恋蕾 恋花







恋蕾、果てなく、咲き乱れ

恋花、その色染め、心に根

恋蕾、其の後も、残り

恋花、蕾と共に散り

恋蕾、恋花、共に咲き乱れる





それは胸の心の奥底で静かに息を吹く。

「――ねぇ、何で、あたし、なの?」

「・・さぁ、俺も分かんないよ。」

優しい気配がすぐ傍に居たり。

「何よ、それ…。でも、何となく、そう言う気持ちが分かるわ…。」

「だろ?んじゃぁ、聞き返すけど、何で、俺、なわけ?」

何かの軋む音がしたり。

「・・あたしも分かんないわ。」

「…お互い様だな。でも…俺は、ミリィなんだよ、きっと。」


季節が訪れるように

蕾が花になって


「…じゃぁ、やっぱり、あたしはディアッカなんだろうな、きっと。」



切ない 愛しい 悲しい

そんな心の唄

その唄を一緒に唄おう



「おいっミリィもかよ!」

「うっさいわね!そっちがマネしたんじゃなぁい?」





束縛を絶って

新しく踏み出して

その中の

恋蕾、鮮やかな色

恋花、深く





咲き乱れる



fin







にゃとがき。

何か…詩っぽいですね(^^;)←詩だ。BGMが落ち着いた曲なのでこんなカンジに。ラブラブなディアミリ目指したんですが…(うへ)なんだいこれ、って感じですね。心の中に根付く花って感じです、はい。

読んで下さいまして、ありがとうございました。

2003 7 22 伊予

「戻る」でお戻りください。