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・カナダ(ナイアガラ、トロント、カナディアンロッキー)、ラスベガス編 |
1999年8月20日 ナイアガラ瀑布へ |
8月19日成田に到着。成田の全日空ホテルに一泊し翌20日に成田空港第一ターミナル出発ロビーに集合。チェックインを済ませて、添乗員さんと顔合わせ。
出国手続きを済ませてゲートに向かう途中、出発前から免税店で買い物をすると張り切っていた父親に付き合ってお買い物です。商品を選んで(結局タバコを制限いっぱい買った)レジに向かうと、当然のことながら切符とパスポートの提示を求められます。ここでひと騒動。
パスポートを自分の荷物と一緒にベンチに置いてきたという父親が取りに行ったところ、”パスポートがない”と言い出しました。一瞬盗まれたかと思って冷や汗をかきましたが、ベンチの下に落ちてました、やれやれ。
11:15発のNorthwest航空NW086便で、いざ出発〜。
同日10:00にデトロイト空港に到着。13:55発NW481便に乗り継いで、カナダはトロントに15:06に到着しました。空港からバスでNiagara
Fallsへ移動です。
今夜の宿泊先は、RENAISSANCE
FALLS VIEW
HOTEL。部屋は滝側でしたが、階が低いためカナダ滝の一部が見えるだけ。それでもライトアップされた滝が見えてきれいでした。 |
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1999年8月21日 ナイアガラ瀑布〜ナイアガラ オン ザ レイク〜トロント |
近くで見るナイアガラ滝 |
朝5:00起床。
うちの父親、元々朝は早い人だったんですが時差ボケのせいか初日の夜は眠れないを連発して、4:30には着替えて散歩に行くと言い出す始末。一人で行かせるのも心配だったので、伯母と二人でお付き合い。まだ薄暗い中、滝への坂道を下って行きます。
滝に近づくにつれ、轟音が響いてきます。途中道に迷ったりしましたが、滝のそばまで行ってホテルに戻ってきました。
ホテルのbuffetで朝食を摂ったあと、ナイアガラ瀑布観光に出発です。
ホテルを出て、朝散歩したのと同じ道をナイアガラ瀑布まで下って行きます。 |
早朝行ったときは、あまり人がいませんでしたが、さすが観光地かなりの人出でした。明るい中で見るナイアガラの滝は、轟音とともに大量の水が落ちていく様子が感動的です。
滝のカナダ側を散策して、お土産を買いに大橋巨泉の経営するO.K.
shopに行ったりした後、いよいよ"MAID
of the MIST"(霧の乙女号)に乗船することになりました。船でカナダ滝の真下まで行って帰ってくるだけのものですが、結構、迫力があると聞いていたので、期待大です。
MAID of the MISTはカナダ側、アメリカ側の両方から出ていますが、カナダ側はClifton
Hillから出ています。滝の横にあるticket boothでticketを購入していざ船着場へ。道路から、ナイアガラ川の船着場へ向かう道を降りていきます。船着場の手前で青いビニール製の”雨合羽”のようなものを手渡されて、頭からすっぽりかぶり準備完了。
MAID of the MISTは二階建ての遊覧船で、二階部分の方が迫力があるそうなのですが、季節柄乗船客の数が多く、今回は定員の関係上一階部分のデッキに陣取りました。デッキの上はかなりの混みようです。
船着場を出発して、アメリカ滝を左手に見ながらカナダ滝へ向かいます。前方のカナダ滝には、アメリカ滝を出たMAID
of the MISTが到着しています。滝の真下にいるだけあって、もうもうと上がる水煙の中に半分船体が隠れてしまっています。
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カナダ滝
アメリカ滝 |
MAID of the MISTの船上から
滝のすごい風圧 |
まだこの時は大部分の人が余裕で過ごしていましたが、"あ〜、あれはすごいかも知れない"という気がしてきます。
