いでしょう。

痔疾に限らず、最近の病気はウィルスや細菌よりも生活習慣によるものが
圧倒的に多くなってます。やっぱり、普段の生活の中で
深呼吸を忘れないことが一番大切ではない
でしょうか。

また気が向いたら続々編もアップします。