その船が出て行くといよいよ僕たちの番。船はゆっくりと滝の下へ近づいて行きます。最初はたいしたことないと思ったんですが、これが間違い。最も滝へ近づくと、凄い風と水しぶきが飛んできます。もらった雨合羽もどきなどは風に吹かれて舞い踊り、全く役にたたない状態。音も凄いし。滝の直下ではまともに滝の方を向いているのも難しいくらいです。
カメラを滝に向けるとレンズが水しぶきがレンズに付いてしまってまともに写真も撮れません。
5分ほど滝の近くにとどまりゆっくりと転回して、その後、船着場に戻って行きます。滝の迫力を目の当たりにするには、舟の前方左舷側がいいでしょう。
うちの父親は自前のヤッケ(写真の黒いのを着た人物)で紐をしっかり結んで余裕で滝を見物していましたが、僕はといえば、全身とまではいかないものの上半身はずぶ濡れ。ちなみに雨合羽のようなものはお土産としてもらってきました。
MAID of the MISTを降りてから、滝の横にあるカナダ滝を望むレストランのテラスで昼食をとりました。昼食後、バスに乗り込みトロントへ向かいました。その途中、Niagara
on the lakeという小さい街によりました。
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Niagara on the lakeは小さいながらも、観光目的に街を作ってあり、建物もこじんまりとした古き良きアメリカといった感じです。また、町中いたるところに花が植えてあってとてもきれいです。
観光バスは街中には直接入れないので、街の外の駐車場に停まりトロリーで街へ移動しました。街のメインストリートの入り口には小さな時計台があり、両サイドには花で飾られた民家と土産物屋などが軒を連ねています。当然、ここで生活する人々のために、スーパーや薬局なんかもあるのですが、みんなこじんまりとしていて、周囲の外観を損ねないようなデザインになっています。
街中での移動は徒歩か馬車であり、タクシーなどは見かけません。うちの父親もそぞろ歩きしながら、George
Bernard Shaw*の銅像などを眺めています。が、Shawが誰であるかは知らないでしょう(あとで教えてあげましたが)。しかし、何でいきなりGeorge
Bernard Shawの銅像が建っていたんでしょう?なにか所縁があるんでしょうか?今となっては、はっきりしませんが。
Niagara on the lakeを後にして、バスはトロントへ。途中、ワイナリーによりました。。ここで、ice
wineの試飲です。ブドウが凍るのを待って作ったice
wineをはトロリとしたとても甘いワインです。甘いものの苦手な僕には口に合いませんでしたが、父親は気に入って2本購入。結構な値段だったと思います。
*George Bernard Shaw (1856〜1950) イギリス近代演劇の確立者。1925年ノーベル文学賞受賞 |
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午後2時過ぎにトロントに到着。バスを降りず、そのまま市内観光へ向かいました。古いヨーロッパ調の町並みを想像していましたが、街のイメージとしてはかなりアメリカナイズされており近代的な町です
トロント新旧市庁舎や州会議事堂、トロント大学、CNタワーを見学して、ホテルへ。
今日のお宿は、Westin Toronto Prince Hotel。夕食はフリーだったので地図をもらって近くのステーキハウスへ食事に。この時初めて本場アメリカ(カナダですが)のステーキを食べてみました。噂にたがわぬ大きさに感心、それでも全部食べましたが。
夕食後、添乗員さんのお誘いで、希望者のみCNタワーへ夜景の見学にお出かけ。
展望台のチケットを購入して、エレベーターで地上500mの展望台に昇って行きます。途中、気圧の関係で耳が詰まるほどのスピード。
展望台についてエレベーターを降りるとトロントの夜景が眼下に広がっています。高所恐怖症気味の僕としては、窓際まで行くのが精一杯でした。
が、世の中には”高いところだ〜い好き!”という人種がいるものです。
何がかというと、CNタワーの展望台には床がガラス張り(強化プラスチックかもしれませんが怖くて近寄れず、情けない)の部分があって、500m真下が見えます。
そんなもん東京タワーにもあると思う方もいらっしゃるでしょうが、東京タワーのはせいぜい30cm四方ぐらいですよね。ところがこのガラス張りの床、6畳間くらいあります。ヒェ〜と思ってみていると、その上に寝そべったり、飛び跳ねたりしている奴がたくさんいる。特に、彼女を連れた若い男どもはいいとこ見せようと頑張っていました。
少々の人数が乗っても大丈夫なように設計されているんでしょうが、僕には到底真似できませんな(真似したいとも思わんけど)。
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1999年8月22日 カナディアンロッキーへ |
翌朝、7時半起床。今日は夕方6時半トロント発の飛行機でカナディアンロッキーへ移動。
出発までは自由行動とのことなので、午前中はCasa
Lomaへ行ってみる。トロント市街にある中世ヨーロッパを彷彿とさせるお城のような建築物。C$9払って中へ。
中世ヨーロッパ趣味のヘンリー・ミル・ラッベトというナイアガラ水力発電に投資して、電力産業で一儲けしたおっさんが1911年に建てた城らしいが、あまり興味がなかったので勉強不足。内部の部屋は98もあり、作りや調度品もヨーロッパ調で、贅沢といえば贅沢なのかも。
一通り内部を見学して、中庭に出てみるとこれがきれい(今までの言い草、ごめんなさい)。
雲ひとつない空をバックにお城のような建物が映えます。中庭には様々な花が咲き乱れていて、それはそれは綺麗なもの(あいにく写真を日本に置いてきてしまい、手持ちにはありませんでした)。
しばらく中庭を散歩して、地階の食堂でのどを潤して、Casa
Lomaを後にしました。
時間的にはそろそろお昼時ということもあり、どこでお昼を食べるかということに。
初海外旅行のうちの父親は、三日目にして”和食が食べたい”とのたまいます。昼食は各自自由だったのですが、和食のお店を探すのも面倒だったのでガイドさんご紹介のオンタリオ湖湖畔に立つビル内で中華料理をいただく。
食後はぶらぶらとオンタリオ湖畔を散歩。途中停泊していた外輪船に少しだけ乗せてもらったり、みやげ物屋によったりして時間をつぶしました。
午後3時30分、バスでトロント空港に出発。
18:25トロント発ミネアポリス行NW1801便にてミネアポリスに向け出発。ミネアポリスで、20:50発カルガリー行に乗り換えです。この時チケットの関係で3人一緒に座れず、僕だけ離れた場所に座ったんですがちょうどそこが非常口。フライトアテンダントに”もしもの場合に非常口を操作できるか”などと聞かれたりして、ちょっと緊張。
22:50過ぎにカルガリー到着。そこからバスで今夜宿泊予定のバンフ、Banff
Rocky Mountain Resortに向かいました。すぐ着くのかと思ったら、これが2時間半のバスの旅。ホテルに到着したのが午前1時半、重いスーツケースを引きずって自分の部屋へ行き、すぐに眠ってしまいました。 |
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1999年8月23日 バンフ〜コロンビア大氷原〜レークルイーズ〜キャンモア |
朝日に輝く山
逆さロッキー |
昨日寝たのが2時過ぎだったにも関わらず、うちの父親5時には起きだして外へ出かける様子。
誘われて、しょうがないので一緒に外に出てみる。まだ外は暗く東の空が薄ぼんやりと明るい位だったのが、時間が経つにつれて空が明るくなり、周囲の山の頂に朝日があたり始めると、ちょっと厳粛な気分になります。
そのまま散歩に出かけ、ホテルに戻って朝食をしっかり食べてバスに乗り込み、コロンビア大氷原とレークルイーズ観光です。
バンフを出て、バスはまずコロンビア大氷原へと向かいます。
Rockyの山々の間を抜けてバスは進んで行きます。よく見ると山腹の途中までは植物が生えていますが、ある部分より上は完全な岩山できれいに分かれています。学問的には”森林限界線”とかなんとか呼ぶようですが、緯度の高い位置にある高山なので、比較的間近に限界線があるとかないとか、ガイドの方が言ってました。
途中、道路脇に熊がいたり川を鹿が渡っていたりして、バスの中は”どこどこ?”と大騒ぎ。
一時間半ほど走って、コロンビア大氷原の入り口に到着。天気はいいものの風が強く、結構寒いです。 |
ジャスパー国立公園内にあるコロンビア大氷原は、カナディアンロッキーの中でも最大級のものだそうです(総面積325平方km)。
コロンビア大氷原には雪上車で向かいます(正確にはコロンビア大氷原から流れ出るアサバスカ氷河の上)。待合所で出発時間を待ち、いよいよ出発です。遠目に見ている分にはちょっと風変わりなバスといった感じですが、近くに行くとタイヤがでかい!。うちの父親の背丈ぐらいあります。
雪というか、氷の上を走るのだからこれでは滑りやすいのではないかと思いましたが、運転手さん全く気にせずガンガンとばしていきます。特に滑ることもなく、10分ほど走ってアサバスカ氷河に到着。
雪上車を降りるとやはり風が強く、寒い寒い。風に吹かれながら、氷河の上を歩いて行きます。氷河の上は、天気のいい時はかなり眩しいので、サングラスが必要です。
観光客が歩ける部分もかなり広いんですが(幅1km、長さ6km)、実はコロンビア大氷原は真ん中の写真の正面にある丘の向こうに広がっていて、ここからはほんの一部しか見えないそうな。
周囲を見渡すと、周りの山々から小さな氷河がアサバスカ氷河に向かって流れてきています。遠くの山には残雪があり、中にはトカゲにそっくりな形をしたものもあります(すみません、写真では小さすぎてよく分かりませんが)。
氷河の氷は薄いブルーできれいです。これは氷河が削り取った岩の粉が混じっているためだとか。それにしても、頭では理解しているとはいえ、氷が流れているなんて不思議な気がします。もちろん氷河の上にいても流れていることなどは感じません。
30分ばかり氷河を散歩して、雪上車に再び乗り込み戻ります。
雪上車の待合所でお土産などを買い、再びバスへ。レークルイーズへと向かいます。レークルイーズはロッキー山麓にたくさんある湖の一つです。流れ込む川の水は氷河が削りとった岩石の微細な粉を含むためため、光の反射の関係で水が独特の色をしています。 |
雪上車
アサバスカ氷河
トカゲ形の残雪 |
レークベイト
シャトーレークルイーズ
湖畔 |
コロンビア大氷原(アサバスカ氷河)を後にして、バスに乗り込みレークルイーズに向かいます。レークルイーズに向かう途中、レークベイトに立ち寄りました。
展望台から見下ろすと、ちょうど熊が両手を広げてうつ伏せになっているような形をしています。レークベイトもよく旅行ガイドの本などで紹介されているので、写真を御覧になったことがあるかもしれません。
レークベイトもレークルイーズと同様に、氷河に削り取られた岩石の破片が混ざっているため、独特の色をしています。季節や時間帯によって様々な色に見えるらしいですが、ぱっと見には青乳色のバスクリンをいれたお風呂といった感じ(ごめんなさい、でも正直な感想です)。
レークベイトを出て、バスは一路レークルイーズに向かいます。レークルイーズの湖畔にはシャトーレークルイーズというホテルが建っています。リゾートホテルとしてはかなり人気のホテルだとか。
ホテルの駐車場にバスが止まると、ホテルの前ではホルンを吹いている人がいたり、ダンスを踊っている人がいたりと観光客向けにパフォーマンスが行われています。
時間はちょうどお茶の時間。ホテルのレストランで紅茶など飲みながら、レークルイーズを眺めたあと湖畔に出てみました。
レークルイーズの湖畔には、湖を周る形で遊歩道が作られています。その遊歩道に沿って歩いていくと、遠目では本当にきれいなブルーをしているんですが、浅い部分を近くでみると結構白濁した湖水です。岩の粉が混じっているだけで別に汚れているわけではないんですが、遠くから湖水の美しさを眺めた方が良かったような気がします。
まぁ、光の加減であれだけきれいなブルーに見えるんですから、近くで見ても同じ色だったら逆に薄気味悪いような気がしますが。
湖の周囲をゆっくり散歩したあとシャトーレークルイーズを出発して、今日宿泊予定のキャンモアはRadisson
Hotel & Conference Centre Canmoreに向かいました。 |
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1999年8月24日 キャンモア〜カルガリー〜ラスベガス |
今日はカナダからネバダ砂漠の真ん中、カジノで栄える都市ラスベガスへ移動の日。
朝6:00起床。朝食を食べて出発の時間までロビーで休憩。
ところで、朝食はbuffetといわれていたので、食堂に行くと食堂の二ヶ所にbuffetが準備されている。が、明らかに出されている料理の内容が違う。人間都合のいいように解釈するもので、”貧弱な方は別の団体のだろう”という判断のもと、みんなで食べ始めたら、ホテルのお兄さんに”あなた方はあちら”と言われて、すごすごと退散しました。
朝食後、ロビーでくつろいでいると目の前を何かが走り去っていきます。なんだ?と思ってよく見るとこれがリス。
ロビーにリスがいると聞きつけて、日本人みんなが集まってきます。 |
カナダのリス |
朝食の食べかけのリンゴを誰かが投げてやった(注意:野性の動物には、たとえリスといえども餌をやらないのがルールです)ところ、自分の身体と同じくらいのリンゴを抱えて走り去って行きました。
バスに乗ってキャンモアを出発。カルガリー空港へ向かいます。来るときは夜中で何も見えなかったため、途中、だだ広い牧場やカルガリーオリンピックの会場跡(当然今も使われていますが)に目を向けつつ、約3時間で空港到着。
13:58発NW1550便でミネアポリスに向かいます。ミネアポリスで20:40発NW055便に乗り換えて、22:40にラスベガス空港に到着しました。
ラスベガス空港はコンコースにもスロットマシーンが置いてあり、”ラスベガスを去るまでとことんカジノで金使って行け”という態度が気持ちいいです。が、今夜は到着したばかりなのでおとなしくホテルに向かいます。
今夜のお宿はExcalibur Hotel
& Casinoです。隣のLuxorとつながっていて、道を挟んでNew
York New YorkやMGMがあります。 |
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1999年8月25日 グランドキャニオン観光 |
今日はいよいよグランドキャニオン観光。今回の旅行の実質的な最終日です。
朝5時半起床。ホテルの集合場所に6時15分集合です。
ラスベガスでは、未成年のカジノへの立ち入りは禁止(通り抜けるのはかまわないというか、カジノを通らないと外にいけないので)です。親がカジノをしている後ろで見学しててもダメです。カジノの入り口にそれとなく境界線が引いてあり(カーペットの色が違っていたりする)、そこより内側には子供は入れません。
この朝、集合した場所はホテルの入り口。すぐ奥はカジノです。ツアーの中の家族連れのお父さんが、待ち時間にカジノをしていて、その後ろでお子さんが見ていたのですが、突然、警備員にお父さんが注意されて子供と一緒にホテルの外へ連れて行かれました。
グランドキャニオン
グランドキャニオン
ヒマワリの原種? |
何事かと思ってみていたんですが、お父さん頭掻き掻き戻ってきて、”注意されただけ”とのこと。特にペナルティなどを科されることもなく済みました。子供連れでラスベガスに行く時は気をつけましょう。
無事、全員でグランドキャニオン観光へと出かけました。
バスで飛行場に向かい、15人乗り位のプロペラ機でグランドキャニオンに向かいます。飛行時間は約30分。途中フーバーダムや、コロラド川などを眼下に見ながらの遊覧飛行です。グランドキャニオンの飛行場に着陸し、そこから再びバスで展望台へと向かいます。
グランドキャニオンには、メインとなる展望台が3ヵ所ありますが、その全てによって雄大な峡谷を見学してまわります。
大きいと話では聞いていたものの、”百聞は一見にしかず”という言葉を実感する風景です。日本では(あの国土の広さでは)当然のことながら形成される余地のない地形です。あまりにも規模が大きすぎて、素人の写真ではその大きさが伝えきれないのが残念です。
途中、展望台の駐車場に黄色い花がたくさん咲いていたので、カメラにおさめていたところ、ガイドさんが”それは、ヒマワリの原種です”と言うので、頭から信じていましたが、こうして見てみるとちょっとちがうような気もします。
正確なことをご存知の方がいらっしゃいましたらお教えいただければ幸いです。
途中、buffetで昼食をとって最後の展望台に向かいました。ここで、絶滅に瀕しているコンドルだか何だかの話を聞いたんですが、ふと上を見上げるとそれらしき鳥が飛んでる。”あれそうじゃないですか”とガイドさんに聞いたら、”そうみたいですね、私も初めて見ました”だって。おいおい。
運良くコンドルを写真におさめて、またプロペラ機に乗りラスベガスへ無事帰還。グランドキャニオン観光をしたという証明書(?)をもらって、ホテルに戻りました。 |
ホテルに帰って19:00から中世の騎士が馬に乗って槍試合を行うというショーを見る。あまり興味は無かったんですが、本日の夕食はこのショーについてくるディナーということなので仕方なく参加。会場は楕円状の砂を敷いた闘技場を模しています。各王国を代表する王子だかナイトだかが、4人登場。会場をぐるりと囲む観客席を4分して、各騎士の応援をします。僕たちはオレンジの騎士を応援。実際に盾と棒(槍代わり)を持って本物の馬で戦います(といってもマジでやったら怪我人続出なので、出来レースなんでしょうが)。槍で馬から突き落とされた方が負け。
しかし、ぶつかる時と落馬する際の音は結構激しく迫力はあります。結局オレンジの騎士は負けてしまいましたが。
このショーで出てきた料理というのがまたすごく、塩コショウでソテーした鳥モモと茹でたブロッコリーとポテト。しかも基本的には中世ということで、手づかみで食べます(希望すればナイフとフォークを持ってきてくれますが)。御想像通り、あまりおいしい物ではありませんでした。
夕食後、アメリカ最後の夜ということで疲れたという御老体は先に休ませてお出かけ。 ご存知のように、Las Vegasでは各ホテルの前や内部で独特のアトラクションをしています。特にホテルの前で繰り広げられる様々なショーは無料ですから見ない手はありません。
ExcuriberはStrip Ave.のほぼ南端にあるので、ホテルを出てStripを北上していきます。と、まず目に入ってくるのはBellagio前の大きな池。ここでは15分おきに5分程度の噴水によるショーが行われています。毎回ことなる音楽に合わせて噴水が様々な形を描きます。初めて見るとかなり感動モンです。
さらに北上すると、Mirageの前に出ます。ここにも大きな池がありますが、噴水ではなく15分おきにライティングと実際の火で火山の噴火の様子を見せています。
続いて、隣のTreasure
Islandではホテルの前に大きな帆船の模型を作りつけ、海賊とイギリス海軍との戦いを演じて見せます。火薬を使ったりしてかなり本格的(2003年9月の時点でこのショーは終了しており、解体工事が始まっていました)です。
以上3つのショーを見て、Fremontの電飾を見ようと歩きはじめましたが、Circus
Circusを過ぎたあたりから人通りが途絶え始め、危険な香りが漂ってきたので、諦めて帰ることにしました。
これらの無料ショーは人気のあるものの前はすごい人だかりになります(当然ですが)。よって、いい位置で見るにはそれなりのコツが必要でしょう(残念ながら僕は知りませんが)。 |
Bellagio
Mirage
Treasure Island |
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1999年8月26日 帰国 |
午前7時起床。今日は日本に帰る日。
朝食をとって、トランクにお土産やらなにやらを詰め直し、迎えに来たバスでLas
Veagas空港に向かいます。13:15NW077便に搭乗します。国際線なので、空港へは早めに到着。案の定、父親はコンコースのスロットマシーンに懲りずに挑戦。カジノで総額$2,000すった僕は賭け事はこりごり。
飛行機に乗り込み約12時間の飛行を終え、無事成田に帰ってきたのでした。
はぁ〜、疲れた。 |
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記載2003年10月3日(修正2004年2月1日) |